理科+英語の話ー。
ファンタジーっぽいですが、実在の花の話です。
雪(ゆき)*1のように白い花「スノーフレーク」と、
英語としての「snow-flake(スノーフレーク)/雪片(せっぺん)」などの話を。
前置き。
昨日「スノードーム」*2について書いた流れで、
「スノーフレーク」という花を思い出したので、その話を。
※
まず「スノーフレーク」は、花の一種ですね。
Wikipediaによれば、スズラン(鈴蘭)に似た白い花をつけるようで。
和名では「スズランスイセン」ともいうようです。
「スノー/雪(ゆき)」という語が入ってますし、綺麗(きれい)な感じがしますね。
ところで「スノーフレーク」とはどういう意味なのか?
と気になったので、調べてみますと。
英和辞典によれば「snow-flake(スノーフレーク)」という語は、
「雪片(せっぺん)」や「雪(ゆき)の一片」という意味を持つようです。
「一片(いっぺん、ひとひら)」とは「ひとかけら(一欠片)」的な意味なので、
「雪片」=「雪の欠片(かけら)」みたいな感じですね。
さらに英和辞典によれば、
「snow(スノー)」は「雪(ゆき)」、
「flake(フレーク)」は「一片」、「破片(はへん)」等の意味を持つらしいので、
まさに「雪(snow)の一片(flake)」→「雪片(snow-flake)」という感じと思われます。
なので、花の「スノーフレーク」がこの名前を持つということは
「その花(の名)は『雪の欠片(snow-flake)』!」なんて言えそうですね。
なかなか綺麗な感じがします。
※
ただ、ここまで書いておいてなんですが。
花の「スノーフレーク」が咲くのは春(はる)の頃で、しかも英名では「summer snowflake(サマー・スノーフレーク)」というようです。
夏(summer)なのか春なのかという感じですが、いずれにせよ冬の花ではないようですね。
でも実際に春や夏になった時には、
桜(さくら)やヒマワリなど、他の花に注目してしまう気もします。
そう考えると、本来の花の季節とは違っていても、
「雪(snow)」や「雪片(snow-flake)」を見がちな「冬」こそ、
花の「スノーフレーク(summer snowflake)」を意識しやすい「旬(しゅん)」なのかもしれません。
12月は色々忙しい時期かと思いますが、
注意力を少し…「欠片(flake)」ほど、裂いてみるのもいいかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
スノーフレークに似た花で「スノードロップ」というものもあるようですが。
こちらも冬だけの花…というより、冬の終わり~春の花のようですね。
ただこれはWikipediaによれば「春を告げる花」とも呼ばれるようです。綺麗な名前ですね。
春の初めに咲いたスノードロップは、溶け残った雪のように見えるかもしれません。
◆用語集
・スノーフレーク:
Wikipediaによれば「ヒガンバナ科」*3に属するようだ。
関連用語:「ウスユキソウ(薄雪草)属」【植物】*4、「エーデルワイス」【植物】
・スノードロップ:
*1:「雪(ゆき)」については 1/16 英語:「氷(こおり)」関係の英単語~氷魔法アイスクリーム~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「スノードーム」については 12/19 生+英他:「スノードーム」は「雪(ゆき)のグローブ」ですか? ~「スノーグローブ(snow globe)」、あと「glove(グローブ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「ヒガンバナ科」や「ヒガンバナ」については 2/5 理+英:「彼岸花(ひがんばな)」は「アマリリス」で「ハリケーン」ですか? ~彼岸花と色んな呼び名~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:植物の「ウスユキソウ(薄雪草)属」や、そこに属する「エーデルワイス」については 10/1 理+音他:「ライオンの足(あし)」の歌(うた)はありますか? ~「エーデルワイス」と「ウスユキソウ(薄雪草)属」、「Leontopodium/ライオンの足」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。