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のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

10/5 社会:文明の進化と、欲望の方向 ~物が改良される方向~

 社会の話ー。
 「物がどんな方向に変わるかは、使う人の思いが関わるねー」という話です。
 でも微妙に英語とか国語にも関わってくる話です。



 先日、社会科で、戦後の「三種の神器(さんしゅのじんぎ)」とか「3C(サンシー)」というのをやりました。
 (「三種の神器」=白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫、
 「3C(サンシー)」はカラーテレビ (Color television)・クーラー (Cooler)・自動車 (Car) の頭文字です)
 文明が進むと物はどんどん便利になっていくわけですが。

 改めて考えてみると、 ある物が改良される「方向(ほうこう)」というのは結構決まっています。
 例えば、上の「三種の神器→3C」ではテレビがカラーテレビになって画像が「より綺麗に」なってます。
 食べ物は大抵「よりおいしく」「より栄養がある」方向に、
 電話などは「より軽く」「多機能に」「使いやすく」、
 ビルなどは「より高く」「より頑丈に」改良されてきた、といった感じです。

 もちろん電話とかを「より重く」することもできますが、あんまり意味がないですね。
 耐久性を高めるために仕方なく重くなることは合っても、基本は使いやすいように改良されていきます。

 また、これを延長して考えると国語や英語の問題に結びつけることもできます
 何故なら「ある物に結びつく『形容詞』*1はけっこう決まっている」とも言えるからです。
 例えばテレビについては「美しい(beautiful)」とか「色鮮やかな(colorful)」、「軽い(light)」といったものがよく使われるわけです。
 逆に食べ物に使う「美味しい(delicious)」とかビルに使う「高い(tall)」という形容詞はテレビには使いませんね。
 言わばそれぞれのものは、それぞれの方向へ進化していくわけです。
 なのである英単語を学ぶ時は、それを使った例文*2を一緒に学んでおくと便利だったりします。
 「この品物については、どういった機能が求められるのか」というのも学べるので。
 それは上で言う「欲望(よくぼう)」の方向をつかむ、ということにもなります。社会科のトレーニングも兼ねていますね。

 過去の物の変化を見ると、その物が歴史の中でどういう役割を果たしてきたのか、何となく見えてきます。
 また、その「欲望の方向」というのを意識すると、ある物が今後どういった風に改良されていくのか、も想像しやすいです。
 いわば過去と未来がちょっと理解しやすくなるかもしれません。 

 欲望というとアレですが、言い換えればそれぞれの「人の思い」とも言えます。

 いまの世の中は先が見通しにくい感じもしますが。
 歴史の教科書*3を見る時、
 「俺は人の思いを感じようとし、未来や過去に対する目を養ってるんだ……!」
 と思うと、ちょっと楽しいかもしれません。



 まあそんな感じで~。



追記
 進化・改良されていくのは日常にあるものだけではありません。
 武器*4や兵器は時代と共に「より人を殺せるように」「殺しやすく」改良されていくことになります。
 または「悪いこと」、「悪いことの手口」というのも、時代によって色々変化してます。
 そういうことについても、その根っこにある「欲望」を意識してみると、わかりやすいかもしれません。
 例えば、世の中で強盗殺人事件が多発している時。
 そこにあるのが「よりお金を儲けたい」「より楽にしたい」という欲望があったなら、
 社会の不景気とか、金銭の問題を何とかすれば、事件は減るかもしれません。
 でもそこにあるのが「他人などどうでもいい」「怒りを誰かにぶつけたい」ということなら、
 金というよりは社会の「思想」や「教育」などからのアプローチが必要になるでしょう。

 
追記2
 「欲望」と書くとなんか「余裕があって求めている」感じもしますが
 生きるか死ぬかの状況で生き抜くことも、ある意味欲望の追求であります
 (「欲求」といった方が正しいかもしれません。「生への欲求」。)
 必死に生活を成り立たせようと工夫をし、必要に応じて色んなものが進化したりもします*5


