国語+英語+こころの話ー。
恋心(こいごころ)を書いた手紙*1、「恋文(こいぶみ)」と。
それに対応する英語の一つ、「love note(ラブ・ノート)」の話を。
前置き。
昨日は「敬遠(けいえん)/故意四球(こいしきゅう)」*2について書いたので、
今日は似た語の「恋文(こいぶみ)」の話を。
※
まず「恋文(こいぶみ)」とは、恋心(こいごころ)を書いた手紙(てがみ)等のことですね。
対応する英語の「ラブレター(love letter)」も有名で、
日本の恋愛マンガ等でもよく見る印象です。
(英語「love(ラブ)」は恋や愛(あい)、letter(レター)」は手紙などを表す語ですね)
で、恋文/ラブレターを書く時には、
おそらくは良い紙(かみ)*3、あるいは専用(せんよう)の手紙などを用意しそうですね。
なので、「ノート」*4こと「ノートブック」を使うことは、そんなに無いように思えるのですが。
しかし恋文を英語にすると、
「ノートブック」を「恋文」にしているように見えるかもしれません。
というのも「ラブノート」という語があるらしいからですね。
まず和英辞典には、「恋文」に対応する英語として
上記の「love letter(ラブ・レター)」が載っていたのですが。
しかしその他にも、「love note(ラブ・ノート)」という語も書いてありまして。
「ノート」というと、日本では授業(じゅぎょう)で使う「ノートブック(notebook)」の印象も強いですが。
英和辞典によれば、「note(ノート)」には「短い手紙」の意味もあるらしいので、
「恋心(love)に関する(短い)手紙(note)」→「恋文(love note)」って感じですかね。
なので、上記の様に「love note(恋文)」という語があることを考えると、
「『ノート(note)』は『恋文(love note)』(を表すの)に使える!」と言えそうですが。
…しかし日本で「ノート」というと、やはり「ノートブック」の印象も強いので、
「『ノートブック』の紙を『ラブレター』に使った…!?」という風にも聞こえて、ちょっと面白いですね。
※
まあ「恋文」に込もった想いの強さは、
紙の材質(ざいしつ)とは、また関係無いとは思います。
なので、「ノートブックを恋文にしては絶対ダメ」という訳でもないとは思いますが…。
…しかしそれでも、例えば「ちぎったノートの切れ端(きれはし)の恋文」とか、
「チラシの裏に、すごく雑(ざつ)な字で書かれたラブレター」とかだと、
相手に「からかっているのか…?」と、恋心自体を疑われてしまうかもしれませんね。
(逆にそれらが良い、という人もいるかもですが、賭けになるかなと思います)
なので、英語で「love note(恋文)」があると言っても、
「じゃあ『ノート』の紙で良いか~」とはせずに。
「ノート(notebook)」はあくまで、
「恋文(love note)」の「下書き(したがき)」に使うのが良いかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・恋文(こいぶみ)/ラブレター:
ちなみにカードゲームで『ラブレター』という作品もある。
*1:「手紙(てがみ)」については 3/1 国語:手紙(てがみ)/天気(てんき)・花(はな)・そしてアニメの話!? ~手紙の「挨拶(あいさつ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「敬遠(けいえん)/故意四球(こいしきゅう)」については 8/11 体+英他:「敬遠(けいえん)」に「敬(けい)」の字は必要ですか? ~野球の「敬遠/intentional walk(インテンショナル・ウォーク)」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「紙(かみ)」については 1/12 歴史:マイナーに見えて大切なこと~「紙(かみ)」編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「note(ノート)」や「notebook(ノートブック)」については 10/23 英語:ノート/「メモ書き」で、「お金」で、「音符(おんぷ)」なものなーんだ? - のっぽさんの勉強メモ を参照。