理科+英語の話ー。
「別の生物に、変身する生物だと…!?」的な話ではありません。
鳥(とり)の「キジ(雉)」*1と、爬虫類(はちゅうるい)の「カメ(亀)」*2、
そして鳥の一種「キジバト(雉鳩)」と、
その英名の一つ「turtledove(タートルダヴ)」等の話を。
「turtle(タートル)/カメ」や「dove(ダヴ)/ハト」を参考にしつつ。
前置き。
まず「キジ(雉子、雉)」とは、鳥(とり)の一種ですね。
赤い顔に青緑の胴(どう)、長い尾(お)などが特徴的な鳥です。
日本では、童話(どうわ)の『桃太郎(ももたろう)』に出てくることでも有名ですね。
で、一方の「カメ(亀)」は、爬虫類(はちゅうるい)の一種ですね。
こちらは甲羅(こうら)を背負う姿が特徴的で、
鳥と違い、空(そら)を飛(と)ぶことは出来ません。
そんな訳で、一見関係なさそうな「キジ」と「カメ」なのですが。
しかし「ある鳥」の名前を英語にすると、
「キジ」が「カメ」になったように、見えるかもしれません。
というのも和英辞典によれば、
鳥の「キジバト(山鳩)」は、英語で「turtledove(タートルダヴ)」というらしく。
英和辞典によれば「turtle(タートル)」は「カメ(亀)」、
「dove(ダヴ)」は「ハト(鳩)」などを表すらしいです。
なので「turtledove(タートルダヴ)/キジバト」は、直訳すると「カメ(turtle)のハト(dove)」とも読めそうですね。
なぜこのような英名になのかは、不明なのですが。
ただネットで「キジバト」の画像を見ると、
首(くび)の周りの模様(もよう)が、「亀(turtle)」の甲羅(こうら)っぽく見える気もします。
なのでこの辺りから、「turtledove(タートルダヴ)」と呼ばれているかもですね。
(※ただ、これはあくまで筆者の仮説なのでご注意を)
まあ由来はなんであれ。
日本語の「キジバト」…「キジ(雉)+バト(ハト)」を英語にすると、
「turtle(カメ)+dove(ハト)」になるということは。
ちょっと「『キジ(雉)』が『カメ(turtle)』になった…!?」という感じもして、面白いですね。変形するロボットとかでありそう
※
ちなみに国語辞典等によれば、
「キジバト」は別名「ヤマバト(山鳩)」ともいうらしいです。
なのでこれを利用すると、
「『キジ(雉)』と『ヤマ(山)』は同じ物だった…!?」とか
「『ヤマ(山)』が『カメ(turtle)』になった…!?」
みたいな感じもして、楽しいかもですね。
まあ、これはあくまで筆者のジョークですが。
しかしよく知っている鳥でも、英語・外国語では意外な名前だったりもします。
なので、もし夏休みに鳥や生き物を見たら。
「もしや『キジ(雉)』→『カメ(turtle)』的なことがあるかも…?」
なんて名前を調べてみても、面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・キジバト(雉鳩):
*1:鳥の一種「キジ(雉)」については 10/24 理科:ゴリラ、ゴリラ、ゴリラ! ~繰り返す名前~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「カメ(亀)」については 3/19 学習+理科:時間には誰も勝てず、そして誰でも勝つことができる - のっぽさんの勉強メモ を参照。