体育*1+英語の話ー。
ダジャレっぽいタイトルですが、意外とそうでなかったりもします。
サッカー*2では「3点取る」印象の語「ハットトリック(hat trick)」と、
その由来らしい「クリケット」*3の「ハットトリック」、
そして「帽子(ぼうし)*4/hat」の話を。
前置き。
今日は8月10日…8(はっ)・10(と)の日ということで。
スポーツの「ハットトリック」を調べてみました。
※
まず「ハットトリック」とは、スポーツ関係の用語ですね。
筆者にとっては「サッカー」での意味、
すなわち「同じ選手が1試合で3点取る」というイメージも強いです。
でもWikipediaによれば、ラグビーやダーツでも使う語のようですね。
で、何となく格好いい語の「ハットトリック」ですが。
よく考えると意味を知らないので、調べてみました。
Wikipediaを調べてみますと、
「ハットトリック」は元々「クリケット」というスポーツの用語らしいです。
この「クリケット」は野球*5に似たルールなのですが、
そこでの「ハットトリック」は、「1つの回の中で、3球で3人の打者をアウトにすること」を指したようです。
で、これを達成した「ボウラー(投手)」には、「帽子(ハット)」が贈られ、その名誉(めいよ)が讃えられた…という話みたいですね。
サッカーでの「ハットトリック」の意味とは大分違う感じです。
ちなみに英和辞典によると、英語の「hat(ハット)」は「帽子(ぼうし)」、
「trick(トリック)」は「妙技(みょうぎ)」などの意味があるようです。
(「妙技(みょうぎ)」とは、すごい技、「絶妙(ぜつみょう)」な技ですね)
なので「帽子(hat)がもらえるほどの妙技(trick)」→「ハットトリック(hat trick)」って感じですかね。
つまりクリケットでは「「ハットトリック」で『帽子(ハット)』がもらえる!」という訳ですが。
…サッカーなどでハットトリックを達成しても、帽子はもらえませんね。
欲しい方にとっては残念かもしれません。
※
でも、スポーツですごい選手は「王者(おうじゃ)」*6と呼ばれたり、
試合などに勝って「2冠」、「3冠」などと呼ばれることもありますね。
なので、サッカーの「ハットトリック(hat trick)」で「帽子(hat)」はもらえずとも、
王者の「冠(かんむり)/crown」*7はもらえる…なんてこともあるかも?
もちろんこれらはサッカーに限った話ではないので、
スポーツが好きな方は「ハットトリック」や「冠」を目指して、
自分の「妙技(trick)」を磨いてみるのもいいかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに 今回「ハットトリック」を調べていて知ったのですが、
数日前、ヨーロッパ*8のサッカーの試合で、
日本人の選手が「ハットトリック」を達成したようです。
しかもデビュー戦だったらしいので、余計に凄いですね。
*1:「体育(たいいく)」については 10/5 英+体:「体育(たいいく)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:スポーツの「サッカー」、「スポーツ」、「ラグビー」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:スポーツの一種「クリケット」については 5/15 体+社:野球からクリケットへ! ~インド版『巨人の星』、そして要素変更の意味~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「帽子(ぼうし)」については 9/29 英語:色んな「キャップ(cap)」の話! ~首都(しゅと)、キャプテン、そして見出し~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「野球(やきゅう)」については 12/8 英語:「基本5文型(きほんごぶんけい)」って何さ? +四天王(してんのう) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「王者(おうじゃ)」や「王(おう)」については 5/25 国語:鉞(まさかり)/魔王とマサカリと金太郎! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「冠(かんむり)」や「crown(クラウン)」については 3/11 英語:二つの「クラウン」の話! ~「王冠(crown)」と「道化師(clown)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「ヨーロッパ」については 2/17 歴史:人の名が土地になりました? ~「エウロパ」、「ヨーロッパ」、そして誘拐事件!?~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。