体育+社会の話ー。
宗教的な話…に見せかけてスキーの話だったりします。
ノルウェーの首都「オスロ(Oslo)」と、
その旧名「クリスチャニア(Christianiaなど)」、
そしてその旧名に由来するスキー技、「クリスチャニア(Christiania)」の話を。
前置き。
今日は「クリスマスイブ」ということで、
少し名前の似ている「クリスチャニア」、そして「オスロ」の話を。
※
まず「オスロ(Oslo)」とは、ノルウェーの首都(しゅと)ですね。
Wikipediaによればノルウェー最大の都市であり、
北欧(ほくおう)の主要都市の一つに数えられるようです。
(ちなみにネットでは綺麗な風景がいろいろ見られました)
で、そんな「オスロ」は場所の名前なので、
「オスロをする」とか「オスロができる」という風には、言わないと思うのですが。
しかしオスロの「旧名(きゅうめい)」…古(ふる)い(旧い)名前については、それがありえるかもです。
何故ならオスロの旧名「クリスチャニア」は、スキーの技名にもなっていたらしいからですね。
まずWikipediaによれば上記のように、
ノルウェーの首都「オスロ」は昔「クリスチャニア(ChristianiaもしくはKristiania)」と呼ばれていたらしいのですが。
しかし筆者の手元の国語辞典では、
「クリスチャニア(chiristiana)」はスキーで「滑走中(かっそうちゅう)、急速度で方向を変える技術」と載っており、またこの技が「ノルウェーの首都オスロの旧名」に由来すると書いてありました。
(また英和辞典でも「Christiania(クリスチャニア)」という語の意味が、「クリスチャニア回転法」と説明されていました)
…まあネットで調べてみると、このスキーの技の「クリスチャニア」も古い名前で、
今は「ステムターン」などの名前になっているようですが。
(関連して「ステムクリスティー」という技もあり、これに含まれる「クリスティー」が「クリスチャニア」のことらしいです)
ともあれ、昔は「クリスチャニア」という技があったようなので。
もしかしたらスキーをする人同士の会話では、
「あなたは(スキーの)『クリスチャニア(Christiania)』ができますか?」
という会話がされていたかもですが…。
…でも「ノルウェー首都クリスチャニアの名前が由来」という部分を意識すると、
今だと「あなたは『オスロ(現在のクリスチャニア)』できますか?」とか、
「あなたは『トーキョー(日本の首都)』ができますか?」
みたいに言われてる感じもして、ちょっと面白いですね。
※
まあ上記の様に「クリスチャニア」は古い名前のようなので、
今スキーを習っても、その名前に出会うことはないかもですが。
でももし、あなたがスキーで上記の「ステムターン」を習ったり、
またはノルウェーの首都「オスロ」に行くことがあれば。
それぞれの旧名「クリスチャニア(Christiania)」を思い出してみても、ちょっと面白いかも?
まあそんな感じで~。