国語+ゲームの話ー。
漢字(かんじ)*1の「画数(かくすう)」を使って遊ぶゲームの話です。
前置き。
筆者は『モンスターハンター』*2などのゲームで、武器*3の名前がだんだん強そうになるのがなんか好きです。
例えば大幅に名前が変わるのもいいですし、最後に「改」とかつくのも好きですね。
「霊(れい)」とか「竈(かまど)」とかやたら画数の多い漢字を使うのも好きです。
なので、そこら辺と漢字の「画数」を使って遊べないかと考えてみました。
☆ゲーム名:『伝家の宝刀(でんかのほうとう)』
☆あらすじ
昔々のある所。
この日本で言う、「平安時代」*4のような世界で。
悪い妖怪*5や鬼*6が暴れまわっておりました。
それらに対抗するため
ある一人の刀匠(とうしょう)が、不思議な刀を作り出しました。
その刀は、名前を変えるほどに強くなるのです。
複雑な名前であれば、より強くなります。
しかしまだその刀の名前は「一(いち)」……まだまだ未熟です。
この刀を鍛えて、悪い妖怪を倒し、どうぞ人々を助けてください。
☆【基本ルール】
・このゲームは刀を鍛えていくゲームです。
・刀の名前の画数が強さを表します。
例えば名前が「一」であれば、強さも「1」です。
・刀の最初の名前は「一(いち)」から始まります。
・プレイヤーは刀を強化することができます。
その時は、画数を「+1」して、刀の名前を変えてください。
(一気に+2以上はできません)
例えば「1画」(1)に+1すると「2画(にかく)」(2)なので、
名前を1画から2画のものに変える、という感じです。
単純に名前を「一」→「二」にするとかでもいいです。
「一」→「十」とかでもいいです。
・刀の名前は複数の漢字でつけることもできます。
その場合の「画数」は、全ての漢字の画数の合計になります。
例えば「一一一一一」という名前であれば1画×5なので「5画」という扱いになります。
刀の強さも「5」ですね。
・刀の名前に特に制限はありませんが、漢字5文字くらいまでにしておくとよいかもです。
って感じです。
そして以下はゲーム部分。
【お試しモード】
(複数の漢字にしてもいいですが、漢字1文字だとより高ポイント)
①「3画」まで刀の名前を変えてみてください。
②「5画」まで刀の名前を変えてみてください。
③「8画」まで刀の名前を変えてみてください。
【バーサスモード】
・必要なもの:6面体サイコロ
このモードでは「敵」が出てきます。主に悪い妖怪などですね。
それぞれの敵は刀と同じように「強さ」を持っています。
6面体サイコロを一つ振り、そこに「刀の強さ」を足してください。、
それが敵の強さを上回っていれば勝ちとなります。
逆に敵の強さ未満なら、負けになります。
3回負けたらゲームオーバーです。
①「鬼(おに)」:8画/強さ「8」
②「力骨(ちからぼね)」:12画/強さ「12」
③「龍(りゅう)」:16画/強さ「16」
【ヒストリーモード】
バーサスモードに「時間」を足した感じのゲームです。
妖怪が暴れているので、それを時間内に倒すゲームになります。
・まず、時間は「東歴1001年」から始まります。
名前を変えて刀を強化すると、1年がたちます。
・それぞれの年で、暴れている妖怪が違います。
東歴1001~1005年:「火牛(かぎゅう)」:強さ「8」
東歴1006~1010年:「刀魚(とうぎょ)」:強さ「13」
東歴1011~1015年:「石鼠(いしねずみ))」:強さ「18」
東歴1016~1020年:「大口角鬼(おおぐちつのおに)」:強さ「23」
・ある妖怪を倒さないまま次の妖怪が表れると、前にいた妖怪は逃げてしまいます。
そうなると「ミス」が1つ溜まります。
・妖怪を倒しに行くことはいつでもできます。
ですが、失敗すると「ミス」が1つ溜まります。
・妖怪を倒したら、その相手の名前を刀につけることもできます。
例えば「火牛(かぎゅう)」を倒したら、刀を「火牛(かぎゅう)」という名前にすることができます。
この時、以前の刀の画数が妖怪の名前より少なくても大丈夫です(なので大体の場合、強くなります)。
名前は守る必要はなく、次の強化の時には「画数+1」のルールに従って変えてかまいません。
つまり8画の「火牛(かぎゅう)」の次は、何か「9画」の好きな名前にしてよいということです。
・妖怪を全部倒せればゲームクリア。
逆にそれまでに「ミス」が4つ溜まるとゲームオーバーです。
まあそんな感じで~。
◆多分参考にしたゲームなど
・『俺の屍を越えてゆけ』*7
・『ヴィーナス&ブレイブス』
関連自作ゲーム:『イッポンタス』*8、『ファミリー・ヒストリー』*9、『勇者年表』*10
追記
【エディットモード】
自分で敵を考えて戦うこともできます。
その場合は
①敵の名前を漢字で考える
②使った漢字の画数を足す
という感じになります。
これで考えた敵を【ヒストリーモード】に配置することもできますが、
その場合はバランスを考えないとクリアできなくなったりするのでご注意を。
