ゲーム*1+学習+こころ+体育の話ー。
「なんか新しい要素とかメンバーを入れると、一時的に弱くなることもあるよね」みたいな話です。
そしてなんでそういうことが起こるかについて考えてみました。
今やっているゲームから着想(ちゃくそう)を得たので、ゲームネタがやたら多いです。ご容赦を。
前置き。
筆者はネットカードゲーム*2『シャドウバース』*3をやっているのですが、
最近あまり対戦で勝ててなかったりします。
ちょっと強いカードを手に入れて、「これは強いぞ!」と思っていたのですが
その状態で負けが続いたりして、ちょっとへこみますね。
(具体的にはエルフ*4デッキで「リノセウス」を使いこなせていない)
でも、よくよく考えると、
新しいものを入れると全体のバランス*5が変わるかも、ということに気づきました。
「勝ちパターン」について以前書きましたが
それにこだわりすぎてもどうやら負けやすくなるようです。
強いカードを中心に、それを生かせるようなデッキにするのは大事です。
でも例えば7ターン目にはすごく強いカードがあっても、
それを出すまでに負けてしまってはしょうがないですしね。
(そこら辺は過去記事の「ロイヤル算」*6でも書いた通りです)
そして強いカードだけに集中してしまっていると、
他のカードの強さに目が行かなくなってしまったりします。
その結果、戦術(せんじゅつ)*7が単純(たんじゅん)なものになってしまったり。
例えば、「これは強いカードを組み合わせると強いから」と色々温存していると、
じわじわと不利になって負けるとかよくあります。
どうやら筆者は、中途半端にデッキをいじった結果、
「今までそこそこ勝てていたデッキ」を、
「強いカードもあるから、より勝てる」デッキではなく、
「強いカードが出せなければ勝てない」デッキにしてしまっていたのかもしれません。
そして強いカードが来なくて負ける、来ても遅くて負ける、と。
ここまではカードゲームの話ですが、いろんなほかのことにも言えるかもしれません。
例えばサッカーなどのスポーツで期待の新人*8やエースが入ってきたとき。
その人の強さにこだわりすぎて、かえって戦術が単調になってしまうかもしれません。
あるいは勉強で、短い時間の詰め込み勉強がうまく行ったとき。
「あの時の力を出せれば…」と思いすぎた結果、普段の勉強をおろそかにしてしまうかもしれません。
でも、決して「古いやり方にこだわれ!」と言いたいわけではありません。
色んな変化があるのはいいことだと思います。
でも、新しい何かを入れるとき、自分たちの状態が変わることは、ちょっと意識してもいいかもです。
昨日まで「レベル*9100」だったチームも、メンバー1人入るとその強さのレベルが変わるかもしれません。
もちろんその新チームでこその強さもあるでしょうが、発揮されるまではちょっと時間がかかるかも。
そういう意味では、日々新しいことがあるかも、と考えると、
「みんな明日はレベル1!」くらいの気分でいてもいいかもしれません。
まあ今までのことも大事にしつつ、新しいものとも仲良くやれたらいいですね。
(いわゆる「温故知新(おんこちしん)」みたいな)
まあそんな感じで~。
関連用語:「初心(しょしん)」*10
追記
もちろん、言うほどガクッとレベルが下がらない可能性もあります。
新メンバーが合わせてくれたり、あとは新しい強さをくれたりで、すぐに強くなる可能性もあるでしょう。もしそうなったらいいですね。
でも「変化」というものはちょっとしたズレや、なんか流れが悪くなる、という事態を呼ぶ可能性もあります。
なので、新しい何かを迎えた時でも、そんなに期待しすぎず
「ま、このメンバーではレベル1だからな!」くらいの気分でいるのもいいかもしれません。
追記2
ちなみに筆者は上記の『シャドウバース』対人戦でうまくいかなかったので、
ゲーム中の「プラクティス」(練習)というモード(の初級)を活用してみました。
コンピュータ相手に、簡単なレベルでゲームをするってことですね。
ぶっちゃけちょっとなんかプライド*11に触る気もしましたが、
(多分「今更初級だとー!?」みたいな気分だった)
でも自分が「勝てる」時のパターンや感覚がわかるので、結構よかったです。
思ったよりバランス崩しているデッキだと、初級の相手にも危うかったりしますし。
もちろん同じくらいの強さの人と戦うのも大事なのですが、
負け続けているとテンション*12下がって、地味にストレスも溜まりますしね。
あと勝負事では「イメージ」*13が結構大事だって話も聞きますね。
強いカードに目がくらんだり、
対戦で負け続けていると「勝ちのイメージ」というのがぼやけてしまうところもあります。
なので時に簡単なゲームをやって、
「基本に立ち返る」というのはとても大事かもしれない、と思います。
簡単なレベルだと、余裕を持って色んなカードの価値を確かめられたりしますし。
