のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/16 歴+理+こころ:「1年」はどんどん「長くなる」!? ~「変化(へんか)」のスピードと「発明」の話~

 歴史+理科+こころの話-。
 「宇宙や時間が膨張(ぼうちょう)している…!」とか、そういう科学的な話ではないです。

 「1年の中の発明(はつめい)や出来事とかが増えると、説明も長くなるかもねー」みたいな話です。



 前置き。

 一般的に年を取るほど「時間を短く感じる」なんて言いますが、
 今回はちょっと違う視点の話を。


 現代の色んなもの、また社会の「歴史」などを学んでいて思うのですが、
 1年での「変化の速さ*1」というのはその時代によって大分変わりますね。


 例えば今は1年や10年などで、だいぶ新しいものが出てきたりします。
 「スマホ」は年々進化しますし、最近では「ドローン」*2が普通に家電量販店で売られているのを見ました。
 日本で家庭用パソコンを本格的に使い出したのは1995年からの気がしますが、
 20年ほど経った今(2018年)では、逆にスマホがあるからパソコンを持たない、という話もあるくらいになりました。


 慣れているとこれらの変化を「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、
 一方で昔の「縄文時代」とか「弥生時代」では、そんなに物が変わったりしなかった、ということもあります。
 例えば「土器(どき)」とか作っている所で「1年」とか「10年」待っても、「ドローン」とか使い始めたりしないわけですね。

 社会科の「年表」とか見てても、昔の出来事同士の間には、「100年」とか「1万年」とかの間が空いていたりしますし。
 (多分それぞれの生活はあったのでしょうが、発明は少なかったと思われます。もちろん当時の記録が少ない、ということもあるでしょうが)

 おそらく今は、技術や知識など「積み重なったもの」がすでにあるので、次の発明にかかるまでのスピードが短くなっているのでしょう。
 すると、後の時代になるほど、「発明」は増えやすいことになるわけで。
 教科書の中の、その1年の「発明」についての「説明文」の量も増えるとも言えます。


 ということは言ってみれば、「1年(の発明などについての説明文)はどんどん長くなる」
 …なんてことが言えるのかもしれません。
 まあ毎年同じペースで発明できるわけではないので、あくまで傾向なんですが。


 発明の量がそのまま「1年の充実度」というわけではないですが、
 「何か新しいことないなあ」とか「1年があっという間に過ぎる」と感じる方は、
 この1年で何があったかを書いてみたり、昔と比べてみてもいいかもしれませんね。
 意外と「充実してる」と感じられる可能性もあるかも?



 まあそんな感じで~。



 関連用語:「文明(ぶんめい)」*3
 関連自作ゲーム:『好きなもの進化年表』*4



追記
 年表、あるいはグラフを書くとき、どういう「単位」を使うかは重要です。
 例えば「1年単位」にすると歴史を細かく見れるかもしれませんが、
 あまり変化のない時代を扱う時は、なんか内容の薄い部分が多くできてしまうかもしれません。
 逆に「1万年単位」とかだと、人類のざっとした歴史などを知るにはいいですが、
 最近の年ごとの変化などは、うまく捉えられそうにないですね。
 そのため自分が「どういったものを見たいのか?」ということが、年表やグラフづくりでも大事になってきます。

 数学で言うと「概数(がいすう)」とか「四捨五入」、マクロやミクロ、
 理科で言うと「顕微鏡(けんびきょう)」の「レンズ倍率*5」などに関係する話と言えるかもしれません。


追記2
 もちろん過去記事で紹介したように、「古い時代でしか作れなかったもの」というものもあります。
 「ロストテクノロジー*6というやつですね。


benkyoumemo.hatenablog.com

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