英語+社会+理科の話-。
「この時代、馬小屋への就職が安定…!」という話ではありません、
「安定した」等の意味を持つ英語①「stable(ステイブル)」と、
同じスペル・発音で別の意味を持つ、②「stable/馬小屋(うまごや)」の話を。
前置き。
昨日、英和辞典で「stack(スタック)」という語を調べていたら、
近くに「stable(ステイブル)」という語があったのですが。
なんと同じ「stable」というスペル、発音で、2つの語がありまして。
面白かったので、ちょっと調べてみました。
※
まず一つ目の①「stable(ステイブル)」は、
「安定(あんてい)した」、「一定(いってい)の」、「不変(ふへん)の」などの意味を持つ語ですね。
いかにも「しっかりしていて変わらない」という感じです。
ちなみに辞典では近くに「stabilize(スタビライズ)/~安定させる」という動詞があったので、これも関わっていそうです。
またこの動詞に「-er/~するもの」を付けたものに「stabilizer(スタビライザー)」という語がありますが、
この語は自動車や経済関係などで使われたりするので、聞いたことのある方もおられるかもですね。
で、もう1つの②「stable(ステイブル)」なのですが、
こちらは「馬小屋(うまごや)」や「競走馬(きょうそうば)」という意味を持つようです。
いかにも「馬(うま)」関係という感じでわかりやすいですが…。
…①の「stable」との関係が謎ですね。
もちろん①と②の「stable」は無関係かもしれませんが、
それにしてはスペルも発音も同じなのが気になりますね。
もし2つが関係があるとすれば、
昔は、「『馬小屋(stable)』は『安定している(stable)』!」…なんてイメージを持たれていたのかも?
逆にしっかりしてない馬小屋は超怖いですが
※
まあ上のことは半分ジョークですが。
でも英語も結構パーツごとに意味があったりするので、
「似ている語同士は、どこかで関係しているかも?」と考えてみるのも、有効かもしれません。
もちろん調べた結果、「関係ない」と分かることも多いでしょうが。
どの語とどの語は関係があって/なくて…ということを知っていけば、
自分の知識は「安定した(stable)」ものになるかもですね。
それを続けていけば、やがて「競走馬(stable)」みたいに速く走れる…、
…ならぬ、速く学んて成績を伸ばすことも、できるようになるかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにネットで調べてみると、
スマホでの撮影器具にも、「スタビライザー」というものがあるようです。
撮影時の手ブレを抑えてくれる物のようですね。
ちょうど一昨日にはスマホの「自撮り」の記事を書きましたが、そちらにも関わってきたりする物かもしれません。
追記2
ちなみに筆者が「スタビライザー」という語を初めて聞いたのは、
昔のおもちゃ「ミニ四駆」関連だった気がします。
なんかこう、マシンとかを安定させてくれるようなパーツだった気がします。
そこから自動車やロボットにも「スタビライザー」が使われたりするのを知りました。
ちなみに現代社会・経済の分野でも、
「ビルト・イン・スタビライザー」という用語があったりします。
ざっくり言うと、社会の景気(けいき)などを安定させて(stabilize)くれる制度(せいど)のことですね。
教科書や用語集に載っていたりするので、探してみるのも面白いかもしれません。
…これ自体は真面目な用語なのですが、
筆者には上記のように「スタビライザー」はミニ四駆や自動車のイメージがあるので、
この語を聞く度に、「何かメカっぽいシステムが社会の中で動いてる…!?」みたいな気分になります。