理科+英語の話ー。
日本では「ビニール袋」とかでおなじみ
身近な素材「ビニール」についての話です。
今日は用事があったので簡単に。
前置き。
コンビニとかスーパーでもらう(最近は削減傾向ですが)「ビニール袋」。
では「ビニール」は英語でどう書くのか?というのを調べてみると、
「vinyl(ヴァイナル)」というものでした。
カタカナ語では「ビニール」と書かれるので頭文字が「B」っぽいですが、「V」なんですね。
つまり「ビニール袋」というよりは「ヴァイナル袋」…
…としたいところなんですが、もう一つ罠(わな)があったりします。
Wikipediaによれば、「ビニール」というのは、本来「ビニル基」というものを持つ物質らしいのですが、
日本ではそれ以外の軟質(なんしつ)プラスチックも、わりと「ビニール」と呼んでしまうそうです。
なので「ビニール袋」に使われているのが、本来の「ビニール」でない可能性もあると。
また英語では「ビニール袋」のことは「plastic bag(プラスティック・バッグ)」というそうですね。
(なので「vinyl bag(ヴァイナル・バッグ)」と言っても通じづらいかもしれません)
つまり「ビニール袋」の「ビニール」は…本来「vinyl(ヴァイナル)」なのですが、
「ビニール袋」に「ビニール」を使ってない可能性があると。
その意味では「ビニール袋」は「(本来の)ビニール(の)袋」ではない可能性がある、ということですね。
なんともややこしい話ですが。
※
身近なはずのビニールという言葉でしたが、(筆者は)知らないことの方が多かったですね。
今「廃棄プラスチック」の削減が求められていますので、
ビニール袋を減らそう、という取り組みなどもされていますが。
そもそも「ビニール」とは何なのか、ということを、たまに考えてみてもいいかもしれません。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ビニール:
関連用語:「プラスチック」*1、「マイクロプラスチック」*2
*1:「プラスチック」については 6/18 歴史:マテリアル&ヒストリー ~素材(そざい)と文明と歴史~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「マイクロプラスチック」については 11/1 英+生:「容器(ようき)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。