のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

9/22 社会:貿易メモ2/「広告(こうこく)」・「レアリティ」・「距離(きょり)」

 社会の話ー。
 貿易*1についてのメモ2です。
 今回は「広告(こうこく)*2って『足りないもの』を作り出すといえるかも」ということと、
 「場所が離れるとものは売りやすくなるけど、エネルギーかかるね~」という話です。



①広告(こうこく)と欲しいものの話

 昨日の過去記事*3では、貿易や商売というのは「お互いに足りないもの」を手に入れるために行う、ということを書きましたが、それはすべてではありません。
 生きていくために絶対必要でなくても売買されるものはいっぱいありますしね。
 例えば「娯楽(ごらく)」などです。映画とか漫画とかゲーム*4とか。
 または「新商品」なんかもそうですね。前と大きくは違わなくても人は買い替えたりします。


 これらは、売り手側の視点から見てみてもわかりやすいかもしれません。

 ある程度ものが満ち足りてきても、なお売りたいものがある。
 あるいはまったく新しいものでなくても、より良いものを売りたい。
 そんな時はどうすればいいのか?

 そこで使われるのが、例えば「広告(こうこく)」や「宣伝(せんでん)」かな、と思います。
 新しいもの、新しい生活スタイルを呼びかけることで、
 相手に「欲しい」と思わせることができるかもしれません。

 「欲しい」と思わせること、「欲しいもの」を作り出すこと。
 それは言ってみれば、「足りないもの」を、新しく相手の心に作り出す行為であり、
 「物を売れる余地」を作り出すということでもあります。


 しかしそれは、常に「足りない気分」を人に作り出してしまう危険性もあります。
 (少し強い言葉を使うならば、ある種の「餓え」や「欲望」*5を作り出すことだともいえるかもしれません)
 今まで満足できていた状況が、強い広告・宣伝によってつまらないものに変わってしまう、ということもあるかもしれません。
 「買い物依存症」という言葉もありますし。
 価値のあるものは新しいものだけ、となれば、それらが手に入らなければ、途端に不幸な気分になってしまうでしょう。

 おそらく広告や宣伝自体が「悪」というわけではないのですが、
 それらと付き合っていくうえでは、少し気を付けた方がいいかもしれませんね。



②レアリティ*6と距離*7の話

 また、少し違いますが、「今手元にないもの」ならどんなものでも欲しいか、というとそうでもありません。
 そこには「レアリティ」、「希少性(きしょうせい)」の問題が関わってくる場合もあります。
 つまりものの「手に入りにくさ」、または「手に入りやすさ」の話ですね。
 すぐ手に入るものならば、相手から買わなくてもいいわけですし。
 例えば野生のリンゴ*8がいっぱいなっているところで、同じ地域の相手にリンゴを売るのは難しいです。

 とすると、地域などを中心に考えるならば、
 その地域で取れる物は、近くの人には売りにくい、という可能性があります。
 地形が大きく変わっていない限り、相手も同じようなものを手に入れているかもしれないわけですし。

 逆に言えば、同じものでも、条件の違う遠くの所でなら売りやすく、また高く売れる可能性があります。
 そのため、ものを持って遠くの町などへ売りに行くとかいうことがなされます。
 昔の「行商(ぎょうしょう)」の一部がそんな感じでしたね。

 向こうでは手に入らないものを持って行って売り、
 あちらのレアなものを持ち帰ってこっちで売る、と。
 世界史の「シルクロード」とか「大航海時代*9を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。


 ただしこれば、一度の商売にかける時間と距離が増えることを意味します。

 今では時間は、自動車や飛行機の力などで短縮できますが、
 その一方で、それらのエネルギーを使うことも確かです。
 つまり一回の貿易で、大量の石油*10などを消費したり、二酸化炭素を排出してしまったりする可能性があるわけです。
 自分の商売としてはプラスでも、それをみんながやっていると、
 結果に大量のエネルギー*11を短期間で使いつぶしてしまう、という問題があります。
 これは現代ならではの問題ですね。

