のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

6/20 数+ゲーム:必殺技までの時間を計算するゲーム! ~『モンスト』と「公倍数(こうばいすう)」~

 数学+ゲームの話ー。
 「公倍数(こうばいすう)」*1についてのメモです。
 スマホゲーム『モンスターストライク*2を参考に。


【前半】公倍数の説明

 まず「公倍数」とは何かという話を。
 「公倍数(こうばいすう)」というのは、「ある数Aと数Bの共通の「倍数(ばいすう)」ですね。
 ざっくり言うと、2つの数に色々かけていって、重なるタイミングの数字*3のことです。

 例えば数字の「2」に
 「2×1」、2×2…という風に色んな数をかけていくと、答えは

 2、4、6、8、10、12…

 という感じで続いていきます。

 「3」で同じことをやると

 3、6、9、12、15、18…

 という感じです。
 これらが「にしていった」ということで「倍数(ばいすう)」です。
 それぞれ「2の倍数」「3の倍数」という風に言います。


 で、この「2」と「3」の数字の列を見ると、同じ数字が入っていることにお気づきでしょうか?

 2の倍数の列:2、4、、8、10、12
 3の倍数の列:3、、9、12、15、18…

 という感じです。

 そう、ここでは「6」と「12」ですね(もちろんもっと大きな数字もあります)。
 これを、「2と3の公倍数(こうばいすう)」というわけです。
 まとめると「6と12は2と3の公倍数である」って感じですか。

 「公(こう)」には「共通する」という意味があるので、
 公倍数とは「2つの数字の倍数の中で共通するもの」ってことですね。



【後半】モンストやらと絡む話

 で、例えば『モンスト』を使ってこの公倍数が考えられるのでは、と思いまして。
 というのも、『モンスト』では「ストライクショット」というシステムがあるのですが、
 キャラクターごとに必要な時間(「ターン」)が違います。
 これを使って公倍数について考えてみましょう。

 まあ「ストライクショット」というのは長いのでここでは「必殺技(ひっさつわざ)」*4とします。
 とても強い技、みたいな感じですね。


 例えば「必殺技を2ターンごとに撃てる」キャラと
 「 〃 を3ターンごとに撃てる」キャラがいたとしましょう。

 撃てるようになったら撃つ、とすると、
 「2ターンごとに撃てるキャラ」が必殺技を撃てるタイミング*5

 2ターン目、4ターン目、6ターン目…


 「3ターンごとに撃てるキャラ」が必殺技を打てるタイミングは

 3ターン目、6ターン目、9ターン目…

 ということになります。
 ちょうど上の「2の倍数」「3の倍数」と同じですね。

 で、ばらばらに撃っていてもいいのですが、揃えて撃つと威力は高そうです。
 そのためには「両方そろって必殺技を撃てる」タイミングが知りたいですね。

 ここでは「公倍数」を利用することで、
 「両方そろって必殺技を撃てる」タイミングがわかります。

 上で書いた「2と3の公倍数」が「6」と「12」だったので、
 「6ターン目」「12ターン目」には、両方のキャラがそろって必殺技を撃てることになります。
 6ターン目と12ターン目は、高いダメージが出せそうですね。


 まあ『モンスト』だけでなく他のゲームでも時間経過で必殺技を撃てるものは多いです。
 そろえて撃つとより威力が上がるものもあるので、覚えておくと便利かもしれません。


 まあそんな感じで~。




 関連自作ゲーム:『必殺技ツクッテミール』*6



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