のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

8/10 社会:戦争を回避するために、戦争の両面を語りたいという話

 社会の話ー。
 「戦争*1について色んな事を知っといた方が、避けやすくなるかも」って話です。

※注意
 文が長いうえにかなり偏っている面があります。
 あとネガティブだったり、人によっては不道徳*2におぞましく感じることが書いてある可能性があります。
 ごめんなさい。


 夏ということで戦争に関する記事・話を多く目にします。
 少し前の8月6日は広島*3原子爆弾*4が落とされた日であり、
 昨日8月9日は、長崎に原子爆弾が落とされた日でした。

 体験者の方などによって「戦争の悲惨さ」を伝えようという活動がなされ、
 「戦争をしてはいけない」「核兵器を使ってはいけない」ということが言われます。

 もちろんそれらの活動も重要である、と思います。とても大事です。
 ですが、筆者はまた違った側面についても考えることは大事かと思います。

 あえて誤解を恐れずに言えば、
 「戦争の被害」や「戦争の悲惨さ」だけではなく
 「戦争のメリット」「戦争を起こす理由」なども考えたり、伝えたりする必要があるかと思います。
 被害者の方にとってはおぞましい言葉かもしれませんが…。


 何故かというと、それらを理解しなければ戦争を止めるのは難しいと思うからです。


 もちろん悲惨さや痛みを伝える活動はとても大事です。
 筆者も「戦争は何も生まない」「戦争で得るものはない」という言葉が、説得力のないものとは思いません。

 しかし一方で、なぜ、歴史上で何度も戦争は起こってきたのでしょうか?
 本当に得るものがないのなら、人はなぜそれを行ってきたのでしょうか?
 それは、(誤解にせよ)そこに「得るものがある」と思うもの、あるいはその起こる理由があったのではないでしょうか?


 ざっくり言うと戦争は色んな事によって起こると思います。

 お金*5の問題によって、宗教*6によって、憎しみ*7によって、民族*8問題によって。
 プライドによって、政治*9によって、領土*10問題によって、食糧*11問題によって。

 あるいは計画的に、あるいは偶然に。
 あるいは政治で追い込んで、相手側から戦争を起こさせることだってできるかもしれません。

 それらを「愚かな行為」とすることはできます。
 全てのメリットは誤解だということもできます。

 でもその「愚かな行為」がなぜ起こるのか、のメカニズムを理解していなければ
 同じことは何度だって起こるでしょう。
 そして誤解ならば、それがどういう誤解なのかを丁寧に説明しなければ、本人にとっては納得できないでしょう。
 それは変わらず、人を動かすモチベーション*12や「動機」*13)であり続けます。

 それらが解消できなければ、
 戦争の悲惨さを伝える横で、未来で、違う場所で、
 容赦なく、あるいはあっさりと戦争は起こってしまうかもしれません。



 悲惨さを理解することで、戦争が止まるなら、それは幸せなことです。
 しかしみんながそれを理解できるとは限りません。

 これは過去「いじめ」*14についての記事でも書きましたが、
 悲惨さや痛み*15がストッパーにならない人間に、それらを伝えるだけではその行為を止めることはできません。

 あるいは痛みを理解した人々でも、
 他にもし「戦争を起こさざるを得ない理由」を得てしまったり、
 その人々に「戦争を超える悲惨」が起こってしまったとするならば、
 痛みや共感というストッパーを超えて、戦争は起こるでしょう。


 世界ではすでにいろんな戦争がなされ、
 被害を受けている人も多くいるにも関わらず、
 それにも関わらず戦争は起こっている、ということを考えると、
 被害の経験や痛みの理解だけでは、もしかしたら(残念なことに)不十分かもしれない、と思います。



 ここまでめちゃくちゃ暗く、ひどいことを書いてきました。
 ご気分を悪くしたかもしれません。ごめんなさい。


 でもこれらの「戦争の理由」については、実は逆にポジティブに考えることもできます。
 つまりもし、戦争にメリットがあるとするならば、
 それを上回るメリットを与えられれば起こさなくていいかもしれない、ということです。


 戦争が本当に話の通じない人によってなされるなら、きっとどんなことを言っても止められません。
 あるいはどうしても戦争を起こしたい人や、戦争自体が好きな人も同様です。

 しかし、メリット目当てに戦争を起こす人に対しては、交渉の余地があります。
 すなわちそのメリットを与えてあげればいいので。

 犯罪*16で例えるならば、餓死しそうだから窃盗や強盗を働こうとしている人には、
 食べ物を与えればそれは止められるかもしれません。

 武器*17の商売で稼げるから戦争を起こさせたい、という武器商人には、
 それを上回る商売を与えられれば、戦争は回避できるかもしれません。


 まあ簡単なことではないのですが…。

 言ってみれば「悪の先回り」といったところでしょうか。
 ある行為が悪いものだとして、それにつながるもの、それが目指すものを理解することで、
 早めに回避することができるかもしれない、ということですね。


 これらのことができるためには戦争のいろんな面について知っている必要があります。
 だからこそ、戦争の悲惨さと共に、
 戦争のメリットや理由について知ることも大事、と考えるわけです。
 (逆にメリット方面だけでもダメです。アンバランスなので)


 まあぶっちゃけリスクもあります。
 戦争のメリットや魅力、というものを語ったり調べたりすることは、
 そっちの道に進んでしまう危険性を持っているので。

 でも一方で「戦争は悲惨だ」ということを前提にして、
 メリット的なものについては教えない、というのもリスクがあります。
 何故なら後で得た「反対側の情報」というのは、なんか真実っぽく見えるので。


