のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

11/26 生+国:あなたは「縢り縫い」ができますか? ~裁縫(さいほう)の「かがり縫(ぬ)い/縢り縫い」の話~

 生活(家庭科)+国語の話ー。


 裁縫(さいほう)の、縫(ぬ)い方の一種、「かがり縫い」と。
 その難しそうな漢字(を増した)表記、「縢り縫い(かがりぬい)」の話を。


 諸事情で遅くなってしまったので簡単に。 


 前置き。

 まず「かがり縫(ぬ)い」とは、縫(ぬ)い方の一種ですね。
 手元の国語辞典等に載っていなかったので、ネットで調べてみると、
 布(ぬの)の端(はし)を糸(いと)で巻き込んで、(端が)ほつれないようにする縫い方のようです。
 筆者も、学校の家庭科(かていか)の授業で習った記憶がありますね、

 
 で、筆者がこれを学校で習った時の表記は、
 「かがり縫い」というものだった気がするのですが。
 しかし、この前半のひらがな部分は、漢字にするとけっこう難しいようです。
 というのも、「縢り縫い(かがりぬい)」と書くらしいからですね。


 手元の国語辞典等には、「縢る(かがる)」という動詞が載っていたのですが。
 この「縢る(かがる)」は、「もとの布と縫いつけた布とが離(はな)れないように、しっかりと縫う」などの意味を持つようです。
 またネット等で確認すると、「かがり縫い」の「縢り縫い」とも書かれたりしていましたので、
 この「縢る」手法を使ったのが「かがり縫い/縢り縫い」のようですね。


 …しかし、調べていて思ったのですが、
 この「縢」(漢和辞典によれば読みは「縢(とう)」)の字は難しいですね。
 教科書やネットでも「『かがり』縫い」とひらがなが多かったのが、分かる気がします。


 なので「かがり縫い」が普通に/上手くできる、という方でも。
 文章(ぶんしょう)などで、
 「あなたは『縢り縫い(かがりぬい)』ができますか?」と聞かれたら。
 「難しそう、多分まだできない…!」と思ったりしそうですね、ちょっと面白いです。


 ちなみに国語辞典では「かがり(縢り)」の説明として、
 「すそを糸で『綴(と)じる』こと」と載っていました。
 …また難しい漢字(「綴」)が出てきましたね。
 裁縫系の語は、「裁縫」という表記からしても、何かと画数(かくすう)が多くて難しく見える気がします。


 もちろん今の家庭科では、読みやすいようにひらがなを多くしたりして、
 そこまで難しい漢字は使われないかもですが。


 でももし、あなたが家庭科…もとい「裁縫(さいほう)」系に興味があり、
 ちょっと古めの(裁縫系の)資料を読む、ことがあれば。


 「縢り縫い(かがりぬい)」「綴(と)じる」のような、
 難しげな語を調べやすいように。
 スマホや辞典を、手元に置きながらやるといいかも?



 まあそんな感じで~。



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