英語の話ー。
ネタが思いつかないので
真面目に「受動態(じゅどうたい)」の話を。
「受動態(じゅどうたい)」ってのは「(人に)~される」というのを言い表すための形です。
いわゆる「受け身」の文ですね。
英語では主に「be動詞*1+過去分詞」によって表現されます。
例えば
「This PC is used by me.(このPC【パソコン】は私によって使われている)」
みたいな感じです。
普通の文を「能動態(のうどうたい)」と言いますが、
能動態を受動態にする場合、目的語と主語が入れ替わることが多いです。
例えば
「I like Tom.(私はトムが好きです)」(能動態)
→「Tom is liked by me.(トムは私に好かれています)」(受動態)
といった感じです。
「主語:私、目的語:トム」だったのが
「主語:トム、目的語:私」に入れ替わっていますね。
ちなみにこの受動態の使いどころですが、
非生物が主語になる事も結構あります。
「The Edo castle was made in 1457.」
(江戸城は1457年に作られた。)
とか。
また上で使っているように過去・未来系などと組み合わせることによって
色々表現に幅が出て面白いのですが、そこら辺はまた今度。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに受動態のことを「passive voice(パッシブ・ボイス)」といいます。
RPG*2とかでも、いつも効果が発生しているスキル*3を「パッシブスキル」、
逆に自分で選んで発動させるスキルを「アクティブスキル」などといいます。
ここでのパッシブ(passive)は
「選択式じゃない→常に効果発生」という意味で使われているようです。
◆用語集
・受動態(じゅどうたい):
受け身で表す文の形。
英語では「passive voice(パッシブ・ボイス)」など。
(「voice(ボイス)」が「態(たい)」を表している)
「Aが~する」ではなく「Aが~される」という文のこと。
・能動態(のうどうたい):
「~がする」という形の文。基本はこれのほうが多い。
英語では「active voice(アクティブ・ボイス)」。
・パッシブスキル:
「passive skill」。RPGなどに出てくるスキルの一種。
自動的に効果が発動されるものを言う。常に発動してたり、条件*4があったりするが。
例えば「常に防御力+5」とか「HP20%以下の時、攻撃力上昇」とか。
その名の通り、受け身なスキルといった感じ。
アクティブスキルの方が効果が強かったりするが、
こちらはMPコストがかからなかったりするので、省エネ。
関連用語:「特性(とくせい)」【ポケモン】*5
・アクティブスキル:
「active skill」。RPGなどに出てくるスキルの一種。
選択して発動させるものを言う。こちらの方が「技」のイメージが強い。
例えば「敵に15ダメージ」とか。
強力だがMPなどコストがかかることが多い。
*1:「動詞(どうし)」や「主語(しゅご)」については 12/8 英語:「基本5文型(きほんごぶんけい)」って何さ? +四天王(してんのう) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「RPG」については 3/14 こころの話:人生(じんせい)/君と道を行くRPG - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「スキル」については 12/1 数学:「文章題(ぶんしょうだい)」は難しい - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「条件(じょうけん)」については 10/11 数学:プログラム/ロボに指示(しじ)を出すゲーム! ~条件(じょうけん)と予約(よやく)のゲーム~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:ゲーム『ポケットモンスター』系における「特性(とくせい)」については 4/24 国+生:この「絖(ぬめ)」は「ぬめぬめ」ですか? ~絹織物の「絖(ぬめ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。