生活+英語+ゲームの話ー。
そこまで怖い話では無いつもりですが、血液ネタ等が出てくるので、すみませんがご注意を。
裁縫(さいほう)で厚みが足りない所に足したりする布、①「gore(ゴア)」と、
その日本名であり、財布などにも使われたりするらしい「襠(まち)」、
そして「血糊(ちのり)」を表し、怖い意味もある②「gore(ゴア)」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
調べものをしていて見つけた、
「gore(ゴア)」という語が面白かったので、その話を。
※
まず裁縫(さいほう)での①「gore(ゴア)」とは、布(ぬの)の一種ですね。
Wikipedia等によれば、厚み(あつみ)や幅(はば)が足りない所に足す布、とのことです。
(手元の英和辞典によれば、「三角形(さんかっけい)」のものを指すようです)
日本語では「襠(まち)」や「おくみ」ともいうようですね。
これらはちょっと言葉だと説明がしづらいのですが、
ネットで調べた感じでは、例えば財布(さいふ)のカード入れの横についている、
「アコーディオンっぽく動いて開きやすくしている布」なども「襠(まち)」というようです。
なので、上記のことからすると、
財布に「gore(ゴア)/襠(まち)」がついている、と言えるのかもですが…。
しかしここで少し注意が必要かもです。
というのも、他にも「gore(ゴア)」という単語があるからですね。
例えば英和辞典によれば、
②「gore(ゴア)」という外見で、「血糊(ちのり)」や血液(けつえき)を意味する単語がありました。
またWikipediaによれば、「gore(ゴア)」は上記の意味から、「血しぶきが飛び散る残虐(ざんぎゃく)シーン等のある作品」という意味も持つようです。
確かに、筆者もその意味合いの「ゴア」とか「ゴア表現」といった言葉を聞いた覚えがありますね。
なので、そちらで「gore」をイメージしている人が、
「『財布』に『ゴア(①gore/襠、足した布)』がついている」という言葉を聞いたら。
「『財布』に『血糊(ちのり)/②gore(ゴア)』がついているの…!?」なんてビックリするかもですね。
※
まあ、そこまで極端に誤解する人は少ないかもですが、
しかし例えば筆者の場合、
血糊(ちのり)の方の②「gore(ゴア)」を先に知っていた(それしか知らなかった)ので。
その後、裁縫やファッション系で「ゴア」や「ゴア○○」といった語を聞く度に、ちょっとギョッとしていたりしました。
(それでいて、今日までちゃんと調べていませんでした。反省)
なので、逆に「裁縫」の①「gore(ゴア)/足す布」しか知らない人が、
響きだけでうっかり、②「gore(ゴア)/残虐系」作品に触れてしまうことがあるかも?
「血とかはちょっと苦手…」という方は、気をつけておくと良いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「ゴアパンツ」という服もあるようですが、
これはネットによればインドの「ゴア」地方が由来らしいので、また別の言葉ですね。