のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

2/14 社会:「悪用(あくよう)」 ~防げ!ワルーイ・ノッポの陰謀~

 社会・公民的な話ー。
 「悪用(あくよう)」の話でございます。特に政治がらみの話を。
 内容的にちょっとワルい話になるので苦手な方はご注意を。


 「悪用(あくよう)」とは「悪いことに使う」ってことです。
 そして結論から言うと、どんなものでもたいていは悪用できてしまいます。
 例えば「猟銃(りょうじゅう)」でも人に向かって撃てますし、
 大工用のトンカチでガラス割って泥棒……とかもできるわけです。
 だから色んな「犯罪(はんざい)」が起きているわけなのですが。

 これは政治*1についても言えます。例は色々ありますが、
 今回言いたいことは「優れたシステムでも、メンツが変わるとアカンことになる」って感じです。
 その説明のためにちょっと例え話を書かせていただきますね。

………………

 ある所ある国に、一人の優れた「王(おう)」*2がいました。
 王は頭がいい上に心が優しいので、権力*3を持たせても悪いことはしません。
 だから物事をスピーディに決めるために、王様は絶大な権力を持つことにしました。
 色んなことは王様が決めます。お金がかかることも、かからないことも全て。
 民衆もそれで納得しました。そして夢のような良い国になりました。 

 しかし、王の命は永遠に続くわけではないので、「後継者(こうけいしゃ)」が必要になりました。
 王は後継者に「ワルーイ・ノッポ」(つまり筆者)を選びました。
 王が綺麗な心の持ち主であり、人を疑うことを知らなかったからもあります。

 ……しかし、あとはまあ、皆さんも予想がついているとおり。
 前王が死んでから、ワルーイ・ノッポは権力を使っていっぱい悪いことをしました。
 でも、その国の誰も彼を止められませんでした。
 1つには「王様にすべて任せます」というルールがあったから。
 2つには、みんな、考えることはすべて、すばらしい前王に任せてしまったので、
 国民はみんな、物事をどう考えればいいかわからなくなっていたのです……。


………………

 まあ、こんな感じですかね。変なおとぎ話はさんですみません。
 でもいわゆる「ワンマン」(一人にまかせるやり方)とか、人に頼ったものの弱点がここにあります。
 つまり「優秀な人材で動くシステムは、それが揃わなかったとき弱い」てことです。
 上の場合は「心の綺麗さ」も含みますかね。

 例えば政治の話。政府ってのは税金とかで沢山のお金を扱いますよね。
 んで、それを管理したり使ったりする人たちがいるわけですが。
 「すげー心の綺麗な人たち」なら、沢山のお金が目の前にあっても揺らがないかもしれません。
 場合によっては、帰る時以外は金庫にカギすら必要ないかもしれません。
 
 でも「そうでもない人たち」や「ノッポ」みたいなワルい人だと。
 「こんだけお金あったらもらってもいいんじゃね?」とか考えちゃいます。
 そして「鍵のない金庫」を見た時、そこからお金を盗んでしまうかもしれません。
 
 まあ「悪いのはお前じゃねーか!」と言われたら納得できないのですが。
 いろんな心の人がいるからこそ、「システム」や「ルール」がしっかりしている必要があるのですね。
 責任が誰にあろうと、そもそも大事なものが危険にさらされない方がいいわけです。

 例えば金庫にはカギをして、犯罪をしたくてもできないようにするとか。
 政治的な権力を分散させて、暴走を防ぐとか。
 公民で三権分立(さんけんぶんりつ)」*4ってのを聞いたことがあるかも知れませんが、あれも「俺一人で法律考えて使って裁いちゃうもんねヤッフー!」という暴走を防ぐためのものです。


 なので善人の方には心苦しいかもしれませんが。
 なんか緩そうなシステムやルールを見つけた時、あるいは何かルールを緩める時は
 「これ悪用されないかな?大丈夫かな?」って視点を持つと良いかと思います。

 そうすれば「ワルーイ・ノッポ」みたいなのは、事前に防げるかもしれません。
 もしくは、あなた自身が「ワルーイ・アナタ」になりかけた時、
 それを止めてくれるようなルールに救われるかもしれませんね。


 まあそんな感じで~。



追記
 「どんなものでも大抵は悪用できる」ってことは、
 裏を返せば「どんなものでも善用(ぜんよう)できるかも」ってことでもあります。
 まあ取扱注意なものも多いので悪用より難しいのですが。
 あと「善用」って言葉があるのか知りませんが。

 この善用できる事の中の一つに実は「悪いことを考える才能*5があります。
 「自分って悪いことばかり考えるなあ」とか「性格悪いな」と思ってつらい思いをしている人は、
 実は「悪いことへの想像力*6」を持っている分、「他の人を悪いことから守る」ことができるかもしれません。
 本記事でのたとえ話では、前王は悪を知らないがゆえに、ノッポの悪を見抜けませんでした。
 ですが「ワルイ」あなたなら、ノッポを止められたかもしれませんし、
 ノッポが王になってからでも、「悪いやつに効く対抗策」を思いついたかも。
 
 ま、マンガで言う所の「ダークヒーロー」みたいなもんです。「闇を持って闇を制す」みたいな。
 もしあなたが「悪い」人でも、「悪い人の世界」に染まってしまうだけでなくて、
 「悪い人ハンター」「対・悪い人ルールメイカー」って仕事があるかも知れません。



追記2
 一方で「悪を知りすぎると呑まれる」ということもあるようです。
 矛盾するようですがご注意を。
 海外ドラマの刑事に時々「犯罪を知りすぎて、自分が犯罪する方法を思いついてしまう」ってパターンがあります。ドラマですが。



◆用語集
・悪用(あくよう);悪いことに使うこと。
 関連用語:「不正(ふせい)」*7

・例え話:本当に起こったことではないので安心してください。
 でも歴史を見ていると、「代替わり」の時とか、した後にトラブルが多い気がする。
 前任者・親と全く同じ能力や心を持った後継者・子供なんていませんしね。

・前王:多分「ナンデモデキール・ココロ・キレーイ」とかそんな名前。しかし人を見る目はなかった。
 彼は「悪」を知らなかったので、「悪」を避けることができなかったのである。

・ワルーイ・ノッポ:
 本記事の大悪人。筆者の現身であるが、ある意味人間の悪の体現。
 だから多分あなたが心の魔の誘惑に打ち勝つと、こいつが「くっそー覚えてろよー!」みたいなことを言いながら、一昔前のアニメみたいな感じで走り去っていく(イメージ)。
 一応ちゃんと前王の墓は作った。多分。




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