のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

2/1 社会(歴史):「それどんな気持ちなのさー」って想像するゲーム

 社会の話ー。
 過去に地理で「土地」について書いた記事にタイトル似てますが、その応用版です*1
 ざっくり言うと、「いろんな出来事の理由を想像すると覚えやすくなるかも」ってことですね。
 特に「自分に結び付けて覚えると覚えやすい」ということです。


(前半)

 例えば、学校の社会の時間で「歴史」の出来事とか習いますよね。
 でも覚えるべきことはいっぱいあって、よく分からなかったり。
 興味がない人は「誰がいつ何をしようが知らねーし!」みたいな気分になるかもしれません。
 そう思ってると年表とかも単なる「文字の列」に見えてきちゃったりするかもです。


 でも、そういう時、出来事について「どんな気持ちでこれをしたのか?」と考えることで少しわかりやすくすることもできます。
 例えば昔の聖武天皇(しょうむてんのう)」は「大仏(だいぶつ)*2を作った人」として知られています。
 このまま「聖武天皇」=「大仏作った」と覚えることはできますが、これだと単なる暗記力(あんきりょく)勝負になりますね。
 だからちょっと理由を考えてみましょう。「何故聖武天皇は大仏を作ったのか?」
 それは「仏さまのパワーで世の中の乱れを治めたかった」という所が理由らしいです。(諸説あり)
 聖武天皇の時代、豪族が暴れたり、疫病が流行ったりしていた。だから大きな大仏を作って拝み、仏さまに世の中を平和にして欲しかった。
 今からすると「ナンセンス」に思えるかもしれませんが、昔はもっと神様や仏様のパワーを信じていた時代ですしね。

 ここら辺を抑えておくと「聖武天皇」=「大仏作った」だけでなく「←何故か:世の中が乱れていたから」という情報も付け加わります。
 これで「単なる暗記勝負」から、ちょっと情報を増やして有利になれます。
 そして上の知識は「当時は仏様のパワーが信じられていた」とか「疫病は危険だった」というサブ情報にもつながります。
 これらの情報はのちの浄土教(じょうどきょう)」、つまり「拝めば極楽いける宗教」の流行を学ぶときに役に立ちます。
 つまり色々考えてみることで、「聖武天皇」だけでなく「その時代についての情報」が手に入るので、その時代や近い時代に起こったことも理解しやすくなるってことですね。1個で色々お得。


(後半)

 んで、歴史上の出来事については「もし自分だったら?」と考えて理解する方法もあります。
 上記のように教科書の歴史は、興味がないと「なんか昔の他人が色々やった、よくわからん出来事の流れ」に見えます。
 聖武天皇には悪いですが、「聖武天皇、すげー金かけて大仏作ってやんの意味わからん(笑)」みたいに思うかもしれません。


 しかしここで「もしあなたが聖武天皇だったら?」と考えてみましょう。
 僕は聖武天皇について全然知らないので以下は全部フィクションです悪しからず。

 昔の時代、あなたが「聖武天皇」として朝廷(ちょうてい)のトップにいて、世の中がなんか滅茶苦茶である。
 「鬼*3の仕業」だか「ウィルス*4(これは今の視点)」だか知りませんが、疫病が流行って人死んでるし、飢饉(ききん)も起こる。
 豪族(ごうぞく)は言うこと聞かないで暴れる。
 「誰か何とかしてよー!」って気分になりませんか?

 そんな時、本人が思いついたか、部下が進言したか知りませんが、以下のようなことが言われるかもですね。
 「大仏作るともしかして平和になる…かも?」「なんかパワーあるっていいますし」
 そしたらあなたも、「うーん、ちょっと頑張って大仏作ってみる?」って気分になるかもしれません(分かりませんが)。

 ここら辺のことを考えると、もしかしたら実際の聖武天皇自身は、実はそこまで仏さまを信じてなかった可能性もあります(全く知りませんし資料も見てません悪しからず)。
 【日本史用語集によれば普通に信仰心厚かったようですが、ここでは置いときますすみません】
 つい「大仏作った」というので、聖武天皇は「信仰心にあつい」イメージで見てしまいますが。
 でも上のような流れがありうることを考えると、「仏さまとかあんま信じていないけど、なんかでかい大仏あると民衆が安心して、平和につながるんじゃね!?」というパターンもありえますね。
 必ずしも「大仏作った=本人が信仰心厚い」とは限らないと。
 つまり「仏さまは救い」とかじゃなくて、ある程度「ダメ元」でやってたかもしれないってことです。
 実際の「聖武天皇」じゃなくて、「聖武天皇になったあなた」とか「私」でも。
 もしそうなら、今の時代でも「景気回復に向けて色々やってみる」とかありますが、それに似てるかもですね。


 まあ上に書いたことは想像ですが。でもどうです、ちょっとだけ聖武天皇と自分との距離が「近く」なった気がしませんか?
 もちろん、昔の人の気持ちや思考は今とは違うので、「こうだったんだ!」って言いきることは危険ですが。

 でも、もし僕の書いたことを読んでなんとなく「近く」感じたなら、きっとあなた自身が考えればもっと歴史は「近く」なると思います。
 あなたの気持ちや、面白さのツボを知ってるのはあなた自身ですからね。
 それを利用すると「歴史」ってものがあなたにとって「理解不能な流れ」ではなく、
 「『わかるわー』って感じの出来事の流れ」になってくれるかもしれないですよ。
 そしたらやがて「面白イベントの流れ」になってくれるかもしれません。そうできたらいいですね!


 まあそんな感じで~。




追記
 歴史に限らず、「今社会に起きていること」に対しても、気持ちを考えてみることは重要かと思います。
 例えば国*5同士の争いなどに対して、「どうしてこんなことをするんだろう」と考える時、
 「あなたが悲しかったこと」とか「許せないこと」「あなたがケンカしたくなる時」を通して考えると、
 ちょっと理解が深まるかも知れません。
 それがあってるとは限りませんが、色々考えてみるのはいいかと思います。



◆用語集
聖武天皇(しょうむてんのう):701-756。当記事における「聖武天皇」像はフィクションであり、実在した聖武天皇とは関係ありません。
 用語集には普通に「深く仏教を信じ~」と書いてあったし。ごめんなさい。
 ちなみに奥さんの「光明皇后(こうみょうこうごう)」も仏教に厚く、「悲田院(ひでんいん)・施薬院(せやくいん)」を作って孤児や病人を救ったらしい。素敵!
 かなり社会事業を手がけているお二人である。ただ大仏作った時に出費と人死にが出たようなので何とも言えないが……。



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