ゲーム+英語+理科の話ー。
特にホラー的な話ではありません。
サイコロ系ゲームでの「ピンゾロ」…
つまり、サイコロ2つ振って1の目が2つ出た状態を表すらしい、
英語「snake eyes(スネーク・アイズ)」の話を。
前置き。
昨日は「蛇の目(じゃのめ)」という語について書き、
またそれが英語では「bull's eye(ブルズ・アイ)」…、
「雄牛(おうし)の目」と呼ばれたりもすることについて書きましたが。
しかし逆に、日本語では特に「蛇(へび)」のイメージが無い物が、
英語で「蛇の目」、あるいは「蛇の両眼(りょうがん)」的な名前で呼ばれることがあるらしいです。
それが、サイコロの「スネーク・アイズ(snake eyes)」という用語ですね。
ネット等によれば、サイコロの「ピンゾロ」…、つまりサイコロを2つ振って、両方「1の目」がでた状態を、
英語では「snake eyes(スネーク・アイズ/スネークアイズ)」というようです。
(ただスラング…俗語(ぞくご)らしいからか、手元の英和辞典には載っていませんでした)
なので英語だと、
「『サイコロ』(の出目)に『蛇の目(snake eyes)』はある!」と言えるかもですね。
日本語だとあまりそのイメージはないので、面白いです。
…蛇が嫌いな方は、あまりイメージしない方が良いかもですが。
※
ちなみにお正月に書いておいて難ですが、
Wikipediaによれば、英語「snake eyes(スネーク・アイズ)」はあまり縁起(えんぎ)が良くないようです。
というのも、Wikipediaの同名の映画『スネーク・アイズ』の解説によれば、
「クラップス」というゲームで「スネーク・アイズ(1の目2つ)」を出すと、
もうサイコロを振った人の負けになってしまうらしく。
そこから「スネーク・アイズ」は「もう駄目(だめ)、一巻(いっかん)の終わり」という意味も持っているらしいです。
ただ、お正月によく遊ばれる印象の「すごろく」や「人生ゲーム」では、
大きい出目(12)などだけでなく、
それこそ小さい目(2)なども役に立ったりします。
(特にぴったりじゃないとゴールに止まれないルールでは)
なので、もしサイコロを振って「スネーク・アイズ(1の目2つ)」が出ても、
「『もう駄目(snake eyes)』だ…」と諦めず、
まだまだ頑張ってみると良いかも?
今年は「巳年/蛇(snake)の年」なので、逆に縁起(えんぎ)が良かったりするかもですしね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにカードゲーム『遊戯王』(遊戯王OCG)には、
「スネークアイ」という名前のカード群があったりします。
非公式Wikiを拝見(はいけん)するに、上記の「snake eyes(スネーク・アイズ)」が名前の由来では、という説があるようですね。