のっぽさんの勉強メモ

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10/27 英+こころ:「tender(テンダー)」の色んな意味の話! ~「柔らかい」、「優しい」、「壊れやすい」~

 英語+こころの話ー。
 別に「優しさ*1ってのは壊れやすい物なんだよ…」的な話ではありません。


 一語で「柔らかい」、「優しい」、「壊れやすい」などの意味を持つ、
 英語の「tender(テンダー)」の話です。


 体調がイマイチなので簡単に。


 前置き。
 昨日は「temper(テンパー)」*2について書いたので、
 今日は似た語の「tender(テンダー)」について調べてみました。


 まず「tender(テンダー)」は、「柔(やわ)らかい」などの意味を持つ語ですね。
 お肉の部位でも柔らかい「テンダーロイン」というものがあったりします。
 また「優(やさ)しい」「愛情(あいじょう)のこもった」という意味もありまして、
 こちらに関しては『ラヴ・ミー・テンダー 』(「やさしく愛して」)という曲もあったりします。


 「柔らかい」ものは何となく「優しい」(例:肌触りが優しい)感じもするので、
 上の2つの意味の関係は分かる気もします。
 なので「tenderは、全体がプラスのイメージの語かな?」とも思いますが、
 一方で「tender」にはマイナスめの意味もあったりします。
 というのも、「壊(こわ)れやすい」という意味があるからですね。


 何でも英和辞典によれば「tender」には、
 「壊れやすい」「もろい(脆い)」「傷(きず)つきやすい」という意味があるようです。
 また関連語の「tenderness(テンダネス)」「柔らかさ」「優しさ」という意味もありますが、
 一方で「敏感(びんかん)」「扱(あつか)いにくさ」等の意味もあるようです。
 こちらもちょっとマイナスな印象がありますね。


 確かに、柔らかい/繊細(せんさい)なものは。壊れやすい面もあるかもです。
 例えばふわふわのタオルは、硬い物に比べ破れやすかったりしますし、
 繊細な陶器(とうき)やガラス細工は、傷つき、割れやすい印象もあります。
 あと人間でも優しい/繊細な性格の方は、悪口に傷つきやすかったりもしますし。


 そう考えると「tender」は、
 「柔らかい(tender)」ものや「優しい(tender)」ものの裏に、
 「壊れやすい(tender)」性質があるかも?
 …ということを示してもいる、と言えるかもです(※筆者の勝手な意見ですが)。


 ちなみに、上では「傷つきやすい」ことをマイナスめに紹介してしまいましたが。
 逆に「傷つきやすいからこそ、優しくなれる」ということもあるかもです。


 例えば「悪口を言われても平気な人」は、自分も平気で悪口を言うかもですが、
 逆に「悪口に傷つきやすい人」は、自分が言われて嫌なことは言わないでおこう、と思うかもしれません。
 (※まあ仕返しに言いたくなるかもなので、人にもよりますが)
 なので「自分の繊細な感覚を元に、他者に優しくできる」こともあるかもです。
 マンガとかでも「痛みを知って人に優しくなった」、「人の経験が想像できるようになった」とかよくありますし。


 まあだからといって、自分から傷つきに行くのは嫌ですが。
 でももし「自分は『傷つきやすい(tender)』性格で嫌だな…」という方がいたら、
 それを「柔らかい(tender)」、「優しい(tender)」行動につなげられないか、探ってみてもいいかもですね。
 もし上手くできて、人も「優しさ(tenderness)」で返してくれたりすると、
 自分に感じてた「扱いにくさ(tenderness)」が、ちょっと軽くなるかも?



 まあそんな感じで~。



◆用語集
・tender(テンダー):
 関聯用語:「性格(せいかく)」*3、「frank(フランク)/率直(そっちょく)な」*4、「お人好し(おひとよし)」*5


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