のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

5/14 国語:そこにいるのは、「鳥(とり)」 or 「鴨(かも)」? ~「鳥居(とりい)」と「鴨居(かもい)」の話~

 国語の話ー。

 何やら似た名前の2つのもの、
 「鳥居(とりい)」と「鴨居(かもい)」についての話です。



 前置き。
 神社(じんじゃ)*1とかには、よく「鳥居(とりい)」というものがあります。
 ざっくり言うと、大きな門*2みたいになったもの(というか門)ですね。赤いことが多いです。
 で、一方でこの名前に似たものに、「鴨居(かもい)」というものもあるようです。
 関係が気になったので、改めて調べてみました。


①「鳥居(とりい)」の話
 Wikipediaによれば「鳥居(とりい)」とは、
 「神社などにおいて神域(しんいき)と人間が住む俗界(ぞくかい)を区画(くかく)するもの(結界*3)であり、神域への入口を示すもの」だそうです。
 つまり「こっから先は神様の領域ですよー」というのを知らせるものってことですね。
 ちょっと違いますが、「立て札」とか「立ち入り禁止のロープ」に似ている気もします。


 で、なんで「鳥居」というのかですが…、これはいろんな説があるみたいですね。
 鶏(にわとり)の止まり木を意味する「鶏居」とか、「止まり木」がなまったものだとか。いやいや「通り入る(とおりいる)」という言葉が変化したものだ…とかいろいろ。
 なので「鳥居」の名前の理由はよく分かりませんでした。残念。
 そもそも、Wikipediaによれば、鳥居の起源にもいろんな説があるようです。
 とりあえず神社を建てる前から「鳥居」はあったようなので、神社の付属物(ふぞくぶつ)、というよりはまた違う存在と言えるのかもしれません。
 (ちなみに昔の鳥居は、木と木の間に縄を張ったものだったようです。)


②「鴨居(かもい)」の話
 で、もう一つのネタである「鴨居(かもい)」ですが、
 これは「敷居(しきい)」についての過去記事でも書いたように、「襖(ふすま)」とかを滑らせるところの上の方ですね。
 カタカナで言うとスライドレールの上の方。
 ではなぜこれが「鴨居」というのか…、はWikipediaではよく分かりませんでした。
 ただネットで調べてみたら『由来・語源辞典』というサイト様などでいくつか説を載せられておりましたので、ご参照頂ければと思います。鳥居と関係しているのでは?という説もあるようでしたが、詳細は不明ですね。


 「鳥居(とりい)」や「鴨居(かもい)」など、なんとなく日本っぽいと思ってても、
 よく考えると不思議な名前は多いものです。(鳥がいたり、鴨がいたり)
 今まではなんとなく「そういうもの」として、考えずに来てしまいましたが…。
 それでは、来年の東京オリンピックで外国の方などに聞かれたとき、ちょっと困りそうですね。


 こういう日本的な言葉の全部を知っておくことは難しいですが、ちょっと調べておくと、
 話のネタになったり、また単純に面白いと思えるかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。





◆用語集
・鳥居(とりい):
 よく神社に建っている門(もん)。
 でもWikipediaによればお寺に建っていることもあるらしい。「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」の影響もあるようだ。
 本文で書いた説のように、「通り入る」という言葉が「鳥居」の語源の場合、意味的には「入口(いりぐち)」や、それを表す「entrance(エントランス)」に近いものがあるかもしれない。ちなみに「enter(エンター)」には「入る」という意味がある。
 ちなみに「鳥居」という名字もある。
 関連用語:「鳥(とり)」*4、「朱色(しゅいろ)」*5
 関連人名:「鳥居元忠(とりい・もとただ)」*6


・鴨居(かもい):
 襖(ふすま)や「障子(しょうじ)」を滑らせるための上のパーツ。横にした木の部分。
 英語では「lintel(リンテル)」。
 ちなみにこの「lintel」を調べてみたところ、「まぐさ石」や「リンテル」という建築用語でもあるらしい、
 ちなみにWikipediaによれば「脳天唐竹割り」という技はプロレスラー「ジャイアント馬場」さんが頭を鴨居にぶつけたことから発想を得て使い始めたプロレス技らしい。身長が209cmだったというジャイアント馬場さんらしいエピソードである。


