理科+社会+家庭科の話ー。
「硝石(しょうせき)」*1という物質の使い道の話です。
「硝石(しょうせき)」というのは
過去記事の「元素」の話でちょろっと紹介しましたが、
化学式は「KNO3」の「硝酸カリウム」のことです。
一部では、火薬(かやく)の材料にもなる物質として有名です。
特に昔の、初期の火薬、「黒色火薬(こくしょくかやく)」を作るのに必要であり、
軍事・戦争*2・歴史系の話とかでは時々名前を見ます。
火薬の力で弾を撃つ「鉄砲(てっぽう)」が普及してからは特に重要なものですね。
一方で硝石は「ハム」*3や「ソーセージ」*4などの肉製品の保存に使われたりもするそうです。
Wikipediaによれば硝石は、食中毒*5の原因となる細菌とかを防いでくれる作用があるらしいです。
かなり昔から使っていたみたいですね。
筆者はゲームとかの方から火薬としての「硝石」から知りましたが、
料理*6好きな方は保存料としての「硝石」から知るかもしれません。
でも現代のイメージだと「鉄砲」と「ハム・ソーセージ」は、ちょっと離れてると感じるかもしれませんね。
(別にハムかじりながら鉄砲持ってたっていいのですが)
色々な所で使われている物質は、その知るきっかけも多く、
また「最初に何から知ったか」で結構イメージも変わるかもと考えると
結構面白いなあ、と思います。
(「どちらかが真実」なのではなくて「どちらの面もある」という感じですね)
まあそんな感じで~。
関連用語:「ダイナマイト」*7
◆参考文献
・かのよしのり,2012,『銃の科学 知られざるファイア・アームズの秘密』,ソフトバンククリエイティブ(サイエンスアイ新書)
・高平鳴海他,2012,『図解 食の歴史』,新紀元社 (F-files No.36)
*1:「硝石(しょうせき)」や「元素(げんそ)」については 12/25 理科:元素記号1~18 - のっぽさんの勉強メモを参照。
*2:「戦争(せんそう)」については 11/2 社会+国+こころ:愛と平和、と戦争 ~言葉の食い違いから考える~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:食品の「ハム」については 6/22 生+国:これは「無骨(ぶこつ)」な「ハム」ですか? ~「ボンレスハム」と「無骨(ぶこつ、むこつ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「ソーセージ」については 7/24 英+理:薬草/セージと賢者(けんじゃ)と救世主(きゅうせいしゅ)! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「食中毒(しょくちゅうどく)」については 7/23 生+理:「食中毒(しょくちゅうどく)」は「くじ」より当たりますか? ~「食中毒」、「中毒」、あと「宝くじ」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「料理(りょうり)」については 12/21 国語:もっとだ、もっと素敵な文をプリーズ! ~ファンタジー料理を添えて~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「ダイナマイト」については 8/8 英+国:「はっぱ」の話/葉っぱ、気合、そしてダイナマイト - のっぽさんの勉強メモ を参照。