のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

2/18 社会:事件とソフト(心)とハード(状況)の問題

 社会の話ー。
 暗い話と時事を含みます、ご注意を。
 内容はソフト(内面)とハード(外側)の話。


 ニュースで介護施設での殺人事件が話題になっています。
 詳しい動機などは分かりませんが、
 これに関連して「介護関係の人手が足りない」ということも報道されたりします。
 なんで人手が足りないかというと、
 国全体が高齢者が増えているのに加え、介護職の労働の頑張りに対して、給料がどうやら見合ってないことがあるようです。
 (これは介護職の方々・会社を批判したものではありません、ご了承を)
 まあ人手というのは大体「儲かる仕事」に流れやすいので。
 介護は仕事の性質上、おそらく「儲かる」タイプの仕事ではありませんし。
 (おそらくこれで「儲け」ようとするとすると入所代が高くなってしまう)

 犯人への処罰も大事かもしれませんが、*1
 もし事件の裏にそういった「ストレス」があった場合、
 似たようなことは発生する・もしく増加していく可能性があります。

 では、今後の対策としてどういったことができるでしょうか?

 よく言われるのが「今後は気を付ける」「教育を徹底する」ということです。
 「精神的に優れた人材を雇う」ということも重要です。
 どちらかというとソフト面の話ですね。もちろんそれらも重要だと思います。

 ですが、介護職の労働自体があまりにきつい・忙しい状況では、
 良い人材を雇っても辞めてしまったり、精神の調子を崩してしまう可能性があります。
 「1人でずっと30人の面倒を見ろ!」なんてなったら、そりゃミスだって出やすくなりますね。
 そこを「ミスなんて許されない!」と言っても、別に事態は良くならないわけで。
 つまりソフト面のみの対策にも限界がある、ということです。
 

 その場合は状況・制度の変更、つまりハード面の調整が必要です。
 例えば「人員自体を増やす」ということ。
 あるいは「給料を上げる」「待遇をよくする」ことで、
 介護職に人が集まる&続けていける状況にできれば、忙しさは少しマシになるかもしれません。

 まあ「そのためのお金をどっから出すんだ」という話ですが。
 今回は「方法」の話であって「できるかできないか」ではありませんので。
 でも例えばそのために「税金」*2を使うという手段もあります。
 「また税金あがんのかよー」という気分にはなりますが、
 「介護施設の状況を改善したいので、そのためにお金を使います」というなら、筋は通っているように思えます。



 痛ましい事件があると、つい犯人を「異常な人」としてソフト面にだけ着目しがちですが、
 犯人の「異常性(いじょうせい)」にだけ着目していると、背景にある「ハード面の問題」(忙しい、等)によって、
 また同じような事件が起こってしまう可能性があります。

 現実的にできることは少ないかもしれませんが、
 根深いものがあるなら、それに対してアプローチができるといいですね。


 まあそんな感じで~。


追記
 勝手な考えですが、なんか日本人は「してもらう」ことに慣れている気がします。
 つまり「仕事の範囲以上のサービスをしてもらうのが当たり前」みたいな。
 逆に言えば「頑張ればなんとかなる、的なことで片づけてしまう」みたいな。
 総じて日本人は真面目なのでそれをやってしまうようですが、
 システム*3やハード面の欠陥(けっかん)も、個人のがんばりでなんとかしろ、って感じもあるような。
 それが積み重なると、個人にかなりの負担がかかってしまいますね。
 しかもシステムやハード面に欠陥があっても放置したままになります。
 それを直すためには、ハードに目を向けることも大事かと思います。

 まあなんとなく思うだけなので、具体的なことは言えないんですが。すみません。
 あと諸外国の事情とはわからないまま言っているので、間違ってたら笑ってやってください。