体育*1+英語の話ー。
気をつけてやる「スナップ」は安全かと思うので、悪しからず。
スポーツでよく聞く言葉「スナップ(snap)」と、
その意味の一つ「ポキンと折る」等の話です。
※今回は筆者の仮説も多めです。ご注意を。
前置き。
昨日は「ストライク」など、野球について少し書きましたが。
そこから投球関係の語、「スナップ」を思い出したので調べてみました。
※
まず「スナップ」とは、「手首(てくび)の力をきかす」みたいな印象の語ですね。
少し反動(はんどう)をつけたりして、「柔軟(じゅうなん)に手首を使う」みたいなイメージです。
スポーツでよく聞く単語であり、
野球やバスケでボールを投げる時、またはゴルフ*2のスイング*3関係で聞く気がします。
ところがそんな「スナップ」を英和辞典で調べてみますと、
英語の「snap(スナップ)」は、「ポキンと折る」という意味を持っているとのことでした。
…なかなか不吉な上に、「柔軟」って感じでもないですね。
そして筆者の英和辞典の「snap」の欄には、特に「手首」や「柔軟」に関する意味は載っていませんでした。
(※でもこれは辞典によるかもしれません)
どういうことなのか?と引き続き調べてみると。
「snap」の他の意味には、「パチンと音を立てる」、「素早く動く」といったものもあるようです。
なので全体的に「素早い(動き)」のイメージがあるようですね。
上記の「ポキンと折る」意味も、「素早いスピードで折る」みたいな感じかもです。
なので、ここからは少し筆者の仮説になりますが。
おそらくスポーツの「スナップ」も「手首を素早く使う」みたいな感じであり、
元々は特に「柔軟に」といった意味ではないのかもしれません。
ただ手首の筋肉(きんにく)や関節(かんせつ)が硬いと、素早く動かすのは難しいので、
「スナップ」→「手首などの素早い動きができる」→「柔軟に動かせている」みたいなイメージができたのかもですね。
もしそうだとすると、筆者は誤解していたところもあるので、
「『スナップ(snap)』(の意味)には注意が必要!」と言えるかもしれません。
…「スナップ」に限らず、注意が必要なものは多いですが。
※
まあ手首を「折る(snap)」ことはそうそうないかもですが、
体が温まってない時・運動不足の時に急に動いたりすると、
筋肉や関節を痛めやすいことはあるようです。
その意味でも「スナップ(しようとした時のケガ)には注意が必要」と言えるかもしれません。
「スナップ(snap)」や「~をきかす」という響きは格好いいですし、
スムーズにできるよう、練習を積みたくなるかもですが。
でも万が一にも手首などを「ポキンと折る(snap)」ことのないように、
運動の前にはしっかり、「柔軟」体操をした方が良いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「スナップ写真」や「スナップショット」と呼ばれるものもあります。
これは日常の写真をパッと素早く撮るもののようですね。
ゲームでは『ポケモンスナップ』(+『New ポケモンスナップ』)という作品もありますが、
これも移動しながら色んなポケモン…生き物たちの写真(おそらく「スナップ写真」)を素早く撮っていくもののようです。
追記2
ちなみに日本で「キンギョソウ(金魚草)」と呼ばれる植物があるのですが、
これは英語では「Snapdragon(スナップドラゴン)」ともいうようです。凄い名前ですね…。
◆用語集
・snap(スナップ):
ちなみにWikipediaによれば、イギリスには「スナップ」と言う名前の競走馬もいたようだ。
・スナップ写真/スナップショット:
関連用語:「スクリーンショット」*4
*1:「体育(たいいく)」については 10/5 英+体:「体育(たいいく)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「ゴルフ」については 12/10 体+英他:「ゴルフ」に「悪魔(あくま)」は出てきますか? ~ゴルフの「ボギー(bogey)」と、「bogey(ボギー)/悪魔」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「スイング」や「素振り(すぶり)」については 7/9 国+体:「素振り」を何と読みますか? ~①「素振り」と②「素振り」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「スクリーンショット」については 7/19 生+英他:「衝立(ついたて)」も「簾(すだれ)」も「スクリーン」ですか? ~「screen(スクリーン)」、「画面(がめん)」、「家具(かぐ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。