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のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

11/25 社会:「失敗」から生まれるものの話 ~肉じゃが、アメシスト、セレンディピティ~

社会

 歴史の話ー。
 有名な話ですが「肉じゃが」についての話と、「失敗」*1についての話を。


 まず「肉じゃが」についての話。
 今でこそ家庭料理の代表格、みたいな感じですが、その誕生については面白いエピソードがあります。

 海軍の「東郷平八郎(とうごうへいはちろう)」という人物が昔、イギリスに留学していた時に
 ビーフシチューの味をえらい気に入ったそうで。
 日本に帰ってから料理長に作ってもらおうとしたのですが、料理長はビーフシチューなど知らず。
 しょうゆや砂糖を使ってイメージで作ったのが「肉じゃが」となった……という話です。
 単なる都市伝説ではないかという話もありますが、それでも面白いですね。


 逆に言えば、この時、東郷さんが正確にシチューの情報を伝えることができていたら、
 あるいは料理長がビーフシチューを正しく再現できてしまっていたら、
 今日の「肉じゃが」というものはなかったのかもしれません。


 そんな風に、「失敗」から生まれる面白いものは他にもあります。

 例えば宝石*2には「アメシスト」という綺麗な紫色のものがあるのですが、
 この色は「格子欠陥(こうしけっかん)」によって生じたもの、
 つまり構造上の欠陥によって生じたものと本に書いてありました。
 だとすると、これもある種の「失敗」によって生まれたものといえるかもしれません。
 構造的には失敗かもですが、人間にとっては美しくみえる、と。


 あと「失敗」に関しては有名な「セレンディピティ」という言葉もあります。
 これは「思いがけないことを発見する能力」を意味する言葉で
 詳しくは省きますが、おとぎ話『セレンディップの3人の王子』から生まれたものです。
 王子たちは失敗しますが、それが結果的に良い方向につながっていく、という感じになっています。


 日常では失敗するとへこみますが、そこから生まれるものもあるかも知れません。
 素直に「失敗を反省する」のももちろんいいですが、
 ついでに「思ってもみなかったことを収穫する」ってこともできると、ちょっと面白いかもしれませんね。


 まあそんな感じで~。


追記
 wikipediaの「セレンディピティ」の欄には、セレンディピティと思われる様々な科学的発見も載せられています。
 見てみると面白いかもしれません。
 テレビで移されるような「成功した人」というのは「最初から成功した人」に見えることもありますが、
 色々やって失敗したり、あるいは失敗から思わぬものを得たりしてるようです。


◆用語集(敬称略)
・ビーフシチュー:英語で書くと「beef stew(ビーフ・スチュー)」。
 いわゆる茶色っぽかったり黒かったりするシチュー。
 全体としての「シチュー(stew)」は「煮込み料理」的な意味。
 
アメシスト(amethyst):アメジストとも。紫色の水晶*3
 和名ではそのまま「紫水晶(むらさきすいしょう)」という。 


・格子欠陥(こうしけっかん):
 英語で言うと「lattice defect(ラティス・デフェクト)」。


セレンディピティserendipity):
 ざっくり言うと、本来の目的とは違うものを偶然発見すること。
 当然何かを見つけても「これは目的の役に立たない」と思ってすぐ捨てると発展しないので、 
 ある程度視野を広げておくことが必要。 
 しかしこれからの時期は「大掃除(おおそうじ)」のシーズンでもあるので
 むしろ「断捨離(だんしゃり)」の精神で捨てていくことが大事になるかもしれない。
 余裕は持ちつつもそれに捕われない……一度にやろうとすると難しい。
 ちょっと関連用語:「多様性(たようせい)」*4


東郷平八郎(とうごうへいはちろう):1848-1934。海軍軍人。
 「日露戦争(にちろせんそう)」などでの活躍で有名。
 日本の各地には彼を祀る「東郷神社(とうごうじんじゃ)」*5というものもある。



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