生活+英語の話ー。
「夜(よる)のバイト(をすること)」や「月光(げっこう)」などを意味する英語、
「moonlight(ムーンライト)」等の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
色々あって「アルバイト」絡みの語を調べていたら、
「ムーンライト」という語が面白かったので、その話を。
※
まず「アルバイト/バイト」(※語源はドイツ語らしいです)とは、働(はたら)き方の一種ですね。
いわゆる正社員(せいしゃいん)…会社(かいしゃ)にがっちり所属(しょぞく)する人ではなく、
(時間等やルールが)もうちょっとゆるい働き方、というイメージですね。
なので、学生(がくせい)の方でもやれたりする訳です。
で、バイトで働く「時間帯(じかんたい)」には色々あって、
その中には「夜(よる)のバイト」もある訳ですが。
それは、英語だとちょっと綺麗(きれい)な感じにもなるようです。
というのもWikipediaによれば、
「夜にアルバイトする(こと)」を英語で「ムーンライト(moonlight)」、
また「夜のアルバイト」を、名詞で「ムーンライティング(moonlighting)」というらしいからですね。
手元の英和辞典でも確認してみましたが、
確かに英語「moonlight(ムーンライト)」の意味に、「(昼間は働いた後に)内職(ないしょく)する、アルバイトをする」というものがありました。
(ちなみに「内職(ないしょく)」とは本来の仕事とは別の仕事で、家計(かけい)…生活を助けるために行うものですね。自宅(じたく)でできる物も多かったりするようです)
また上記の英語「moonlight(ムーンライト)」の意味には、「月が出ている間(夜間)になされる」というものもあり、
そして「moonlight」は、直訳した意味では「月光(げっこう)/月の光」という感じです。
なので、バイトも内職も、
「夜(月が出ている間)に働く(moonlight)こと/月光(moonlight)が輝(かがや)く間に働くこと」が、
広く「moonlight(ム-ンライト)」(※名詞としては「moonlighting(ムーンライティング)」)と呼ばれている…って感じですかね。
(※ちょっと筆者の仮説も入っているので、すみませんがご注意を)。
なので、「(英語では)『夜のバイト』は『ムーンライト(moonlight)』!」と言えそうですが。
でも「moonlight(ム-ンライト)」というと「月光」を表す事も多いので、
ちょっと「『夜のバイト』は『月光(moonlight)』!」って言われている感じもして、面白いですね。
オイオイあのバイトさん、月光のように美しい働き方だぜ!
※
ところで「夜(よる)」と「昼(ひる)」、
「月(つき)」と「太陽(たいよう)」はよくセットとして扱われたりしますが。
そう考えると、「夜のバイト」が「月光(moonlight)」になるように、
「『昼(ひる)のバイト』は『日光(sunlight(サンライト)』!」なんて言えたりするかも?
まあ、残念ながら(?)手元の英和辞典では、「sunlight」にその意味は無いようでしたが。
でももしあなたが、「昼のバイト(sunlight)」(※造語)か「夜のバイト(moonlight)」で悩むことがあれば。
「『サンライト(昼のバイト)』と『ムーンライト(夜のバイト)』、どっちがいいかな…」
なんて考えてみても、ちょっと楽しいかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにゲーム作品で、『ムーンライター 店主と勇者の冒険(Moonlighter)』というローグライクRPGもあったりします。