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のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

12/13 英語:あなたのその熱意、妬ましいわ!

こころの話 英語

 あと英語絡みで面白かったネタを。

 「嫉妬深い(しっとぶかい)」は英語で「jealous(ジェラス)」って言うんですね。
 日本語でも「ジェラシー」として良く知られています。
 似た語として「envy(エンヴィー)」があって、
 これはキリスト教*1だと「七つの大罪」に数えられちゃうような感情なんですが。

 でもこの「jealous」の語源を調べてみたら、なんと『熱意*2(zeal)のある(ous)』という意外な言葉でした。
 辞書には「zealous(ズィラス)」と言う単語も普通に乗っていて、そちらは普通に「熱心である」というプラスっぽい意味でした。

 つまり誰かに嫉妬する、ということも、ある意味での熱意といえる、ということかもしれません。
 まさしく「焦がれる」感情は、相手のことを強く思っていなければ、生じないものですし。


 ま、要は何がいいたいかというと。
 「jealous」「zealous」が示しているように、プラスとマイナスは紙一重なのかな~ということです。
 逆に言えば、自分が誰かに嫉妬することを、最初から無理に封じ込めなくてもいいのかなと。
 もちろんそれで誰かに危害を加えてしまうのは避けなければいけませんが。
 何かを頑張っている時ほど、誰かに強く嫉妬したり、
 相手に勝ちたいって思うからこそ、努力して伸びたりするものですしね。

 で、これは嫉妬に限らないんですが。
 いわゆる「マイナス感情」が心に湧いたとき、消そうとして逆に強くなっちゃうってありません?
 「こんなこと思っちゃダメだ!」と思って消せるならまあそれもいいですが、
 なんか余計にそのことだけが気になって、思いが強まったりしたり。
 あるいは無理にポジティブになろうとして疲れ、相手や自分が嫌いになったりすることもあったりして。

 もしあなたがそういう経験があって、それを避けたかったら。
 例えば「あいつが妬ましい」と思った時、それを否定するのではなく、
 「自分がそう思っていること」をまずは認めたうえで、「次に何をするか」を工夫したらいいのかな~と思います。
 つまり感情それ自体ではなく、接続の仕方を変えるのです。

 「あいつが妬ましい、だからあいつを引きずりおろす!」のではなく、
 「あいつが妬ましい、だからあいつと同じレベル*3まで行ってやる!」という風に。

 こういうのを「昇華(しょうか)」というわけですね。中3の社会とかで習うと思います。心理の話で。

 ま、急に思いや習慣は変えられないかもですが。
 あなたの中に湧いたエネルギー。妬ましいアイツを引きずりおろすのに使うより、
 せっかくなら自分をランクアップさせる「熱意」として使ってみません?
 同じ時間でも、自分の得になるかもよ~、という話でした。

 まあぶっちゃけ、他人のことだから言えるという所はありますけどね~。
 自分だとすぐ「キーッ!」ってなって頭働かなくなりますし。
 でも自分でもこうできたらいいなあ、という思いを込めつつ書きました。


◆用語
・妬ましいわ:『東方project*4のゲーム『東方地霊殿』に出てくる「水橋パルスィ」のセリフの一つ。
 パクリというよりは彼女をイメージしつつ本記事のタイトルは書かれた。
 ちなみに「水橋パルスィ」は筆者のお気に入りのキャラの一人である。種族は「橋姫(はしひめ)」という妖怪。

七つの大罪(ななつのたいざい/seven deadly sins):キリスト教の用語。wikipediaによると罪そのものというよりは「人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指すもの」らしい。
 すなわち傲慢(ごうまん)*5・憤怒(ふんぬ)・嫉妬(しっと)・怠惰(たいだ)*6・強欲(ごうよく)・暴食(ぼうしょく)・色欲(しきよく)の七つ。
 最近では同名の漫画『七つの大罪』が有名か。あとは漫画『鋼の錬金術師』にも出てくるなど、色んな所で使われている概念。

・昇華(しょうか):本文参照。
 社会や理科で出てくる概念。
 英語では「sublimation(サブリメイション)」。