理科+インドネシア語+国語の話ー。
「あの亀は、いつも貧血(ひんけつ)気味で…」的な話ではありません。
わりとしっかり歩く印象もある気がする動物、「亀(かめ)」と、
それに対応するらしいインドネシア語「kura-kura(クラクラ)」の話を。
ちょっと体調不良なので簡単に。
前置き。
昨日「蛇(へび)」を表す外国語について調べていたら、
ふと見つけた「亀(かめ)」に関するインドネシア語が面白かったので、その話を。
※
まず「亀(かめ)」とは、動物の一種ですね。
移動(いどう)はゆっくりながらも「しっかり」しており、
背中の甲羅(こうら)は、割と「堅(かた)い」イメージもある気がします。
…で、そう書いておいて難ですが、
そんな「亀」をインドネシア語で表すと、またちょっとイメージが変わるかもです。
というのも、手元の用語集やネットで調べたところ、
インドネシア語で「亀」は「kura-kura(クラクラ)」というらしいからですね。
…日本語で「くらくら」というと、…ちょっと意識(いしき)がくらっとして、ふらふらした感じを表したりするので、違いが面白いですね。
(あとはお湯が煮える時などに「くらくら(ぐらぐら)」といったりするようです)
なので どんなに様子が「しっかり」している「亀」を前にしても、
「『亀(kura-kura)』は、(インドネシア語で)いつも『クラクラ(kura-kura)』!」と言えるかもなのですが。
…やはり「あの『亀』も、『くらくら』しているのか…!?」って感じもして、ちょっと面白いですね。
※
ちなみに話は少し逸れますが、
インドネシア語で「海亀(うみがめ)」は、「penyu(プニュ、プニュー)」と呼ばれるようです。
かわいい、そして「やわらかい」感じもする響きですが、
…「かたい」「ゴツゴツ」した甲羅を持った「海亀」ても、「プニュ」と呼ばれるのはちょっと面白いですね。
もちろん、あくまでこれは(「日本語」使用者の)筆者からの感想で、
現地の方からすると、特に特別なことはないかもですが。
(逆に、インドネシア語から見て面白い日本語も、色々あるかもですね)
でも、単純に「響きが面白いな…」とか「なんかかわいいな…」というのも、
けっこう外国語を覚える時の「やる気」になる気もするので。
(ちなみにその意味でインドネシア語は、言葉のリズムが楽しかったりする印象です)
なので、もしインドネシア語に興味がある方は、
「クラクラ(kura-kura、亀)」や「プニュ(penyu、海亀)」を、ちょっと覚えておくのも良いかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・「kura-kura(クラクラ)」【インドネシア語】:
「亀(かめ)」を表すインドネシア語。
似てる語:「くらます(晦ます)」*1
・penyu(プニュ、プニュー)【インドネシア語】:
「海亀(うみがめ)」を表すインドネシア語。
*1:「くらます」については 1/12 国+社他:あなたは「晦ます」を読めますか? ~「くらます(晦ます)」と「大晦日(おおみそか)」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。