のっぽさんの勉強メモ

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4/17 英+ゲーム他:「ものまね」といえば「モンスター」ですか? ~「ものまね/mimicry(ミミクリー)」と「ミミック(mimic)」の話~

 英語+ゲーム+国語の話ー。
 「ものまねできるってことは、お前モンスターだな!」的な話ではありません。


 人や動物、物などを真似(まね)する「ものまね(物真似)」と、
 それに対応する英語の1つ「mimicry(ミミクリー)」、
 そしてRPGなどに出てくる、宝箱をまねたモンスター「ミミック(mimic)」の話を。


 前置き。
 昨日は「擬人化(ぎじんか)」という語について書きましたが。
 そこから「擬態(ぎたい)」や「ものまね」という語を連想したので、
 その辺りを調べてみました。


 まず「ものまね(物真似)」とは、何かの「まね(真似)」をすることですね。
 まねるものは人や動物以外に、機械とか物体の非生物のこともあります。
 お笑い系でも「ものまね芸人」の方や「ものまねグランプリ」的な番組があったりするので、
 聞いたことがある方は多そうですね。


 そんな「ものまね」を和英辞典で調べてみると、
 対応する英語に「mimicry(ミミクリー)」というものがありました。
 英和辞典によれば「mimicry(ミミクリー)」は「模倣(もほう)」、「模造品(もぞうひん)」、「擬態(ぎたい)」などの意味を持っているようです。
 (「模倣(もほう)」とは何かをまねすることですね)


 さらに、これに関わる語に「mimic(ミミック)」というものもあります。
 こちらは動詞で「(他人の声・身振りなどを)まねる」とか、
 名詞では「模倣者(もほうしゃ)」「物まね師」などの意味を持っているようです。

 
 この「ミミック」という語ですが、RPG系のゲームをやる方は聞き覚えがあるかもしれません。
 というのも、ファンタジー系のRPGには、
 よく宝箱(たからばこ)のふりをしたモンスター、ミミックというものが出てくるからですね。
 「宝箱だ!」と開けようとしたら襲いかかってくる…、危険な存在です(※しかも普通より強いことが多いです)。
 いわば「宝箱の『ものまね』をしたモンスター」、「宝箱の模倣者(mimic)」と言えるかもですね。


 なので、特にゲーム等をしない方は、
 「mimicry(ものまね)」という語を見ても、あまり何とも思わないかもですが。
 でもRPGなどでモンスター「ミミック(mimic)」を知っている方は、
 「『ものまね(mimicry)』といえば『モンスター(のミミック/mimic)』…!?」なんて連想するかもですね。
 そして苦い思い出が蘇る


 まあ、現代社会にはモンスターの「ミミック」はいないので、
 幸い気をつけなくても良さそうですが。


 しかし代わりというわけでもないですが、
 インターネット上には、「何かのふりをしている(mimic)」危険がいっぱいある気もします。
 例えば本物のサイトのふりをした「偽サイト」や「詐欺サイト」、 
 また無害な振りをした「コンピューターウイルス」や「ランサムウェア」等の話はよく聞きますし。


 なので現代社会でも、
 モンスターのミミック(mimic)」に気をつけなくて良い代わりに、
 「ものまね(mimicry)」した数々の危険には、注意しておくと良いかもですね。



 まあそんな感じで~。





追記
 ちなみに上ではテンポ上略しましたが、
 和英辞典によれば「ものまね」に対応する英語で「miming(マイミング)」というものもあるようです。
 これに関する動詞ではmime(マイム)/まねをする」というものがあり、
 日本でも「パントマイム(pantomime)」(無言で身振り手振りをする劇)などで知られている語ですね。



◆用語集
・ものまね:
 関聯用語:「ジオラマ*1、「幻(まぼろし)」*2、「幻日(げんじつ)」、「幻月(げんげつ)」


ミミック【モンスター】:
 関連記事:『宝を表す外国語セブン』*3、『箱を表す外国語セブン』*4



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