歴史の話ー。
別に軍人さん自身がビーバーになってしまったわけではありません。ご注意を。
東京ディズニーランド*1のアトラクション*2から、アメリカの軍人「デヴィ―・クロケット」の話です。
前置き。
先ほどテレビ番組『ヒルナンデス!』で、「東京ディズニーランド」の紹介コーナーを見ていたのですが。
昔のパンフレットには「デビ―クロケットのカヌー探検」というアトラクションが載っていました。
「デビ―(デヴィ―)クロケット」という名前はゲーム『Fate/Grand Order』で見た覚えがあったので、
ちょっと調べてみました。
「デヴィー・クロケット」こと「デイヴィッド・クロケット(David crockett)」(1786-1836)はアメリカの昔の軍人・政治家ですね。
「テキサス革命」の中の「アラモ(砦)の戦い」で有名な人物のようです。
「テキサス革命」(またはテキサス独立戦争)というのは、ざっくり言うと現在でいうアメリカの「テキサス州」が、当時属していたメキシコ*3から独立しようとした戦いです。
Wikipediaによれば、途中で「アラモ砦」はメキシコ軍によって陥落し、上記の「デヴィ―・クロケット」も死亡してしまったようです。
しかしその後「サンジャシントの戦い」で、テキサス軍の少ない軍勢がメキシコ軍に勝つ、ということが起こります。
この時「アラモ砦の戦いを忘れるな!(リメンバー・アラモ!)」というときの声(鬨の声)が挙げられたみたいですね。
(今でもこの「リメンバー・アラモ!」というのは常套句(じょうとうく)みたいです)
そして独立は成功し、「テキサス共和国」が誕生した(1836年独立、1845年にアメリカに併合)という感じです。
で、なぜアトラクション名に「デヴィ―・クロケット」の名前がついているかですが、
…簡単に調べた範囲ではよく分かりませんでした。すみません。
ネット上に解説サイトが色々あったので、そこら辺を見てみるのもいいかもですね。
(そのまま真似してしまいそうなので筆者自身は詳しくは見てません)。
ちなみに東京ディズニーランドの同名のアトラクションは、
現在は「ビーバーブラザーズのカヌー探険」という名前になっているようです。
「実在の軍人」から「ビーバー」と、すいぶん名前の印象が違いますが。
このアトラクションに乗ることがあったら、「デヴィー・クロケット」やアラモ砦のことを思い出してみるのもいいかもしれません。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・「デヴィ―・クロケット」:
ちなみに彼の名前を付けた戦術核兵器「デイビー・クロケット」というものもあるらしい。なかなか恐ろしい話である。
ゲーム『メタルギアソリッド3』*4をやったことのある方は、聞き覚えがある名前かもしれない。
*1:「東京ディズニーランド」については 9/15 音+歴:受け継がれる「魔法使いの弟子」! ~ゲーテ、デュカス、そしてディズニー~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「アトラクション」については 8/31 英+国他:「アトラクション(attraction)」は「魅力(みりょく)」で「引力(いんりょく)」ですか? ~「attraction」と遊園地(ゆうえんち)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「メキシコ」については 7/8 国+歴:「那覇市(なはし)」の「覇(は)」は「覇王(はおう)」の「覇」!? ~「那覇」と「なふぁ」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:ゲーム『メタルギアソリッド』については 12/8 数→英・社:「比(ひ)」の話って意外と面白いかも - のっぽさんの勉強メモ を参照。