のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

10/7 数+ゲーム:『シャドウバース』/モンスターを強化する計算!? ~「リノセウス算」の話~

数学+ゲームの話ー。
『シャドウバース』のカード効果を使った計算の話です。

「リノセウス」の計算についてはネットではまあ別の名前で言われていますが、
今回は筆者が適当に「リノセウス算」と呼んでいる、という感じです。ご容赦を。


改めてカードゲーム『シャドウバース』の話なのですが。
その中に出てくる「リノセウス」は「フォロワー」…つまりモンスターみたいなカードです。
そのターンに出したカードの数だけ、攻撃力が+されます。

しかも「疾走」という、場に出して相手プレイヤーをすぐ攻撃できる効果があるので
「いっぱいカード使う→リノセウス出す→すごい攻撃力でとどめ」
みたいなことがよくあります。

では、実際どんな感じの攻撃力になるのか?最高値は?
ということが気になったので、考えながらメモ。

ちなみにネット上にはすでに素晴らしい考察がいくつもありますが、
自分で考えたいのであえて我流でやってます。ご容赦を。



※割と趣味的なことをやってますが、
 実は「変域」と「変数」や「条件」の話と考えると
 結構数学やプログラミングに関わる話だったりもします。たぶん。
 ガチにやれば数学系を勉強できるかもです。



【基本情報】

 まず、普通にしていればリノセウスは「コスト2」で「攻撃力1」です。
 (2017年10月7日現在)
 なのでそのまま出すと、相手に攻撃力1のまま突っ込んでいきます。
 進化すると攻撃力は「3」になります。


【他のフォロワーと一緒に出す編】

まずは他のフォロワーと一緒に出すことを考えてみましょう。

リノセウスを出したい時は、当然場に「空き」がある必要があります。
エルフは低コストのフォロワーが多くて出しやすいですが、
場には5体のフォロワーなどしか出せないので、最大で「4体」までになります。
そしてすでに場にあるものはリノセウスの攻撃力には関係ないので、
フォロワーを出してリノセウスを強化したいときは、できるだけ場が空いている必要があります

では場がフルに空いていたとして、リノセウスの場所を開けつつ出せるのは「4体」。
この場合は1+4で、基本攻撃力は「5」。進化後は「7」になります。
これも強いですね。ライフの最大値が20なので、3分の1以上削れます。


【ティートル・ディ&ダム編】
で、エルフには「ティートル・ディ&ダム」というフォロワーもいます。
これはコスト2で「2枚分のカードを出したことになる」という効果を持っています。
この効果を使えば、上の場合より工夫ができそうですね。

場に出す3枚をティートル、1枚を他のフォロワーとすると
1+2+2+2+1=8。つまり基本攻撃力「8」で進化後は「10」になります。
3枚も「ティートル」を手札に持っていることはなかなかないですが、
「攻撃力10」はライフの半分をいきなり持っていくので、かなり強力ですね。
逆転も可能かもしれません。


【スペルのみ編】
今度は逆に場に出すのではなく、「スペル」を使って強化する方法を考えてみましょう。
フォロワーでなくてもスペルを場に出す(使う)ことで、強化できます。
しかもこちらは場の狭さを考えることがないので便利ですね。

『シャドウバース』では最大PPは「10」なので、ごく単純に考えると
リノセウスのコスト2を引いた、「8」までは、スペルに使えることになります。
何か適当なコスト1のスペルを8つ使ったとすると
1+8=9。つまり基本攻撃力は9、進化後は「11」になりますね。
スペル8枚を手元に持っていることもなかなかなさそうですし、
それだけあればほかに何かできそうな気もしますが…まあおいといて。
さっきよりもさらに強力になりました。


【コスト0と手札に戻す効果などを利用する編】
 こっからはかなり難しい話ですね。
 エルフには他のカードのコストを「0」にするものがありまして。
 例えば「フェアリー」をコスト0にするカードがいくつかありますし、
 「エルフの王子・レオネル」はコスト4以下なら手札のフォロワーだけでなく、手札のスペルも0にできます。
 ややこしいですし筆者もカードを全部知っているわけではないですが、一応計算。

 同じカードはデッキに3枚まで入れられるので、
 あらかじめ0コストフェアリーを1枚と
 「エルフの王子・レオネル」を使ってコスト0「ティートル・ディ&ダム」を3枚用意しておきます。
 あと「手札に戻す」効果のコスト1スペルを2種類用意しておきます。
 具体的には「自然の導き」と「対空射撃」です。


 そしてコスト0ティートルを3枚場に出します(+6、現在手札6枚、PP10)
   ↓
 コスト0フェアリーを出します(+7、現在手札5枚、PP10)
   ↓
 手札に戻すコスト1スペルでフェアリー戻します(+8、現在手札5枚、PP9)
   ↓
 コスト1でフェアリーを出します(+9、現在手札4枚、PP8)
   ↓
(しばらく戻すのと出すのを繰り返し)
   ↓
 コスト1でフェアリーを出します(+15、現在手札1枚、PP2)
   ↓
 リノセウスを出します

 攻撃力1+15、基本攻撃力16、進化で18



 …って感じですかね。
 こんなに用意する前に他のことができそうですが、まあ最大ライフからでもほぼ持っていかれるのは恐ろしいです。
 しかもこれ、途中で引くカードのこと(「自然の導き」で1枚引ける)は考えていないので…それを使い始めると、またいろいろできる可能性もあります。



 使うかどうかはともかく、なんとなくの限界値を知ったり計算するのも楽しかったりします。
 ゲームにそんなに本気にならなくても…と思うかもですが。
 逆にゲームだからこそ、気楽に計算できるところもあります。
 自分用なら間違えても大丈夫ですし。


 RPGとかカードゲームの計算がちょっと好きかも…という方は、
 それを通して数学やってみてもいいですし、
 あるいはまた別の色んなところで、色々計算をやってみてもいいかも?
 風景をゲーム的に見る、みたいな感じですかね。


 まあそんな感じで~。



追記
 おまけで「ビートルウォーリアー」を使ったプランを考えてみました。
 「ビ-トル(略)」はこのカードの前に2枚以上使われていると
 疾走を持ち、基本攻撃力3で突っ込んでいきます。
 これを上記の方法でコスト0化しておくと

 コスト0フェアリー2枚出します(+2、手札7枚、PP10)
  ↓
 1スペルで1枚手札に戻します(+3、手札7枚、PP9)
  ↓
 コスト0「ビートルウォーリアー」3枚出して攻撃します(+6、手札4枚、別ダメージ+3×3=9、PP9)
  ↓
 1スペルでビートルを1枚戻します(+7、手札3枚、別ダメージ9、PP8)
  ↓
 ビートルをコスト3で出して攻撃します(+8、手札2枚、別ダメージ12、PP5)
  ↓
 フェアリーをコスト1で出します(+9、手札1枚、別ダメージ12、PP4)
  ↓
 リノセウスを出します(残PP2)

 するとリノセウス攻撃力は1+9=10ですが、
 ビートルで積もった別ダメージで「12点」削っているので、
 この時点で合計22点、進化を使うと24点ですね。
 …最大ライフをオーバーしてしまいました。
 




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