学習の話+こころの話ー。
前回の過去記事*1「数学とカードゲーム」から思いついたことを。
「条件*2と能力、状況*3と才能*4」の話。
前回書いたように、カードゲームでは「特殊な状況で発動する能力」があります。
例えば「攻撃を受けた時発動する」とか「相手よりライフポイントが少ない時に発動できる」とか。
これを「条件と能力」の話と捉えると、人間にも結構似たようなことが言えるかなと。
例えば、「戦国時代」のように戦争(せんそう)が多い時に活躍した偉人と、
平和な時で活躍した偉人はまた違うタイプな気がします。
戦国ではある程度強引で大胆な人、荒々しい人が活躍できますが、
平和な時だとちょっと嫌がられるかもしれません。
そういう時では地味な作業でもこつこつやれる人や、気が長い人が活躍できるかも。
でも戦国時代で同じようにゆっくりやろうとすると、誰かにやられてしまう危険があります。
まあどっちがいいという訳ではなく、それぞれ向いた「条件」とか「状況」があるって話ですね。
カードゲームで例えると、時代:戦国の時、能力を発揮する」とか「状況:平和の時、能力を発揮する」って感じですかね。
だから、よく「若いうちに色々やっておけ」とか言われるのは、
経験積むためもありますが、「自分の能力・条件を確かめる」という意味もある気がします。
その状況になってみないと、自分がどれだけ動けるかは分かりませんからね。
言い換えると、一つの場所でうまく行かなくても、別の場所ではうまくいく可能性があるってことです。
だから「どーも俺うまく行かんぜ」って人で、関わってる場所がまだ少ない人は
いろんな場所に関わってみたり、「状況」を変えてみるといいかもしれません。
新しい「能力」が見つかるとまではいかなくとも、「自分の得意な条件」は見えてくるかもしれませんから。
まあ春なんでぼちぼち。
まあそんな感じで~。
追記
理科の「実験(じっけん)」は色々方法があってややこしいですが、
あれも「1つの物質が、状況を変えるとどう反応するか」ってことを見るものともいえます。
色んな方法を通すことによって、その物質の様々な能力が見えてくるわけですな。
追記2
あと「支援型(しえんがた)」のタイプの人の能力って見えにくい気がします。
つまり「周りをこっそり助けている」とか「やる気を出させる」ってタイプです。
この人がもし「自分は能力が低いけど、周りの能力を引き出す」ってタイプなら、
それぞれの能力の高さだけを見ていては、この人の良さは図れません。
例えば「100」の能力を持つメンツの中で「50」の人がいたら
「なんだよこいつ弱いなー!」と思って「100」の人と後退させてしまうかもしれません。
でももしその人が「周囲の力を50%増しにする」って力を持ってたら、
3人の「100」の人と組み合わせるだけで元が取れます。
具体的には50+150+150+150=500ってことになるので
この時点で100の人×4=400を超すんですな。
ゲームで言うと「補助役や回復役は攻撃力は高くないが、重要である」みたいなかんじです。
まあ世の中にはいろんな能力があり、見えやすさも違うってことですね。
*1:4/4 数学:メモ/数学とカードゲーム - のっぽさんの勉強メモ
*2:「条件(じょうけん)」については 6/7 数+国:論理的な問題とバレットエディット ~with ゴッドイーター~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「状況(じょうきょう)」については 2/10 国語:描写/絶望にアロハシャツは似合わない!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「才能(さいのう)」については 12/27 学習:「天才(てんさい)」タイプと「教師(きょうし)」タイプ - のっぽさんの勉強メモ を参照。