社会+ゲームの話ー。
「あるニュース*1の目線(めせん)・考えを確かめてみよう」というゲームの話です。
名づけて「ニュース・メセン・タシカメール」。まんまですが。
世の中には色んなニュースがあります。
まじめな口調(くちょう)で語っているとなんだか「それが正しい」とか、「偏っていない」みたいな気分にもなりますが、
実はどこを選んで書くか?という所にも、そのニュース番組や新聞*2、あるいは記者の人の個性が出たりします。
例えば、ある政治家*3「ノッポ」の演説会に「30人」が集まったとしましょう。
もちろんこれをこのまま単に
「政治家ノッポの演説会に30人が集まった」と書いてもいいです。
でもこれについて
「政治家ノッポの演説会に30人『も』集まった」と書くことも、
「政治家ノッポの演説会に30人『しか』集まらなかった」と書くこともできます。
どちらを選ぶかで、その人のものの見方、つまり「目線(めせん)」が出ますね。
そして、この書き方をより分かりやすくすることもできます。
例えば
政治家ノッポの賛成派のニュース:
「素晴らしい政治家ノッポ氏の演説会には30人もの人が集まりました!」
政治家ノッポの反対派のニュース:
「ケチな政治家のノッポの30人『しか』集まらなかったぜ!ざまあみろ!」
みたいにする感じです。まあこれはどっちも極端な例ですが。
つまり、「どういう都竹方をしているか」を見ると、
そのニュースを紹介している人の「目線」や思いがちょっと見えるかもしれないわけですね。
というわけでゲームにしてみました。
名づけて「ニュース・メセン・タシカメール」。
☆ルール
①まず何でもいいので一つの「ニュース」を選んでみましょう。
テレビやインターネット*4、新聞でもなんでもいいです。
選べたら1ポイント。
②その伝え方から、伝えている人がどんな思いを持っているかを考えてみましょう。
選べたら2ポイント。
③他の書き方をして遊んでみましょう。
例えば「その反対の立場からならどう書けるか」とか、
「より派手に書くとどうなるか」という感じです。
書き方一つにつき2ポイントをゲットできます。
みたいな。
ポイント制にしてますが特に使い道は決めてません。すみません。
でも考えるとちょっと社会の成績は伸びやすくなるかもです。
ニュースの場合は多くの人が見るので、基本的には「偏ってない」ことが重要になりますが、
まあそれでも新聞やニュース番組によって「色」はあります。
あとニュースを伝えている本人が気づかないまま、ちょっと偏っていることもあったり。
「ニュースなのに正しくないのかよー!」と思うと面倒かもしれませんが、
それぞれがちょっとずつ違うことを知ってると、逆に勉強になったりもします。
「こういうことを伝えない時には、こういう言葉遣いをするのか-」みたいな感じで。
そこら辺を押さえると
「冷静な言葉遣い」と、その逆の「人に訴えかける話し方」がちょっと分かったりするので、
「読書感想文」とかの役にも立つかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
*1:「ニュース」については 6/27 英語:ニュースソースとウスターソース! ~二つのソース~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「新聞(しんぶん)」については 8/3 社+英:好きなものを使って授業をしちゃう!? ~ゲーム「なんでも〇IE」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「政治家(せいじか)」については 4/30 社+こころの話:許すこと・気分の良さ・権力(けんりょく) ~よい、儂が許す~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「インターネット」については 1/30 学習:メモで単語のネットワークを作る! - のっぽさんの勉強メモ を参照。