のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

10/2 社+理他:「薬(くすり)」と「副作用(ふくさよう)」についての軽い話 ~「ノーベル医学・生理学賞」と『オプシーボ』についてのメモ~

 社会+理科+生活の話ー。

 2018年の「ノーベル医学・生理学賞」*1やガン治療薬「オプシーボ」、
 またそこから広げて「副作用(ふくさよう)」という言葉についての話です。


 前置き。
 今朝のニュースで知ったのですが、病気の「ガン」*2に効く薬『オプシーボ』を開発した
 京都大学の特別教授「本庶佑(ほんじょ・たすく)」氏が、2018年の「ノーベル医学・生理学賞」を受賞することになったようですね。


 新聞やニュースなどの股聞き(またぎき)になりますが、
 今回の「オプシーボ」というのは人間の体の中の「免疫(めんえき)」*3、つまり防御システムを利用したもののようですね。
 今までの治療法とはまたちょっと違うみたいです。
 「ガン」というのは発症すると治療が大変だったりするようなので、治療法が増える・進むのはありがたいですね。


 ただ、全部がいいことばかりか、というとそうでもありません。
 気になることの一つは、『オプシーボ』の値段がまだ高いことと、
 (ただこちらについては今年の11月*4に値下げされるようですが)
 もう一つは薬の「副作用(ふくさよう)」について、などですね。


 「副作用(ふくさよう)」というのは、その薬を使って出てきてしまう、望んでない効果(こうか)*5のことです。
 主に悪い効果を指すことも多いですね。
 インターネットで見ると、『オプシーボ』にはいくつか副作用もあるようです。


 実は広い意味では薬に限らず食べ物など、色んなものに「副作用」的な物はあったりもするのですが、
 成分(せいぶん)が強い薬の場合だと、特に副作用も強く出る場合があります。
 また自然物と違って人工的に作られた薬などは、思ってもない副作用を生むこともあります。


 でも「副作用が全くないもの」ばかりで暮らそうとすると、
 大体の薬が使えませんし、一部の食べ物も結構食べられなくなってしまうかもしれません。
 なかなか不便そうですね。

 それよりは、副作用の効果・範囲などをしっかり把握し
 「状況によって使い分ける」というくらいが良いかと思います。
 大体の薬の説明書とかには副作用が書いてあることが多いですね。
 だからそれを読んでおくのは結構大事かと。

 あくまで例えばの話ですが、「のっぽ」という人物がいて。
 『オプシーボ』に副作用があることは説明されていたけど、聞き流して、
 自分がガンになったからとすぐ『オプシーボ』を使って(※そんな気軽には使えませんが)、でも自分の体質と特に合わなくて、副作用でひどい目になった、というケースがあったとして。
 そこでのっぽが「『オプシーボ』は万能の薬じゃなかったんですか!?話が違う!」とか「使えねえ!」というのは、ちょっと批判がずれている感じになってしまいます。
「副作用があるって知ってたし、説明したやろ」みたいな感じですね。
 なので事前に確認しておくのは大事と。



 副作用は英語で「side effect(サイド・エフェクト)」、つまり物の「ある側面(side)」の「効果(effect)」であるわけですが、
 物事にはいい面も悪い面もあるものですので、
 まさに、新しい素晴らしいものに対しても、いろんな面(side)に目を向けるのが良いかと思います。


 今度薬を飲むとき・買う時には、そういうことを考えてみたり、
 薬のパッケージの裏や説明書に書いてある「副作用」を見てみるといいかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。




追記
 一般に「体にいい」とされている食べ物でも、取りすぎると調子を崩すこともあります。
 例えば食べ物でも「便秘(べんぴ)を解消する」というものは、食べ過ぎるとお腹を下したりする場合もあります。
 あとビタミン*6類でも、取りすぎるとそれはそれで調子悪くなるものがあるようです。
 「ミネラル」*7とされているものは「鉱物」ですので、あんまり取りすぎると異物感が強そうですし。
 「なんだよ面倒くせーな!」と思うかもですが、どんな食べ物でも、お腹いっぱいになった時にさらに詰め込むと、具合が悪くなってしまいます。水でもそうですね。
 なので、「過ぎる」ということは色々具合を崩しやすい、ということなのかもしれません。まあ許容量オーバーな事態を「過ぎる」って読んでるわけですしね。

