のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

4/27 国語:物語と「理想(りそう)」の不思議な関係! ~あ、その魔王倒しといたから~

 国語の話ー。変なタイトルでお送りしております。
 「理想(りそう)」*1についての話です。
 「現実の理想と物語*2の理想ってちょっと違うよね~」って話。
 以下では具体的には「有能過ぎる先輩キャラ作ると、話が作りにくい」の話をするのですが。
 過去記事「トムに弱点を追加します」*3の発展形です。
 物語の話なので特にオチはないです。悪しからず。


 マンガとか読んでいると、先輩や警察のキャラに突っ込みたくなることがあります。
 「こんなに性格悪かったらこの仕事務まらんだろう」とか、
 「いや、こんなには無能じゃないだろう」とか。

 でも逆に、先輩とか組織が有能過ぎると、それはそれで困ったことも起こります。
 それは「主人公の入る余地がなくなる」ってことです。

 例えば、現代の妖怪ものとか超能力事件ものですと。
 基本、警察は「妖怪ィ?超能力?何を言っとるんだね君は!」みたいな反応をするので、
 主人公が「警察は頼れない、僕が何とかしなきゃ……!」と決意する流れがある訳ですが。

 そこで警察が「犯人は妖怪……?可能性はあるな」と柔軟に対応してくれちゃうと、
 「相手が妖怪なら余計に危ない。君は証言だけして早く帰るんだ」「一応護衛も付けよう」みたいなことになって、
 「あ、後は警察に任せとけばいいや……。すごい安心感」と主人公が動かなくなってしまいます。
 下手するとあとは全部警察サイドの物語。「最初から主人公は警察にしとけよ!」みたいな。


 だから「未熟な主人公の成長物語」を演出したい時には、「先にある組織・人」の扱いが重要ってことですね。
 ファンタジー*4RPG*5でもずらっと並んだ軍隊とか見てると、
 「こんだけ人集まって魔王倒せないのかよ」「ていうか勇者一人に任せんな!」とか思ったりもしますが、
 だからといって軍隊が後ろついてきても困りますし(シミュレーションゲームになってしまう)
 先輩の戦士とかが有能過ぎて「あ、その魔王倒しといたから」と言われるとそれはそれで困ります。
 物語が始まりません。


 現実では「理想の先輩・組織」と言うと有能な人物になりますが、
 物語での「理想の先輩」というとちょっと違う訳ですね。
 「有能でも隙のある人物」「むしろ無能な人物」「トラブルを起こしてイベントを起こす人物」の方が、
 物語では「理想」ということになるのかもしれません。


 まあそんな感じで~。


◆用語集
・先輩(せんぱい):先にいる人。学園モノとかだとやたら主人公にケンカを吹っかけてきたりする。
 あとゲームとかであまりにも性格が悪いと「この国、守る価値あるのか?」と疑問になってしまうので注意。
 有能かはさておいて、主人公に親切にしてくれるとゲームへの感情移入もしやすい。
 でもあまりに感情移入しすぎると、「ここは俺に任せて早く逃げろ!」イベントの時にすごく辛い思いをする危険もある。

・警察(けいさつ):英語で言う「police」。犯罪を取り締まり、平和を守る組織。
 なのだが、小説とかだとやたら無能だったり腐ってたりする。
 そして有能な警察官は大体死んでしまったりする。何てことだ。

・軍隊(ぐんたい):戦う人々の集団。
 よくファンタジーとかだと「○○軍団、壊滅!」みたいなことになって結構なスピードで消費される。
 でもそこで人がいっぱい死んでいると考えると、何ともな気分になる(個人的感想)。
 ギャグっぽく「うわー!やーらーれーたー!」と吹っ飛んでいるだけならまだいいのだが。

・あ、その魔王倒しといたから:どや顔で言われるとイラッと来そう。
 逆に「敵が有能」でもそれは困ったことになる。
 ネタであるのが「勇者が幼いころに魔王が攻めてきて始末しちゃった」パターン。
 魔王さん大人げないっすよ!それは!

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