理科+英語+国語の話―。
ちなみに載ってても載ってなくても、たぶん大丈夫です。
体の小さな物が多い、水に流される生物「プランクトン/浮遊生物」と、
それに関わる他の分類名、「ネクトン/遊泳生物」などの話を。
前置き。
昨日はプランクトンの一種「ミジンコ」*1について書きましたが。
そこから「そもそも『プランクトン』って何だっけ…」と思ったので、
ちょっと調べてみました。
※
まず「プランクトン(plankton)」とは、生物の一種ですね。
Wikipediaによれば「浮遊生物(ふゆうせいぶつ)」ともいうらしく、
水流(すいりゅう)…水の流れに逆らえず、「浮遊(ふゆう)」して流されていく生物の名前らしいです。
だからか、「ミジンコ」など小さな生物が多く属するようですね。
(体が小さいと、強い水の流れには逆らいにくかったりするので)
で、筆者は「プランクトン」という種類の生物がいるかと思っていたのですが。
Wikipediaによればこれはあくまで「生活型(せいかつがた)」…、
つまり生活(せいかつ)の仕方で分けた名前のようです。
なので「プランクトン」には、ミジンコやミドリムシなど、多くの生物が属するようですし、
また「魚」が幼い頃は「プランクトン」(ほぼ泳げず漂う生物)であっても、
成長して泳げるようになり、プランクトンでなくなるという場合もあるようです。
(生活型が変わったので、名前も変わるということですね)
そしてWikipediaによれば、上のような「生活型」で分けた名前は他にもあるようで。
例えば、
水の流れに逆らい泳げる「ネクトン (nekton)/遊泳生物(ゆうえいせいぶつ)」、
水底で暮らしている「ベントス (benthos)/底生生物(ていせいせいぶつ)」、
そして水面*2の直上または直下に生活する「ニューストン (neuston)/水表生物」
などがあるようです。
…なんかどれもちょっとカッコ良さげで、ワクワクしますね。ゲームだと「ベントス」が強そうです
※
筆者は「プランクトン」以外は、学校で習った覚えがないのですが。
しかしそれもだいぶ前のことなので、
今の学校の理科/生物の授業では、普通に教えているかもですね。
なので例えば、
「『ネクトン』は『教科書』に載ってますか?」という問いへの答えは、
時代・世代や、扱う教科書によっても違うかもしれません。
なのでもしご自分や、周りの誰かが理科の教科書を持っていたら。
有名な「プランクトン」以外の、
「ネクトン」や「ベントス」、「ニューストン」などについても。
「載ってるかな~?」とチェックしてみるのも、面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ネクトン (nekton)/遊泳生物(ゆうえいせいぶつ):
・ベントス (benthos)/底生生物(ていせいせいぶつ):
・ニューストン (neuston)/水表生物(すいひょうせいぶつ):
*1:「ミジンコ」については 3/4 理+生他:「ミジンコ」と「みじんこ」は違いますか? ~「プランクトン」と「米粉(こめこ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「水面(すいめん)」については 7/16 国+英:「水中(すいちゅう)」で「戦う(たたかう)」ことはできますか? ~①「水面下(すいめんか)/水面の下」と②「水面下/こっそり」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。