体育+社会の話ー。
今度中学校の「新学習指導要領」で、
体育の「武道(ぶどう)」の種目の一つに「銃剣道(じゅうけんどう)」が明記されたということで、
「銃剣(じゅうけん)」についてのメモを。
筆者には深く語るのは難しいので、ここでは銃剣について書くことにとどめます。
「銃剣(じゅうけん)」とはその名の通り、銃*1の先とか下につける剣*2のことです。
まあ武器の一種ですね。
特に長いライフル銃などにつけるイメージがあります。
英語では「bayonet(バヨネット)」。
ゲームでも時々出るので、そちらで聞いたことがあるかもしれません。
なぜこのようなものがあるのか?と言いますと、
銃は近距離*3では使いにくいからですね。
銃は遠距離では一方的に攻撃できますが、
距離を詰められると、撃とうとしている間に斬られたりします。
近距離戦では剣とかの近距離武器の方が素早く動けて便利なわけです。
そのため銃兵は他の槍兵(そうへい/やりへい)とかで守るのがセオリーだったようですが。
『ゲームシナリオのための戦闘・戦略辞典』などによれば、
この「銃剣」を銃兵(じゅうへい)が装備することで、簡単な槍兵みたいなことができます。
これによって「攻撃力(あるいは近距離戦での防御力)が上がった」みたいなことが書いてあります。
銃剣による攻撃方法は、主に「刺突(しとつ)」*4、つまり「突き」になります。
銃の先の方につけた剣なので、斬りにくいですしね。
「銃剣道」でも有効となるのは刺突のようです。
銃を真似た「木銃(もくじゅう)」で付き合う競技の用です。
今はスポーツ*5競技としての人口は少ないようですが、
もしかしたら皆さんも手にする時があるかもしれません。
今回はまとめメモなので特にオチはなし!
まあそんな感じで~。
◆参考文献
・山北篤,2015,『ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典 ファンタジーに使える兵科・作戦・お約束110 』,SBクリエイティブ
◆用語集
・銃剣(じゅうけん):
英語では「bayonet(バヨネット)」。
Wikipediaによれば、フランスのバイヨンヌ地方での農民同士の争いから偶然生まれたという。
関連用語:「AK-47」*6
似てる語:「bay(ベイ)」*7
*1:「銃(じゅう)」や「武器(ぶき)」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「剣(けん)」については 12/19 社会:お姫様(おひめさま)と一狩り行こうぜ! ~姫(ひめ)のイメージと実際~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「距離(きょり)」については 12/18 数学:速度と思ったらソシャゲだった!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「刺突(しとつ)」については 1/6 理科:圧力(あつりょく)/点・線・面と、物理攻撃の話! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「スポーツ」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:自動小銃「AK-47」については 8/8 ゲーム+社:色々気になった言葉メモ(ゲーム+歴史) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:英語「bay(ベイ)」については 9/9 英+学:「ベイ」と「ベイ」は違いますか? ~4つの「bay(ベイ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。