いろんなパターンで勝てたりするといろんな「勝ちのイメージ」が手に入るとも言えますしね。
もちろんそれが、目指す対人戦に通用するかは分かりませんが、
基本の確認は結構大事だったりします。多分。
ブログでは、みなさまに簡単なたし算とかの復習もおススメしてますしね。
「自分にとって大事なことなら恥ずかしがらなくていいかとー」みたいなことを書いてきましたが。
…人に言っといて自分でできてないっていうパターンですな。くぅ、お恥ずかしい。
◆用語集
・リノセウス:
『シャドウバース』のフォロワー(モンスター)。エルフに属する。
場に出てすぐ攻撃できる「疾走」と、
1ターンに使ったカードの枚数だけ、攻撃力を+できる効果(場に出たとき発動)を持つ。
なので色んなカードを使ってから出すととても強い。いきなり場に出て相手プレイヤーを攻撃できる。
だが普通に出すとコスト2の1/1の疾走持ちなので、クイックブレーダーさんと同じ能力(そしてあちらの方がコスト低い)みたいになる。
ある意味使いどころが難しいカードでもある。
ちなみにリノセウスは効果で攻撃力は伸びるが、体力は特に伸びず1のまま。
なので場に出たままだと相手の「ベビーエルフ・メイ」で倒されたりする。
そしてイラストの外見が「虫」っぽくて結構怖い。
進化するとさらに物々しい外見になるが、赤くて強い感じになるので、いっそ突き抜けて格好良い感じもある。
ちなみに同じエルフの「ビートルウォーリアー」も虫っぽい外見…というか察するにカブトムシである。
こちらは2枚以上カードをプレイした状態で場に出すと、パワーアップして「疾走」を持つ。
総合すると「虫は素早い」ということか。
*1:「ゲーム」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「カードゲーム」や「カード」、「デッキ」については 4/4 数学:メモ/数学とカードゲーム - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:『シャドウバース』については 7/14 数+ゲーム:『シャドウバース』で確率を考える! ~投入カード枚数と初期手札編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「エルフ(シャドウバース)」については 7/14 数+ゲーム:『シャドウバース』で確率を考える! ~投入カード枚数と初期手札編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「バランス」については 1/6 数学:等式(とうしき)/つり合いをとるゲーム! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「ロイヤル算」や「「疾走(しっそう)」や「ベビーエルフ・メイ」については 8/17 数+ゲーム:『シャドウバース』で仕事算を考える!? ~「ロイヤル算」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「戦術(せんじゅつ)」については 3/23 学習:「不退転(ふたいてん)」、「撤退戦(てったいせん)」、「全力撤退(ぜんりょくてったい)」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「新人(しんじん)」については 5/16 社会:組織(そしき)/パーティ・メンバー入れ替えゲーム ~未来のためのルーキー~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「レベル」については 12/1 数学:「文章題(ぶんしょうだい)」は難しい - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「初心(しょしん)」については 1/4 国+こころ:迷ったら「初心(うぶ)」に「返(かえ)り」ますか? ~「初心(しょしん)」、「初心(うぶ)」、「初心に返る」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:「プライド」については 1/29 こころの話:魔法「いい人」のMPコスト! ~やべえ、オーバーした!~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:「テンション」については 3/29 学習:お気に入りの「文房具(ぶんぼうぐ)」を買いに行こう - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:「イメージ」については 5/17 学習:イメージ・ネットワーク ~色んな所にネタを探す~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。