「その敵の画数ー3」くらいの年代くらいに去る感じにしとくといいかもです。
(例えば画数が「30」であれば1022~1027年みたいな。
早く出現する分にはOKです。より簡単になる可能性もありますが。)
追記2
ちなみにこのゲームは始め、親から子どもに引き継いでいくイメージでした。
「伝家の宝刀」というタイトルはそこからきています。
でも年代と子どもの管理が面倒なのでちょっとやめました。
お望みなら、「刀を強化するたびに、その子どもの名前を考えていく」という感じで遊んでもいいです。
その場合は1ターンを1年ではなくて10年くらいにした方がいいかもしれませんが。
追記3
ちなみにネットで見た感じ「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」という四字熟語は72画くらいあるらしいです。
ハードモ-ドでやりたい方はこれをラスボスにしてもかまいません。
◆用語集
・魑魅魍魎(ちみもうりょう):
いろんな妖怪のこと。
「魑魅(ちみ)」は山の妖怪、「魍魎(もうりょう)」は川の妖怪を指す。
似た言葉としては「百鬼夜行(ひゃっきやこう)」などがある。
マンガ『ぬらりひょんの孫』などを読んだ方にはこちらの方が馴染み深い言葉かもしれない。
・『ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜』【ゲーム】:
関連用語:「誤算(ごさん)」*11、「算術(さんじゅつ)」、「呪術師(じゅじゅつし)」*12
関連動画:『ヴィーナス&ブレイブス「Waltz for Ariah」を歌ってみた。』*13
*1:「漢字(かんじ)」については 6/6 国語:まとめ・システムとしての漢字 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:ゲーム『モンスターハンター』については 12/19 社会:お姫様(おひめさま)と一狩り行こうぜ! ~姫(ひめ)のイメージと実際~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「武器(ぶき)」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「平安時代(へいあんじだい)」については 11/10 歴+英:平安時代の「デーモンズゲート」!? ~「鬼門(きもん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「妖怪(ようかい)」については 5/23 英語:「妖精(ようせい)」と炭酸(たんさん) ~スプライト~ - のっぽさんの勉強メモを参照。
*6:「鬼(おに)」については 5/25 英+歴:「聖霊(せいれい)」と死者、鬼と人 ~色んなゴースト~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:『俺の屍を越えてゆけ』については 5/16 社会:組織(そしき)/パーティ・メンバー入れ替えゲーム ~未来のためのルーキー~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:筆者の自作ゲーム『イッポンタス』については 5/9 国語:漢字パズルゲーム「イッポンタス」! ~一本足したら変身(へんしん)するよ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:筆者の自作ゲーム『ファミリー・ヒストリー』については 8/1 歴史+ゲーム:自分から一族を作っていくゲーム!? ~ゲーム「ファミリー・ヒストリー」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:筆者の自作ゲーム『勇者年表(ゆうしゃねんぴょう)』については 2/3 国+歴:ゲーム「勇者年表(ゆうしゃねんぴょう)」! ~勇者の人生を適当に考える~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:「誤算(ごさん)」や「算術(さんじゅつ)」については 5/3 国+英他:「誤算(ごさん)」は「無い」方がいいですか? ~「miscalculation」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:「呪術師(じゅじゅつし)」については 5/6 社+国:「拍手(かしわで)」は「柏手」じゃない!? ~「拍手(かしわで、はくしゅ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:動画『ヴィーナス&ブレイブス「Waltz for Ariah」を歌ってみた。』については 4/27 音楽:音楽メモ(『ニコニコ動画』関連) - のっぽさんの勉強メモ を参照。