社会+ドイツ語+生活+ゲームの話ー。
魔法(まほう)を使う女性などを指す言葉、「魔女(まじょ)」と。
重いものなどで腰(こし)を痛めてしまう「ぎっくり腰(ぎっくりごし)」、
そしてぎっくり腰に対応するドイツ語、「Hexenschuß(ヘクセンシュス)/魔女の一撃(まじょのいちげき)/Hexenschuss」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
今日は「ハロウィン」ということで、
ハロウィンの仮装(かそう)でも多そうな、魔女に関する話を。
※
まず「魔女(まじょ)」とは、魔法(まほう)を使う女性…を指すことが多いですね。
実は歴史の中で、男性も「魔女」と呼ばれることはあったようですが、
今現在「魔女」というと、だいたい女性を指すイメージです。
またファンタジーや童話(どうわ)だと、魔女はよく老婆(ろうば)…高齢(こうれい)の女性として出てくることも多い印象ですね。
で、現代社会は魔法ファンタジー中心の世界ではないので、
「魔女」は身近(みぢか)には、いないように思えるのですが。
しかし一方で、「魔女」の名前がついたものは割と身近と言えるかもです。
というのも、「ぎっくり腰」がドイツ語でそう呼ばれたりするらしいからですね。
まず「ぎっくり腰(ぎっくりごし)」とは、重いものを持ち上げようとした時などに、
腰(こし)を痛めてしまう…という症状(しょうじょう)ですが。
Wikipediaによれば「ぎっくり腰」はドイツ語で「Hexenschuß(ヘクセンシュス)/Hexenschuss」…、
日本語では「魔女の一撃(いちげき)」と呼ばれたりもするようです。
なかなかすごい名前ですね。
そして残念ながら日本でも、
「ぎっくり腰/魔女の一撃」に関する話はよく聞く印象なので。
その意味では「『魔女(の一撃)/ぎっくり腰』は『身近』…!」と言えるかもですね。
※
さて、腰や身体を痛めるというと、高齢の方に多いイメージもありますが。
しかし一方で、若い方も過度(かど)な負担(ふたん)などで、
意外と身体を痛めてしまう…という話は聞く気もします。
なので、けっこう色々な方に「魔女の一撃/ぎっくり腰」は身近かも?
特に今日ハロウィンではしゃいだ方は、少しお身体が疲れているかもですし、
明日から何日か、「魔女(の一撃)」に気をつけておくと良いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに手元の独和辞典では、ドイツ語「Hexe(ヘクセ)」は「魔女」、
「Schuss(シュス)」は「射撃(しゃげき)」の意味があるとされていました。
なので。「Hexenschuss/ぎっくり腰」は直訳すると「魔女の射撃」となりそうですが。
ただWikipediaでも「ぎっくり腰」こと「魔女の一撃(Hexenschuss)」に関する図として、
魔女が弓矢(ゆみや)を人に発射している図が載っていました。
なので、魔女が鋭く射撃を一発、人に放つ…ということで、「(魔女の)一撃」と呼ばれているのかもです。
◆用語集
・ぎっくり腰/魔女の一撃:
関連記事:『魔女を表す外国語セブン』*1
*1:記事『魔女を表す外国語セブン』については 11/1 社+諸外他:「魔女(まじょ)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。