生活(家庭科)+英語+国語の話ー。
「パソコンだってミシンの代わりは出来る…!」という話ではありません。
布や服などを縫(ぬ)うときに使う道具、「ミシン」と、
その英名「sewing machine(ソーイング・マシーン)」の話です。
前置き。
昨日3月4日は「ミシンの日」だったらしいので、
今日は「ミシン」について調べてみました。
※
まず「ミシン」というと、裁縫(さいほう)をするための機械ですね。
色んな布や服などを縫(ぬ)える機械という感じです。
例えば手で縫うと縫い目がズレたりすることもありますが、
ミシンだと固定しながら縫えたりします。
また今は「電動ミシン」が多いので、作業も速く楽に進むわけですね。
学校の家庭科でも使ったりするかと思うので、触れたことのある方は多そうです。
そんな身近なイメージもある「ミシン」ですが、
和英辞典で英語を調べてみると「sewing machine(ソーイング・マシーン)」となっておりました。
「sewing(ソーイング)」は「裁縫(さいほう)」や「縫(ぬ)うこと」、
「machine(マシーン)」は「機械(きかい)」なので、
「sewing(裁縫)」+「machine(機械)」=「sewing machine(ミシン)」
という感じで分かりやすいのですが…。
でも聞き慣れた「ミシン」という名称が入っていませんね。
気になってネットで調べてみると。
Wikipediaによれば「ミシン」は、
(上でも書いた)英語の「sewing machine(ソーイング・マシン)」の「machine」の音を示したものらしいです。
つまり「machine(マシン・マシーン)/機械」→「ミシン」ということですね。
しかし「machine(マシーン)」という語は、ミシン以外の機械にも使われたりします。
例えば、工場(こうじょう)などでも「○○マシーン」みたいな物は多いですし、
自動車(じどうしゃ)やバイクも、「マシン」とか「モンスターマシン」と呼ばれたりしますしね。
そう考えると、「機械(machine)」は全部「ミシン」と呼ばれる可能性がある…、
広げると、「全ての『機械(machine)』は『ミシン(machine)』…!?」なんて、考えられるかもですね。
歴史が少し違っていたら、別の機械が先に「ミシン」と呼ばれていたかもですし。
※
まあ上のことは半分ジョークですが、
身近なのに知らない単語は、結構ある物ですね。
筆者も「ミシン」のことは知っていても、ミシンの由来は知りませんでした。反省。
もちろん、言葉の意味を全部知る必要は無いと思いますが、
でもたまに、いろいろ興味で調べてみるのも楽しいかもです。
それこそ「ミシン(sewing machine)」を使うように、色んな知識同士が「縫い合わされ」、
自分の世界を広げてくれたりする…なんてこともあるかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ミシン:
関連用語:「三角巾(さんかくきん)」*1、「綿(めん)」*2、「木綿(もめん)」、「綿(わた)」、「ガス糸(ガスいと)」、「ガス織(ガスおり)」
*1:「三角巾(さんかくきん)」については 2/12 生+国他:「三角巾(さんかくきん)」と「三角巾」は違いますか? ~「頭(あたま)につける布」と「包帯(ほうたい)の一種」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「綿(めん)」、「木綿(もめん)」、「綿(わた)」、「ガス糸(ガスいと)」、「ガス織(ガスおり)」については 10/30 生+英他:「ガス」で「糸(いと)」は作れますか? ~「ガス糸(ガスいと)」や「ガス織(ガスおり)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。