のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

10/24 英+生:「ハロー」を英語で書けますか? ~挨拶(あいさつ)「ハロー」の、スペルクイズの話~

 英語+生活の話ー。


 日本でもお馴染み(おなじみ)の英語の挨拶(あいさつ)*1「ハロー」を、
 英語のスペルで書くと…?というクイズの話です。


 前置き。

 まず「ハロー」というと、英語の挨拶(あいさつ)として有名な語ですね。
 「こんにちは」や、その他呼びかけとして使えるイメージで、
 日本でも、カタカナでそのまま使えたりする印象です。


 で、そんな訳で、お馴染みの感もある「ハロー」ですが…。


 では、ここで突然ですがクイズです。


 あなたは(挨拶の)『ハロー』を英語(のスペル)で書けますか?
 (※アルファベットで…、例えば「アップル」を「apple」と書けるか、みたいな感じですね)



 良ければ考えてみて下さい。









 …どうでしょう?
 もちろん分からなくても大丈夫です。



 まず挨拶の「ハロー」に関しては、
 ①「hello(ハロー、ヘロー)/Hello」をよく見るかと思います。
 有名なサンリオのキャラクター「ハローキティ(Hello Kitty)」(※敬称略)もこのスペル関連ですね。


 この「hello」は学校で習うことも多いかと思うので、
 「今回のクイズは簡単すぎるぜ!」と思った方もおられるかもです…が。


 …しかしながら、英和辞典にはこれだけでなく、
 同じ意味と発音なのに、違(ちが)うスペルの「ハロー」も載っていたりしました。
 具体的(ぐたいてき)には、

 ②「hallo(ハロー)/Hallo」
 ③「halloa(ハロー)/Halloa」
 ④「hullo(ハロー)/Hullo」

 …などもあったりするようです。
 スペルがけっこう変わっていますが、上記の通り発音(はつおん)は変わらないようですね。


 ちなみに英和辞典によれば、この②~④は「イギリス英語」、またその古い物のようです。
 なので、いつでもどこでも通じるというよりは、
 英語全体(現代のアメリカ・イギリス英語などなど含めた全体)からすると、少し特殊(とくしゅ)な例になるかもしれません。
 (英語の成り立ちや、どれがメインか…というのは置いておいて、「方言(ほうげん)」をイメージすると分かりやすいかもです)


 なので、上に書いたように、
 「あなたは(挨拶の)『ハロー』を英語(のスペル)で書けますか?」と聞かれた時。
 実は少なくとも①「hello」、②「hallo」、③「halloa」、④「hullo」の4つの答えがありうる、とも言えそうですが…。
 (なので①「hello」を書いて頂いた方も、そのまま正解なので大丈夫です)


 …でも何も知らない状態だと、①「hello」以外が単なるスペルミスに見えてしまいそうですね。


 例えばイギリス帰りの子でも、②「hallo」と書いているのを見たら、
 うかつな筆者などは、「おやおや…スペルミスかな?」と誤解してしまいそうですね。1分後くらいに判明して恥をかいてそう


 まあ、日本では「ハロー」(挨拶)≒①「hello」みたいな感じかと思うので、
 そんなに気にしなくていいかもですが。

 
 でももし、あなたが海外…それこそイギリスに行ったりして、
 ②「hallo」③「halloa」④「hullo」などの表記を見たら。
 「知ってるけど、あまり知らない『ハロー』だ!」とか、
 「(自分にとっては)レアな『ハロー』に出会えた…」と思ってみると、楽しいかも?




  まあそんな感じで~。






追記
 ちなみに「ハロー(hello、他)」は、日本語では「もしもし」に対応していたりもするようです。
 この場合の「もしもし」は、電話をかける時などの呼びかけの意味ですね。

 ですが英和辞典によれば、
 「hello」以前には「ahoy(アホイ、アホーイ)」という語が、電話の「もしもし」に対応していたらしいです。

 英和辞典によれば「ahoy(アホイ)」は「船員(せんいん)が他船(たせん)に呼びかける声」らしいので、つまり船(ふね)や航海(こうかい)関係の用語のようですね。
 またWikipediaにも「アホイ」についてのページがあり、ヨーロッパのいくつかの言語で使われる挨拶、と解説されていました。

 また電話関係についてですが、Wikipediaによれば(※以下、人名等敬称略)、

 ①電話の発明者「グラハム・ベル」は、「アホイ(ahoy)」を電話の挨拶にすることを提案した
 →②しかし「トーマス・エジソン」の提案による「ハロー (hello)」 が広まることとなった

 ということらしいです。

 なので「ハロー」が広まることが無ければ、
 もしかしたら今でも「ahoy(アホイ)」が、電話で使われている可能性もあったかもですね。



◆用語集
・hello(ハロー)/Hello:
 似てる語:「ハロ/暈(かさ)/halo(ヘイロー)」*2、「ハロウィン」*3


・hallo(ハロー)/Hallo:


・halloa(ハロー)/Halloa:


・hullo(ハロー)/Hullo:


・ahoy(アホイ、アホーイ)/Ahoy:
 ちなみにバーチャルYoutuberの「宝鐘マリン(ほうしょう・マリン)」*4さんは挨拶として「Ahoy」をよく使っておられるようで、自身の楽曲にも『Ahoy!! 我ら宝鐘海賊団☆』というものがあったりするようだ。
 関連記事:『海賊を表す外国語セブン』*5




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