 それはそれとして、人間の体は何か一つのビタミンでできているわけではないので、バランスが大事ということは言えそうです。
 ここら辺に関しては「水溶性(すいようせい)ビタミン」と「脂溶性(しようせい)ビタミン」という種類もあって、
 水に溶けやすい「水溶性ビタミン」の方だと、ある程度取りすぎても水と一緒に体外に排出(はいしゅつ)*8される、という話もあります。
 気になったら調べてみると、面白いかもしれません。


追記2
 食べ物の効果は状況やタイミングによっても、意味が変わったりもします。
 例えば冬場に「身体を温めてくれる食べ物」はありがたいですが、
 とても暑い夏場にそれを食べると、熱中症になってしまうかもしれません。
 この場合は「身体をを温めてくれる効果」は望んでないので、むしろ「副作用」的な感じになりますね。
 ちなみに東洋医学の「漢方(かんぽう)」*9はここら辺の食べ物の性質を使い分け、薬を出すというスタイルを取っているようです。


追記3
 ちなみに免疫やアレルギーに関する言葉として「アナフィラキシーショック」というのがあります。
 体があるものに激しく反応しすぎて、生命活動がヤバくなるって感じですね。
 人によって色んなもので生じるかもしれないので、自分の体質と食べ物、薬との相性は把握しておくとよいかもしれません。


追記4
 紹介としてはだいぶ遅れていますが、マンガ・アニメ『はたらく細胞』は人体に関する色んなテーマを扱っていて面白いです。
 理科が苦手だったり、興味があったら見てみるのもいいかもしれません。



◆用語集
・薬(くすり):
 主に、生物や人間の体にいい影響を与えるもの。
 英語では「medicine(メディシン)」や「drug(ドラッグ)」など。
 昔の日本では薬と言えば「漢方薬(かんぽうやく)」だったが、「明治維新(めいじいしん)」以降は「西洋医学(せいよういがく)」がメインとされたらしい。
 関連用語:「医者(いしゃ)」*10、「薬剤師(やくざいし)」*11、「薬草(やくそう)」*12、「ハーブ」*13、「健康(けんこう)」*14、「回復(かいふく)」*15、「毒(どく)」*16、「富山の薬」*17


・副作用(ふくさよう):
 ある薬の持つ望んでいない効果、あるいはメインのものとは別に出る効果。主に望ましくない(マイナスの)ものを指す。
 英語では「side efffect(サイド・エフェクト)」。ちなみに「side(サイド)」には数学などの「辺(へん)」*18や「~~の側(そば)」といった意味もある。
 まあ人間の体は普段からある程度のバランスを保っていると言えるので、それを薬で強く(ある意味「無理に」)変えようとすると、色々起こる、というのは当たり前なのかもしれない。
 マンガ『ワールドトリガー*19に登場した用語でもあり、そちらは割と「超能力(ちょうのうりょく)」のような感じだった。
 関連用語:「育毛剤(いくもうざい)」*20、「発毛剤(はつもうざい)」、「免疫抑制剤(めんえきよくせいざい)」*21、「移植(いしょく)」


・『オプシーボ』:
 商品名。
 作用としては
 ①体の中の「T細胞」が、がん細胞を攻撃しようと「PD-1」というたんぱくしつを作るのだが、
 ②がん細胞が「PD-1」に対応する「PD-L1」というものを作り出し、攻撃を防ぐ。このままだと上手く倒せない
 ③それを「オプシーボ」で防ぐ
 という感じのようだ。
 ちなみに医学関係では「プラシーボ効果」という言葉もあるが、これはまた別の単語。