◆用語集
・文明(ぶんめい):人間の作り出した技術など。英語だと「civilizationシヴィライゼーション)」。
 歴史の「世界四大文明」などでも知られる単語。
 「文化(ぶんか)」に比べるとより「直接的に役に立つ」ことを指すことが多い印象。
 例えば文化は文芸や芸術を指し、文明は科学技術などを指す感じ。

・進化(しんか):生物*6が(主に優れた方へ)変化していくこと。
 英語で言うと「evolution(エヴォリューション)」。
 公転や革命を表す「revolution(レヴォリューション)」*7と似ているがまた別もの。
 そして意味的に似た言葉である「成長(せいちょう)」*8については過去記事参照。
 しかし何が「進化」かはシンプルに言えない所もある。詳しくは下記の「改良」の欄を参照。



・欲望(よくぼう):何かを欲しがる心。英語では「desire(デザイア)」。
 必ずしもマイナスではないのだが、人間が欲に狂うことはよくあるので若干マイナスイメージ。  
 プラスイメージの場合は「希望」「想い」「願い」などと表現されることが多い。
 色んな「宗教(しゅうきょう)」*9は、この欲望とどう向き合うかによっても特徴が出ることも多い。
 大体はどうにかして欲望をコントロールしようとするが、
 まれに「望むままにせよ」というのも出てきて、いきすぎて「邪教」認定されたりもする。

・方向(ほうこう):物の向き。
 英語で言うと「direction(ディレクション)」。
 「direction」には「誘導」という意味もあり、手品(マジック)やマンガ『黒子のバスケ』で有名な「ミスディレクション(misdirection)/誤った方向への誘導」はここから来ている。


・改良(かいりょう):より良い方向へ改造すること。英語で言う「improvement(インプルーヴメント)」。
 テンポ重視のため本文では略しているが、ここで言う「改『良』」の「良さ」は、あくまで改造する本人にとってのものである。
 それが他の人にとってはどうか分からない。
 例えばある地域の工場の性能を上げたら、川の下流の町が汚染(おせん)*10された場合、
 それは工場の街にとって「改良」だが、下流の街にとって「改悪」であるという感じ。
 上手い話には大体裏があるのでご注意を。
 自分の利益*11を追い求めて思わぬ損害を出したり、または後で自分の損にさえなるケースもある*12


三種の神器(さんしゅのじんぎ):
 日本史の高度経済成長期の用語として出てくるが、日本神話の「三種の神器」が元ネタ。。
 なのでWikipediaでは「三種の神器(電化製品)」みたいな感じで区別されていた。


benkyoumemo.hatenablog.com

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*1:「形容詞(けいようし)」については 12/18 英語:形容詞・副詞/言葉に魔法をかけるもの - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「例文(れいぶん)」については 1/2 英語:いい『例文』は記憶を進ませる!…気がする - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「教科書(きょうかしょ)」については 12/1 英語:比較級・最上級って便利よね、という話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「武器(ぶき)」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:過去記事7/10 歴史:サバイバルと「石器(せっき)」 ~石器時代のゲームプレイヤー!?~ - のっぽさんの勉強メモにも絡む話なので、良ければご覧ください。

*6:「生物(せいぶつ)」については 1/9 英語:素材/生物系あれこれ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「レボリューション」については7/6 理+社:「公転(こうてん)」と「革命(かくめい)」 ~2つのレボリューション~ - のっぽさんの勉強メモを参照。

*8:「成長(せいちょう)」については 10/4 学習:ゲームと「成長(せいちょう)」のシステムについてのメモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「宗教(しゅうきょう)」や下記の「日本神話」については 12/17 社会:水と宗教の話(ざっくり仮説) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「汚染(おせん)」については 6/13 社+英:街づくりに関わる英単語 ~withシムシティ ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:「利益(りえき)」については 4/21 数+社:売買ゲーム ~儲けと借金のシステム(軽く)~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:過去記事の4/21 数+社:売買ゲーム ~儲けと借金のシステム(軽く)~ - のっぽさんの勉強メモで少し扱っているので、良ければご覧ください。