生活+英語+理科の話ー。
「えっ、まだ靴にシタビラメつけてないの~!?」的な謎煽りではありません。
「足(あし)の裏(うら)」や「靴底(くつぞこ)」を表す英語、①「sole(ソール)」と、
それとはまた別の英語、②「sole(ソール)/(魚の)シタビラメ(舌平目)」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
昨日は「sol」や「ソウル」について書いたので、
今日は「sole(ソール)」という語についての話を。
※
まず英語の①「sole(ソール)」で有名なのは、
「足の裏(うら)」や「靴底(くつぞこ)」などを表すものかと思います。
特に日本では「ソール」といえば「靴底」を表す印象ですね。
(例えば「スニーカーのソール/ 〃 のソール部分」など)
で、一方の「シタビラメ(舌平目)」は魚(さかな)なので、
上記の「ソール」の話とは関係なさそうにも思えますが…。
しかし実は、そうでもなかったりします。
何故なら「シタビラメ」も、英語で②「sole(ソール)」とも言うらしいからですね。
まず英和辞典によれば、英語の「sole(ソール)」という語は複数あるらしく。
上記の①「sole(ソール)/足の裏、靴底」の他にも、
②「sole(ソール)/ササウシノシタ類、シタビラメ(舌平目)」というものもあるようです。
(いきなり「ササウシノシタ類」という用語が出ていますが、Wikipediaによれば「シタビラメ」は「ウシノシタ」とも言うらしいので、その関係と思われます)
ちなみに英和辞典には、「靴底(sole)」と「シタビラメ(sole)」をかけたジョークも書いてありました。
なので、英語では古くからお馴染み(おなじみ)のネタなのかな?という感じもしますね。
で、多くの靴には「靴底」…①「sole(ソール)/靴底」があるので、
「『靴(くつ)』に『ソール(sole)/靴底』がついている」ことも多そうですが。
…しかし②「sole(ソール)/シタビラメ」という語を知った後にこれを聞くと、
少し「『靴(くつ)』に『シタビラメ(sole)』がついてるの…!?」って感じもして、面白いですね。
海で泳いだ後にくっついてきたのかもしれない
※
まあ上記の様に、2つの「sole」ネタは英和辞典に書いてあったくらいなので、
有名なネタ…場合によっては、「使い古されたネタ」と思われる可能性もあるかもです。
なので英語圏の国でこれらの話をして、面白がってもらえるかは分かりませんが…。
でも英語圏の国などで、誰かと靴(くつ)の話をした時。
「靴底(sole)」の話になったら、なんか妙にニヤニヤしてたり、面白そうな顔をしている…という人がいたら。
「もしや『シタビラメ(sole)』を想像してるのか…?」なんて思ってみても、面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに靴の中に入れる「インソール(insole)」というものもあります。
(足の裏の形と、靴を合わせるために入れるものですね)
そして、この「インソール」が略して「ソール」と呼ばれることもある印象ですね。
なので日本では「『靴(くつ)』に『ソール』(インソ-ル)を入れる」といったりしそうですが、
しかしこれを英語圏の国の方が聞いたら
一瞬「『靴』に『シタビラメ(sole)』を入れるの…!?」なんて思ったりもするかもですね。
…何かの罰ゲームみたいでアレですが。シタビラメにとってもかなり罰ゲーム
◆用語集
・sole(ソール)【足の裏、靴底】
・靴底(くつぞこ):
関連記事:『靴を表す外国語セブン』*1
*1:記事『靴を表す外国語セブン』については 7/2 生+諸外:「靴(くつ)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。