・プラシーボ:
 本当には効果のない薬。薬と偽ったもの。
 日本語では「偽薬(ぎやく)」。
 そして「プラシーボ効果」とは、薬が偽物であるにも関わらず、飲んだ人の思い込みで効果が出る・体調がよくなるなどの作用。
 反対に「ノセボ効果」というのもあり、思い込みなどで悪い副作用などが生じてしまうことなどを言う。
 ちなみに「検査をしても原因がわからないが体調が悪い」という訴えは「不定愁訴(ふていしゅうそ)」とも言われる。これは患者の単なる思い込み(上記のノセボ効果にも関わるものもあるかもしれない)、精神上のあれやこれやだと判断されたりもするが、また未発見の違う病気を持っている可能性もある。




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*1:ノーベル賞」については 8/8 英+国:「はっぱ」の話/葉っぱ、気合、そしてダイナマイト - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「癌(がん)」、「ガン」については 6/1 理+英:6月の生まれ星座、「ふたご座」「かに座」の話! ~そして「カニ(蟹)」と「がん(癌)」の名前の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「防御(ぼうぎょ)」については 4/5 社+理:多様性(たようせい)の話 ~魔王・細胞・金~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「11月」については 11/1 英+生:「11=9」!? ~11月と「November」の話~ - のっぽさんの勉強メモ 11/1 英+生:「11=9」!? ~11月と「November」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「効果(こうか)」については 7/19 英+ゲーム:カードゲーム『遊戯王』/英語版の用語メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「ビタミン」については 2/16 こころの話:こころのビタミン~頑張れ&ゆっくり~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「ミネラル」については 7/17 歴史:「黒曜石(こくようせき)」の話 ~冷えた溶岩の恵み~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「排出(はいしゅつ)」については 12/20 英+ゲーム:「ドレイン」と「吸収(きゅうしゅう)」と「排出(はいしゅつ)」の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「漢方(かんぽう)」については 5/27 国語:花の王、花の宰相、花の神!(5・7・5っぽい) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「医者(いしゃ)」については 2/27 英+ゲーム:「ロボット・ドクター」! ~体の部位(ぶい)の問題~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:「薬剤師(やくざいし)」については 6/11 社会:「左官(さかん)」さんは「調合師(ちょうごうし)」ですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:「薬草(やくそう)」については 5/15 理科:あなたの「薬草(やくそう)」はどんな薬草? ~アロエ・ヤマイモ・ワサビ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:「ハーブ」については 12/6 理科→英語・社会:専門用語を調べてみると(in英語) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*14:「健康(けんこう)」については 8/20 英+生:「健康(けんこう)」の形は一つじゃない!? ~癒し(heal)と健康(health)と完全(whole)~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*15:「回復(かいふく)」については 5/13 国+英:言い回し/「疲労回復(ひろうかいふく)」?「疲労解消(ひろうかいしょう)」? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*16:「毒(どく)」については 10/3 英語:ゲームの「ステータス異常」についての英語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*17:江戸時代などの「富山の薬」については 1/16 社会(歴地):これは「(地名)産の○○(商品名)」ですか? ~江戸時代の有名アイテムたち~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*18:「辺(へん)」については 1/18 算数+英:図形/「3+3=4」のフシギな計算! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*19:マンガ『ワールドトリガー』については 5/22 社会:「看板(かんばん)」、「妖怪(ようかい)」、そして「刀(かたな)」!? ~「姫路城(ひめじじょう)」についての話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*20:育毛剤(いくもうざい)」や「発毛剤(はつもうざい)」については 1/9 国語:色んな「いく」で始まる言葉メモ ~いくら、イクスピアリ、育毛剤~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*21:免疫抑制剤(めんえきよくせいざい)」や「移植(いしょく)」については 11/18 国+理:色んな「いしょく」のメモ! ~「移植(いしょく)」、「衣食(いしょく)」、「医食(いしょく)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。