のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

12/ 21 国語:作文/逆に『あかん』感じの文から考えると…!?

 国語の話ー。

 国語で出される「作文(さくぶん)」とかって、けっこう難しいですよね。
 サクッと書ける時もあれば、そうでない時もあったり。
 いつもどうもうまく行かないよー、って子もいたり。
 逆に、「文の読解(どっかい)」が苦手な子もいますね。
 「この文の要点(ようてん)を答えなさい」というのが苦手で
 「どこから抜き出せばいいのか…」という所で悩んでいる子もいます。

 自分で文を書くことと、書かれた文を読むこと。
 違うように見えて、二つのことは結構つながっていたりします。
 要は「その文のテーマは何か、意識すること」が大事な訳です。
 それがいわゆる「要点(ようてん)」ってやつですね。
 (要点とは「要(かなめ)の点」、つまり大事なところのこと。)
 なので今回は、「作文」の方から「文の要点」の話を。


 改めて、要点てのは「特に大事なこと、中心になること」です。
 文の中では、「その文が何を伝えたいのか」ってことであり、つまり「作者が何を伝えたいのか」ということになります。
 あなたが文を書こうとしている場合は「あなたが伝えたいこと」ということです。
 要点が分かりにくいと、読者が「結局何が伝えたいのさー?」って思ってしまいます。
 だからとりあえず、要点が分かりやすい文の方が良いわけですね。

 …と、言われても、「じゃあ要点分かりやすい文ってどう書けばいいのさ?」って思いますよね。
 残念ながら僕も「読みやすい、素晴らしい文」を書けるわけではありません。
 ですが「文を読みにくくするポイント」についていくつか考えてることはあります。
 そのためにまずは「すげー分かりづらい、あかん感じの文」を以下に書いてみますね。


<例文*1
「おお漆黒の闇の液体が誘うは地獄にして天国にして離れられぬ世界の鎖なりてかくも残酷に魂を掴む悪魔の見せる幻景はパリ・モンパルナス・セーヌ川のカップルが戯れる情景がキャッキャウフフと至福にしておおマリアージュの苦みと薫香と悦楽は私をとらえて離さぬ珈琲こそ万人の嗜好にして至高たる思考の試行なれりと賢人はすでに見破りしか祝福せよ喝采せよ未知の哀れなる愚者は急げやこれぞ摂理にして原理にして最終定理なり」

 …どうです、あかん感じがするでしょう?
 「俺には作文力なんてないんだ…!」と悩んでいた方。
 分かってもらえたかと思います、『下』には『下』がいるってことを…!(恥ずかしさに打ち震える筆者)
 これに比べれば大抵の人は作文力ありますよ、大丈夫です。

 ちなみに上の文章のテーマは「コーヒー」です。途中で「珈琲」ってのがこっそり書いてありますがそれがコーヒーのことなんですね。
 なので仮に「筆者の主張を7文字で抜き出しなさい」という問題があったら、答えは「コーヒーうめえ」となります。あんだけ長々と書いといて…!
 上の問題はわざと分かりにくく作ってあるので、読めなくても読解力がある訳じゃないんで大丈夫です。

 んで、上の適当な文章のどこが「あかん」上に「伝わりづらい」のか。適当に検証してみると、こんな感じになります。

・まずメインとなる「コーヒー」が漢字(珈琲)な上、途中で出てくるんで分かりづらい。
・句読点(「、」とか「。」)が少なくてめっちゃ読みづらい。
・やたら難しい感じの単語が多い。
カタカナ語がたくさん使ってあるけどよくわからん。多分筆者も分かってない。
・途中に「キャッキャウフフ」とか変な擬音語が入った。
・全部1行でダラダラ続くから読んでて飽きる。「にして」でやたら繋いでいる。
・筆者の「感想」の表現が独特すぎてわからない。

 …って感じですかね?とりあえず。
 上の文はさすがに極端ですが、実は一つ一つのことは、大人でもけっこうやっちゃう間違いだったりします。
 「読み手に賢く見せたくて、やたらカタカナ語や難しい漢字を使う」とか、
 「感動を伝えたくて、ついつい句読点も忘れてやたら長い一行を作ってしまう」とか。
 でも、それでかえって「何を伝えたいか分からん」って思われたら残念ですよね。
 なので、「自分もこうやっちゃう癖あるなー」って人はちょっと直してみるといいかもです。

 そして上記のポイントを踏まえたうえで書き直すと、こんな感じになります。


「僕はコーヒーが好きです。何故なら、あの苦みと独特の深い香りがとても好きだからです。
 僕は海外についてはよく知りませんが、飲むと原産地であるオシャレな外国・異国の風景*2が目に浮かぶ感じがします。
 みんなにお勧めしたいですね。まだ飲んだことがない方は、一度お試しあれ」


 こんな感じですね。特に「いい文章」ではありませんが、「わかりやすい文章」にはなったかと思います。

 最初から完璧な「いい文」を書こうとするとやたら力んでしまうことや、書けなくなってしまうことも多いものです。
 なので、いきなり「いい文」を書こうと力む必要はないと思います。
 もちろん最終的に目指すことは良い目標ですけどね。なかなか難しいし時間がかかります。
 だから最初のうちは、まずは「分かりやすい文」を目指してみるといいかと思います。
 
 そして、初手から「わかりやすい文」を書く必要もありません。
 最終的にわかりやすくできればいいのですから。
 国語の教科書に載ってるような文も、何度も書き直した結果ですし。
 もしかしたら編集者さんに何回もダメ出しを食らった結果かもしれません。

 だから作文の時、特に慣れないうちは、とりあえず書けそうなネタをさらさらっと紙に書いてみるといいかと。
 そしてそれを繋ぎ合わせればとにかく「文っぽいもの」を作れます。
 そして余裕があったら「分かりにくい文になってないかな?」とか
 「読んでる人に対して、自分が特に伝えたいことはなんだろう?」ということを考えてみてください。
 それを繰り返せば、その文は段々レベル*3が上がっていきますし、
 あなたの作文の力は伸びるんじゃないかな、と思います。
 てな感じで~。


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