のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

1/12 歴史:彼は「魔王(まおう)」の銃の師匠!? ~信長の師匠、「橋本一巴(はしもと・いっぱ)」の話~

 歴史の話ー。

 若干アレなタイトルですが、ファンタジーのネタではありません。
 魔王*1とは「織田信長(おだ・のぶなが)」*2のことですね。
 信長は自分で「第六天魔王(だいろくてんまおう)」と名乗ったので。


 そんな訳で、織田信長の銃の師匠とされる人物、「橋本一巴(はしもと・いっぱ)」の話を。



 前置き。

 過去記事ですでに「織田信長(おだのぶなが)」や「桶狭間の戦い」については書きましたが、
 調べものをしていたら「織田信長(おだのぶなが)」の火縄銃(ひなわじゅう)*3の師匠、という人物を見つけまして。
 それは橋本一巴(はしもと・いっぱ)」という人物です。


 Wikipediaによれば、16~18歳の時の信長には、何人か「師匠(ししょう)」がいたらしいのですが
 火縄銃の扱いについてはこの「橋本一巴(はしもと・いっぱ)」という人物が師匠になったようです。
 (『信長公記』(しんちょうこうき)という、信長について資料の中に書いてあったようです。)


 ところで信長と「鉄砲」というと、「三段撃ち」で有名な「長篠の戦い」(1575年)を思い浮かべますが、
 Wikipediaによれば、ここで「桶狭間の戦い*4(1560年)ですでに、織田信長によって「鉄砲」が使われていたようですね。
 またこれが(日本において)戦力として初めて「鉄砲」が使われた例であると。


 ちなみに年表にして確認してみると

1534年:信長が生まれた
1542年:鉄砲が種子島に伝来 (信長は約8歳)。
1550-52年:信長が16~18歳、このときに火縄銃の扱いを習った?
1560年:「桶狭間の戦い」  (信長は26歳くらい)


 って感じですかね。
 信長誕生の8年後に鉄砲が来て、その8~10年後くらいに「橋本一巴」を師匠としている感じです。
 で、やはりその8~10年後くらいに「桶狭間の戦い」がある、と。
 なんか奇妙な感じもしますね。
 あと当時のタイムスパンは分かりませんが、当時の最新武器なのでかなり導入が早い気もします。



 教科書などにはあまり「橋本一巴」の名前は出てきませんが、
 信長が「桶狭間の戦い」で勝てた要因に「鉄砲」があったとすると、
 そこに「橋本一巴」がいるかいないかだけで、歴史が大きく変わりうる…なんてことがあるのかもしれません。



 まあそんな感じで~。



 関連用語:「硝石(しょうせき)」*5
 関連人名:「今川義元(いまがわ・よしもと)」



追記
 ちなみに日本で初めて鉄砲を作ったのは「近江国」の「国友村(くにともむら)」というところのようです。
 Wikipediaによれば、1544年、室町幕府将軍「足利義晴(あしかが・よしはる)」が管領細川晴元(ほそかわ・はるもと)」に命じて鉄砲製作を依頼したと。
 で、「国友善兵衛(くにとも・ぜんべえ)」という人物によって2挺の鉄砲が献上されたと。
 これによって「国友」は以後、鉄砲の産地として盛え、有名になります。
 (具体的には高校の「日本史」の用語集に載るくらい有名になります。重要)
 そして「桶狭間の戦い」で国友製の鉄砲が織田信長により初めて戦力として使用された、という流れのようです。
 また「長篠の戦い」でも国友の量産鉄砲が使用されたようです。当時は鉄砲を作れるところは多くはないので、「国友」はとても重要な場所であり、現代で言うとこの「大手メーカー」みたいな感じだっただろうと思われます。鉄砲と言えば国友、みたいな。




◆用語集
橋本一巴(はしもと・いっぱ):
 信長に火縄銃の扱いを教えたとされる人物。
 Wikipediaによれば、永禄元年(1558年)の「浮野(うきの)の戦い」において弓の達人「林弥七郎(はやし・やしちろう)」と相打ちになったらしい。この戦いの様子は愛知県・稲沢市の昔話「鉄砲の名人と弓の達人」に残っているようだ。
 関連人名:「雑賀孫市(さいか・まごいち)」*6、「国友一貫斎(くにとも・いっかんさい)」


・『信長公記』(しんちょうこうき):
 織田信長についての「一代記(いちだいき)」。つまり信長について書かれた書物。
 著者は信長に仕えていた「太田牛一(おおた・ぎゅういち)」という人物らしい。


太田牛一(おおた・ぎゅういち):1527 -1613。
 戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、官僚。
 上記の『信長公記』の著者。


足利義晴(あしかが・よしはる):1511 - 1550。
 室町幕府第12代将軍。
 鉄砲の製作を、管領細川晴元(ほそかわ・はるもと)」に依頼した人物でもある。
 この人が「鉄砲なんてダメだ!」と言っていたら、それはそれで大きく歴史が変わっていたかもしれない。
 関連人名:「足利義輝(あしかが・よしてる)」(第13代)*7


細川晴元(ほそかわ・はるもと):1514 - 1563。
 室町時代後期(戦国時代)の武将・戦国大名
 Wikipediaによれば「武田信玄(たけだ・しんげん)」や、本願寺の「顕如(けんにょ)」*8の義兄に当たる人物でもあるらしい。
 また武将の「長宗我部元親(ちょうそかべ・もとちか)」はの「元」の字は、「細川晴元」からもらった字(「諱(いみな)」)であるらしい。与えたらしい。



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*1:「魔王(まおう)」については 1/27 英語:翻訳(ほんやく)を利用して魔王(まおう)を女子にする、だと…!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:織田信長(おだ・のぶなが)」については 2/4 社会:魔王軍経営ゲーム/指示をください、魔王さま! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「火縄銃(ひなわじゅう)」や「長篠の戦い」については 9/20 歴史:土地をぐるぐる三段撃ちする!? ~三圃制(さんぽせい)と三段撃ち~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:桶狭間の戦い」や「今川義元(いまがわ・よしもと)」については 9/30 歴史:バックグラウンド・ストーリー! ~カードゲーム、そして偉人の背負うスト-リ―~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:鉄砲に関係する「硝石(しょうせき)」については 12/25 理科:元素記号1~18 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:戦国時代の銃の名手「雑賀孫市(さいか・まごいち)」や「国友一貫斎(くにとも・いっかんさい)」については 1/4 歴史:「雑賀孫市(さいか・まごいち)」はいっぱいいますか? ~記録の混乱と、「襲名(しゅうめい)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:室町幕府第13代将軍「足利義輝(あしかが・よしてる)」については 1/10 歴史+ゲーム:戦国時代の「剣豪(けんごう)」の流れメモ(仮) ~ゲーム『のぶニャがの野望』より~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:顕如(けんにょ)」については 11/19 美+歴:「死(し)」を思う態度 ~ヴァニタス、ニヒリズム、そして一休さん~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。