 これらに関しては「フードマイレージ」という言葉があるので、調べてみるのもいいかもしれません。
 こういうことがあるのでいわゆる「地産地消(ちさんちしょう)」を呼びかけている人もいる、ということもありますね。


 上のようなことがあるからと言って、「海外との貿易はダメだ!」と言いたいわけではありません。
 ですが色んなものにはプラスとマイナスの面があったりします。
 両方を抑えておくと、より深みのある話ができるかもしれませんし、
 次につながる何かを考えつく…なんてことがあるかもしれませんね。


 まあそんな感じで~。




追記
 先日「貿易のマイナス面」についての話になったのでメモを。
 上に書いたようなこともありますが、
 貿易それ自体でなくとも、それを支える環境を整えることでのマイナスもあります。
 例えば道路*12を作るときの木々の伐採。
 参考書には、アマゾンの大きな道路を作るために大量の熱帯雨林が伐採されたことが書いてありました。
 また、「商品作物」をつくるための「焼き畑」や「プランテーション」、一つのものばかり作って土地を痩せさせてしまうことは、貿易それ自体ではなくても、貿易できる商品を作る過程の問題といえるかもしれません。
 また人員に関しては、昔の「奴隷労働」や、現代でも悪い環境での低賃金労働など。

 ざっくり言うと、従業員に給料*13を支払っていると、商品も高くなる、という傾向もあります。
 逆に言えば、安くてありがたい商品の裏には、低賃金による、不当な労働がある場合もあります。

 興味がある方は「ブラッド・ダイヤモンド」という単語などについて調べてみるのもいいかもしれません。


追記2
 あと貿易のマイナス面としては
 「海外の産業で国内の産業が圧迫される場合」と、
 「貿易で悪いものが入ってくる場合」とかですかね。
 例えば、麻薬売買、人身売買、武器密輸などです。
 あとちょっと前にかなり有名になった「ヒアリ」とかもそうですね。
 荷物に紛れてとかいろいろで、「危険生物」が入ってくる可能性もあります。
 直接危険でなくても海外のものが国内の生物より生命力が強いと、
 国内の生態系を壊してしまう場合もあります。
 「特定外来種(とくていがいらいしゅ)」に関わる問題ですね。
 「ブラックバス」、また国内の植物「ススキ」に対する「セイタカアワダチソウ」とかもそんな感じだったと思います。
 ただ東京湾の「ホンビノス貝」は割と人気なので、逆にうまくいったパターンぽいですね。


benkyoumemo.hatenablog.com

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*1:「貿易(ぼうえき)」については 1/3 社会:「異世界(いせかい)」と「貧困国(ひんこんこく)」の関係!? ~「知識(ちしき)」と「活躍(かつやく」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「広告(こうこく)」については 3/13 社+ゲーム:宇治市はゲームでPR!? ~ゲーム風PR動画~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:貿易メモ1は 9/21 社会:「貿易(ぼうえき)」についてメモ ~貿易の前の「交換(こうかん)」と「お金」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「ゲーム」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「欲望(よくぼう)」については 10/5 社会:文明(ぶんめい)の進化と、欲望(よくぼう)の方向 ~物が改良される方向~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「レアリティ」については 12/8 数→英・社:比の話って意外と面白いかも - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「距離(きょり)」については 12/18 数学:速度と思ったらソシャゲだった!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「りんご」については 12/28 英語:謎の英語マシーンゲーム(食べ物) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:大航海時代(だいこうかいじだい)」については 12/3 世界史:塩とコショウ、保存と時間 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「石油(せきゆ)」については 8/20 歴+英:「岩(いわ)」と「石油(せきゆ)」と「聖ペテロ」!? ~「petro」について~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:「エネルギー」については 6/10 理科:武器と筋肉と位置エネルギー - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:「道路(どうろ)」については 7/27 英語:色んな「ロード」の話! ~road,load,lord,~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:「給料(きゅうりょう)」については 12/20 社会:入るお金<出ていくお金、だと…!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。