 例えば新しい若い世代*18が「何で戦争が起こるのか?」ということを良く知らないまま
 後で隠されていた大量の「戦争のメリット」に触れたら、
 「大人は嘘をついていた!こっちが真実じゃないか!」とか
 「戦争って実に意義深いじゃないか!」とか思ってしまう可能性もあります。
 (そして教えられた「悲惨」は忘れてしまう)
 悲惨もメリットも、あくまで一側面から見た情報なのに、です。


 これを回避するためには、両側面の情報をちょっとずつ取り入れていくことが重要かと思います。
 「悪」に関しては予防接種(よぼうせっしゅ)みたいな感じですかね。
 上に書いたようにノーリスクではないですが、予防接種自体もノーリスクではないですし。



 戦争をこの世から消し去る手段、というのは筆者には到底思いつきません。
 ですが、せめて戦争自体を減らすことはできるかもしれません。
 上に書いたことはその一例ですね。


 まあ拙い文ですので
 上に書いたことは「ねーわー」とか「浅い」とか思ってくれていいのですが、
 よければ皆様も戦争について、ちょっと考えてみてください。
 良い意見プリーズ!


 長文読んでくださりありがとうございました。


 まあそんな感じで~。




追記
 本文で「世代」について少し書きましたが、
 例えある世代が素晴らしい知識を持っていても、それが次の世代にうまく伝わるとは限りません。
 特に「体験(たいけん)」や「経験(けいけん)」は本人のものですしね。
 時々「体験しないとわからないものがある」と言いますが、
 それに従うと実際に戦争を体験した人と違う世代には、その感覚は分からないことになります。
 するとその話を理解することは、どうしても少し難しくなりますね。

 そこを埋めようとするのが、学習や教育というものですが、
 これも一度「言葉」にしている以上、うまく伝わらないという可能性もあります。
 それについては学生の皆様の方がよくわかるかもしれません。
 先生が語ってくれたことが、そのまま頭に入る、ということはなかなかないですし。

 もっともこれもネガティブなことだけではありません。
 新しい世代だからこそ、新しい感じ方をできることもあるかもしれませんし、
 一度言葉にするからこそ、見えてくるものもあるかもしれません。
 完璧を目指せばきりはなさそうですが、まあ色々やりようもあるってことですね。



◆用語集
・メリット:
 「利益」や「利点」「長所」という意味。それによって得られるもの。
 英語のスペルでは「merit(メリット)」。
 反対に失われるものは「デメリット(demerit)」という。接頭辞「de-」で意味が逆転している感じ。

長崎県(ながさきけん):
 日本の県の一つ。県庁所在地は「長崎市」。
 県の木は「ヒノキ」、「ツバキ」、県の花は「雲仙ツツジ」、県の鳥は「オシドリ」。
 あとWikipediaを見たら県の魚がめっちゃ多かった。四季に合わせているので、興味がある方は調べてみるといいかも。

・リスク:
 「危険性(きけんせい)」のこと。ある事態が起こってしまう恐れ。
 英語のスペルでは「risk(リスク)」。
 危険な事態が起こる確率*19が高かったり、その時の被害が大きいようだと、「リスクがある」「リスクが高い」などと言われる。


・予防接種(よぼうせっしゅ):
 医療(いりょう)の一方法。
 わざと弱い菌を入れることによって、体に免疫を作り、あとでその病気にかかった時の被害を減らしたり、またはかかりにくくしたりする、という方法。
 英語では「vaccination(ヴァクシネーション)」。
 つまりいわゆる「ワクチン(vaccine)」の「接種(せっしゅ)」。
 「となるような弱い菌にさせる」みたいな。
 関連用語:「予習(よしゅう)」*20




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*1:「戦争(せんそう)」については 11/2 社会+国+こころ:愛と平和、と戦争 ~言葉の食い違いから考える~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「道徳(どうとく)」については 12/3 社会:アダム=スミスと道徳 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:広島県ひろしまけん)」については 7/27 地+ゲーム:周りの県が、ある県を助けるゲーム!? ~「オトナリサン・ヘルパーズ」!~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:原子爆弾(げんしばくだん)」については 9/27 社+理:兵器/「SLBM(エスエルビーエム)」の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「お金」については 4/9 社会:お金と価値と愛(あい)の話 ~give me money, give me love~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「宗教(しゅうきょう)」については 12/17 社会:水と宗教の話(ざっくり仮説) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「憎しみ」については 5/14 国語:「優しさ」と「優しみ」! ~「さ」と「み」の間~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「民族(みんぞく)」については 1/13 地理:「かわいた大きな川」(札幌)のラーメン! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「政治(せいじ)」については 5/3 社会:政治(せいじ)ってなんだ?(メモ) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「領土(りょうど)」については 4/24 英語:お遊び/中二病的な英文例 ~あいつは魔王で魔眼使い~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:「食糧(しょくりょう)」については 7/2 英語:ゾンビ物で出てきそうな英単語! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:「モチベーション」については 2/15 社会:「罰(ばつ)」と「やる気」の話 ~叱ることは気分がいい!?~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:「動機(どうき)」については 3/15 国語:トムに弱点を追加します ~物語を動かすもの~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*14:「いじめ」については 2/21 こころの話:わが心の弱さと「いじめ」 ~自分なりの対処を考える~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*15:「痛み」については 5/9 英語:「腹痛」などに関する英語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*16:「犯罪(はんざい)」については 12/19 社会:都市運営ゲーム/「不正(ふせい)」編ですよ、市長! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*17:「武器(ぶき)」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*18:「世代(せだい)」については 3/22 学習:お好みの上司(じょうし)をお選びください ~タイプの違い~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*19:「確率(かくりつ)」については 4/19 数学:確率の話メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*20:「予習(よしゅう)」については 4/20 学習:教科書(きょうかしょ)を使ったゲーム(メモ) - のっぽさんの勉強メモ を参照。