音楽+英語+イタリア語+フランス語の話ー。
「お前のソウル(魂)、音楽で表してみろよ!」的な話ではありません。
音(おと)の高さ…いわゆる「ドレミ」の中の一つ、「ソ」と。
それを表す英語「sol(ソル、ソウル)」、
そして英語「soul(ソウル)/魂(たましい)」の話を。
前置き。
まず音楽で「ソ」というと、音階(おんかい)…音の高さの一つですね。
いわゆる「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ(・ド)」の一つという感じで、
学校の音楽の授業でもお馴染み(おなじみ)という感じです。
(聞き分けられるかはともかくとして)
で 筆者は音楽に詳しくないので、
「ソ」の発音・スペルは、(どこでも)単に「ソ」だと思っていたのですが。
しかし調べてみるとそうでもないようです。
というのも、「ソ」を英語では「sol」と書いたり、
その上で「ソウル」と発音するかもしれないからですね。
まず手元の英和辞典によれば、
英語「sol」という語の解説に「ソ(ドレミファ音階の第5音)」と書いてありまして。
そしてその発音記号は、カタカナでは「ソウル」や「ソル」といったものが書いてありました。
(ちなみに「so、sohともいう」と書いてあったので、「ソ」に対応する表記はいくつかありえるかもです)
まあそもそも、Wikipedia(の「音階と階名」のページ)によれば、
英語では「ドレミ」でなく、「CDEFGAB」といったアルファベットを使う、という話も書いてありました。
よくギターとかで「Aマイナー」といった語を聞く気がしますし、その関係ですかね。
(ちなみに「ソ」に対応しているのは「G」のようです。
また「ドレミ」を使うのはイタリア語やフランス語で、そちらでは「ソ」を「sol」と書いたりするようです)
ともあれ、手元の英和辞典に載っていたように、
英語でも「ソ」の呼び名はあり(メインで使うかはともかく)、
そして「sol(ソウル)」と発音する可能性も書かれていたのですが。
(ちなみにネットで英語「sol」発音を確認すると、「ソー」や「ソール」っぽくも聞こえました。少なくとも単なる「ソ」という感じでは無さそうですね)
…でも「ソウル」というと、英語「soul(ソウル)/魂(たましい)」も有名ですね。
(ちなみに英和辞典では、「sol」の「ソウル」の場合の発音記号と、「soul」の発音記号は同じでした)
なので、ちょっと発音をそれっぽく…一部の英語を意識して、
音楽で「『ソ(sol)』を上手に弾けますか?」というのを、
「『ソウル(sol)』を上手(じょうず)に弾けますか?」と言い換えたなら。
なんか「『魂(ソウル/soul)』をこめて弾けってこと…!?」と思われそうで、ちょっと面白いですね。
ドレミファソの「ソ」は「ソウル(魂)」の「ソ」という可能性
※
まあ、上記の様に英語では「CDEFGAB」を使ったりするようですし、
英語圏の国で「sol(ソウル)」ネタを使う機会は、そんなに無いかもですが。
でももし、あなたが音楽を演奏(えんそう)することがあれば。
「ソ(sol)」の部分を弾く時に、
ちょっと「魂(soul)」を込めてみても、面白いかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに本記事とはあまり関係無いですが、
音楽関係だと、最近読んだ『ふつうの軽音部』というマンガが面白かったです。
◆用語集
・ソ【音】:
ちなみにカードゲーム『遊戯王』(遊戯王OCG)には音楽をテーマにしたカード群「ドレミコード」というものがあるのだが、英語版での名前は「Solfachord(ソルファコード)」となっているようだ。