生活+英語の話ー。
鶏肉(とりにく)を使った揚げ物、「ナゲット/チキン・ナゲット」*1と。
それを数える単位「ピース(piece)」、
そして服の「ワンピース(one-piece)」などの話を。
まだ風邪っぽいので簡単に。
前置き。
まず普段「ナゲット」というと、「チキン・ナゲット」が有名かと思います。
鶏肉(とりにく)を使った揚げ物(あげもの)という感じで、
ファストフード店などでもよく売られている印象です。
で、一方の「ワンピース(one-piece)」は服関係で聞く言葉ですね。
Wikipediaを見た感じ。、英語の「one-piece(ワンピース)」は「上と下が繋(つな)がった服」を広く指すようですが、
日本では特に、「女性(じょせい)向けの服の一種」として有名な印象です。
(Wikipediaによれば、そちらは英語で「one-piece dress(ワンピースドレス)」というようです)
で、(油を使った)食べ物である「ナゲット」を、
服の「ワンピース」にすることはなさそうですが…。
でももしかすると英語だと、そう聞こえたりするかもしれません。
というのも、「ナゲット」を「ピース」で数えたりするらしいからですね。
英和辞典によれば「piece(ピース)」は、
「商品(しょうひん)の単位(たんい)」としてことがあるようです。
例文では「クレープ」の単位にこの「piece」が使われていたりしました。
で、日本でもよく、ファストフード店やそのCMなどで、
「ナゲット5ピース」などの数え方は聞いたりします。
(ちなみに店のサイトを拝見しても、ナゲットのメニュー名や説明に「ピース」の表記がありました)
なので「ナゲット」を1つだけ注文する時、
「ナゲット、1(いち)ピース」と言うなら、まだ誤解はしなさそうですが。
しかし英語だと「1(いち)」が「one(ワン)/1」になり、
「ナゲット、『1(ワン)ピース』」とかになりそうなので。
ちょっと「『ナゲット』が(服の)『ワンピース』に…!?」って感じにも聞こえそうで、面白いですね。
※
ちなみに服関係では「ワンピース」の他に、
「ツーピース(two-piece)」や「スリーピース(three-piece)」などの用語もあったりします。
ざっくり言うと、それぞれ「2つ(上下など)/3つでセットになる服」がこう呼ばれたりするみたいですね。
(ちなみに調べた限りでは「フォーピース」は見つかりませんでした)
そのため、ナゲットを「2つ/two(ツー)」、「3つ/three(スリー)」頼むときは、
これらの「ツーピース(two-piece)」や「スリーピース(three-piece)」も、
一緒に頭(あたま)に浮(う)かびそうで面白いですね。
まあ、それぞれ別の用語ではあるのですが。
でも、もしあなたが「ナゲット」を頼むことがあれば。
いくつ…「何ピース(piece)」食べようか考えている間に、
「ワンピース(one-piece)」などの語を思い出してみると、少し楽しいかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・piece(ピース):
関連用語:「a piece of cake(ア・ピース・オブ・ケイク)/朝飯前(あさめしまえ)」*2、「mouthpiece(マウスピース)」*3、「フライドチキン」*4
*1:「チキン・ナゲット」や英語「nugget(ナゲット)」については 3/9 生+英:「ナゲット」といえば「金塊(きんかい)」ですか? ~「chicken nugget(チキン・ナゲット)」と「gold nugget(ゴールド・ナゲット)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:日本語で言うと「朝飯前(あさめしまえ)」的な意味になったりする英語表現「a piece of cake(ア・ピース・オブ・ケイク)」については 6/4 生+国:「朝飯(あさめし)」を「2回」食べられますか? ~「お茶の子さいさい」と「朝飯前(あさめしまえ)」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「mouthpiece(マウスピース)」については 9/24 生+英他:「スマホ」に「マウスピース」はついてますか? ~「送話口(そうわぐち)/mouthpiece」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「ピース」を数えるときの単位にしたりする「フライドチキン」については 4/8 英語:「フライドチキン」と「フライングチキン」の違い!? ~fryとfly~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。