国語+家庭科+歴史の話ー。
料理の「きんぴらごぼう」の「きんぴら」と、金太郎の息子「金平」についての話です。
簡単に。
前置き。
ある資料を読んでいて知ったのですが、
十二神将の「宮比羅(くびら)」という神さまは「金毘羅(こんぴら)」とも呼ばれているそうで。
これはいわゆる料理の「きんぴらゴボウ」と何か関係が…?と思って調べてみました。
(ちなみに「きんぴら」はゴボウなどを砂糖と醤油で甘辛く煮る料理です。)
…まあ、結論から言ってしまうと関係はなかったのですが、代わりにちょっと面白い話がありました。
Wikipediaによれば「きんぴらゴボウ」の「きんぴら」は「金平(きんぴら)」と書くようです。
なんでも、あの「金太郎」こと「坂田金時(さかたきんとき)」の息子に「金平(きんぴら)」という方がいらっしゃったようで。
江戸時代に「ゴボウ」は精のつく…つまり元気の出る食べ物とされたため、
力強い金太郎の息子、「金平(きんぴら)」の名前がついたようです。
江戸時代には「金平浄瑠璃(きんぴらじょうるり)」という、この「金平」さんが主人公の物語もあったようなので、
そこら辺もあって人気があったのかもしれません。
というわけで、最初のきっかけである「宮比羅(くびら)」ときんぴらごぼう」は関係なかったですが、
金太郎の息子さん「金平(きんぴら)」さんのことを知ることができました。
今は冬と春の季節の変わり目で、気候も色々変わったりしています。
体力が心配な方は「きんぴら」などにしてゴボウなどを食べると、
金太郎の息子「金平(きんぴら)」のような力を得られる…かもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに最初に書いた十二神将の「宮比羅(くびら)」という神様ですが、
この神様をモデルにしたキャラクター「クビラ」が、ゲーム『グランブルーファンタジー』に出ていたりするようです。
今年は「亥年(いのししどし)」ということで、2019年の干支担当キャラクターとしての参加のようです。