・まぐさ石/リンテル:
 Wikipediaによれば、古代の建築で2つの支柱の上に水平に渡されたブロックを指す、とのこと。
 英語では「lintel(リンテル)」。漢字では「まぐさ(目草、楣)」。
 例えば、ギリシャの「ミケーネ」にある「アトレウスの宝庫」などの建築物に見られるらしい。
 上の重量を指させる役割を持つらしいが、個々の部分に装飾(そうしょく)を彫って、オシャレに飾ったりしていたようだ。
 ちなみに関連するものとして「アーキトレーブ」というものがあるようだ。


・アーキトレーブ(イタリア語: Architrave):
 Wikipediaによれば「矩形開口部(くけいかいこうぶ)を形造る形成(けいせい)されたあるいは装飾上の帯状部品(たいじょうぶひん)、とのこと。
 ざっくり言うと柱の上に乗せる石。上記の「まぐさ石」ではあるらしい。
 「矩形(くけい)」というのが「直角の」とか「長方形の」という意味のようなので、
 すごいざっくり言うと「柱の上に乗ったまぐさ石に、彫刻した四角いスペース付けたやーつ」みたいな感じかもしれない。
 英語では「epistyle(エピスタイル)」。
 世界史の教科書などでも見るギリシャの柱のスタイル、「ドーリア式」、「イオニア式」、「コリント式」なども関わっていたりするようだ。


・アトレウスの宝庫(Treasury of Atreus)またはアガメムノンの墓(Tomb of Agamemnon):
 Wikipediaによれば、ギリシャのミケーネにある蜂窩状墳墓(ほうかじょうふんぼ)。
 紀元前1250年ごろに建設されたらしい。


・蜂窩状墳墓(ほうかじょうふんぼ):
 Wikipediaによれば、石(まれに泥レンガ)を環状に徐々に小さくなるように積み上げた擬似アーチ形状を特徴とする墳墓構造(ふんぼこうぞう)である。
 ざっくり言うと「だんだん石とか積んでって上が丸っこくまとまったお墓」みたいな感じか。
 英語では「beehive tomb(ビ-ハイブ・トゥーム)」。
 「蜂の巣」に見えることからこの名がついたらしい。
 ちなみにこの型と言える最初期のものは「オマーン」にあるらしい。紀元前3,500年から紀元前2,500年のもののようだ。


・蜂の巣(はちのす):
 英語では「beehive(ビーハイブ)」。
 ちなみにゲーム『アーマード・コアⅤ』などには「ビーハイヴ」という勢力もいたりする。


・入口(いりぐち):
 何かの場所や建物に入るところ。
 英語では「entrance(エントランス)」。
 似た言葉に「玄関(げんかん)」*7などもある。
 関連用語:「入学式(にゅうがくしき)/entrance ceremony」*8、「ポータル」*9
 


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*1:「神社(じんじゃ)」については 5/8 英語:「神輿(みこし)」はポータブルですか?――はい、神輿はポータブルです - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「門(もん)」については 11/10 歴+英:平安時代の「デーモンズゲート」!? ~「鬼門(きもん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「結界(けっかい)」については 5/2 社会:その風景、ちょっとお借りします!? ~庭園(ていえん)の「借景(しゃっけい)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「鳥(とり)」について 1/9 英語:素材(そざい)/生物(せいぶつ)系あれこれ - のっぽさんの勉強メモ は参照。

*5:鳥居によく使われる色である「朱色(しゅいろ)」については 5/3 英+国他:色(いろ)/赤(あか)の表現 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:戦国時代の武将「鳥居元忠(とりい・もとただ)」については 1/4 歴史:「雑賀孫市(さいか・まごいち)」はいっぱいいますか? ~記録の混乱と、「襲名(しゅうめい)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「玄関(げんかん)」については 5/16 国語:「玄関(げんかん)」は「レベルアップの門(もん)」ですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照、

*8:「入学式(にゅうがくしき)」については 3/29 英+学:「入学式(にゅうがくしき)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「ポータル」については 5/25 英+技:「ポータル(portal)」は未知(みち)への「入り口」ですか? ~「ポータル」と「ポータルサイト」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。