体育+英語+生活の話ー。
食べ物系では薄切り(うすぎり)のイメージも強い語、①「スライス(slice)」と。
テニスやゴルフなどの特殊な打球(だきゅう)、②「スライス(slice)」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
まず①「スライス(slice)」というと、「薄切り(うすぎり)」の印象も強い言葉ですね。
例えば「スライスする」というと、何かを薄(うす)く切ることで、
「スライスチーズ」というと、すでに薄く切って一枚ずつに分けたチーズ…みたいな感じです。
で、そんな風に「食べ物」の印象も強い気がする「スライス」なのですが。
しかし調べてみると、食べ物以外にも、
スポーツの「ボール」に関して「スライス」という語を使ったりするようです。
まず英和辞典では「slice(スライス)」に関して、
名詞では②「〈ゴルフ・テニスなどの〉スライス(ボール)」という意味、
また動詞では「(ボールを)スライスさせる」という意味も載っていました。
Wikipediaでもさらに調べてみると、スポーツ系の「スライス」は、
ゴルフでは、利き腕(ききうで)の方に曲がる打球(だきゅう)、
テニスでは、逆回転(ぎゃくかいてん)をかけた、バウンドの低い、滑(すべ)るような打球を指すようですね。
なので、上記のスポーツだと、
必要な時に打球を「スライス」にできる…
つまり「『ボール』を『スライス(slice)』(特殊な打球)にできる」と、結構便利そうですが。
でも「スライスチーズ(薄切りチーズ)」等を想像した後にこの言葉を聞くと、
「ボール自体を『薄切り(slice)』にするの…!?」なんて思いそうで、ちょっと面白いですね。
※
まあ食べ物の「スライス」とボールの「スライス」は、
だいぶ意味合いや指しているものが違いそうですが。
でも今度どこかで「薄切り(slice)」の食品を見たり、
または「スライス(slice)」という言葉を見聞きすることがあれば。
色々思い出してみるのも、面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「カット(cut)」も、スポーツでよく使われる語の印象です。
例えば野球の投げ方の一種に「カットボール」というものがあるようですし、
またバスケットボール等でも「相手のボールをカットする」なんて表現もあります。
…でも知らない方が聞いたら、「ボール自体が切られ(カットされて)いる…!?」なんてちょっと思うかもですね。
追記2
あとカードやトランプでは、「カードを切る」という表現もありますね。
これは「カードを混ぜる」という意味ですが、
本当にカードやトランプを初めて見るという方は、「カード自体をハサミで切るの…?」と誤解したりするかもですね。