のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/25 英+社:クリスマスの「キャロル」と「カロライナ」(州)の話! ~「carol」と「Carolina」~

 英語+社会の話ー。
 ネタバレすると直接関係はないっぽいのですが、スペルはかなり似てます。


 今日は「クリスマス」*1ということで、
 クリスマスによく聞く「キャロル(carol)/聖歌(せいか)*2」と、
 名前が似ているアメリ*3の「カロライナ(Carolina)」(州)の話を。



 前置き。
 昨日、音楽の放送で「キャロル」という歌*4を聞いて、
 ふと名前が似てる「カロライナ州」との関係が気になったので調べてみました。


 まず「キャロル(carol)」というのは歌の一種ですね。
 いわゆる「聖歌(せいか)」や「賛美歌(さんびか)」と言われるものです。
 特にクリスマスのものはクリスマス・キャロルなんて言われたりしますね。
 内容としては『聖しこの夜(きよしこのよる)』、『荒野の果てに』、『もみの木』、『もろびとこぞりて』などの曲があるようです。


 で、この「キャロル(carol)」に似た名前の州がアメリカにあったりします。
 ノースカロライナ州」や「サウスカロライナ州という州ですね。
 (英語だと「State of North Carolina」と「State of South Carolina」。「北(north)」と「南(south)」のカロライナってことですね)


 「carol」と「Carolina」、似てるし何か関係が?と思って調べてみたのですが…。

 Wikipediaによれば2州の元になったものに、
 昔の「カロライナ植民地(Province of Carolina)」というのがあったようです。
 で、そこの名前は当時のイギリス国王の父「チャールズ1世(Charles I)」を称えてつけられたのだとか。

 なので、それらは「キャロル(carol)」には関係がありませんでした。
 ただ「チャールズ1世(Charles I)」を称えてつけたのなら、何故「Charolina」でなかったのかは不明です。
 また独自のルールがあるのかもしれません。要追加調査ですね。



 まあ今回の調査は空ぶりっぽいですが、
 「キャロル」や「カロライナ」の由来については知らなかったので、勉強になった感もあります。


 皆様の英語のテストで「カロライナ(Carolina)」が出てくるかは不明ですが。
 途中までのスペルは「キャロル(carol)」と同じなので、
 (もし出たら)「キャロル」をヒントにしてみるのもいいかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。




追記
 ちなみに「Carolina」は「キャロライナ」とも言うようです。
 なのでもし「カロライナのキャロル」というものがあったら、
 「Carol of Carolina(キャロル・オブ・キャロライナ)」となって、スペル的にも発音的にもちょっと面白いですね。


追記2
 ちなみに「カロライナ」の名前が付くものがいくつかあります。
 「カロライナジャスミン」や「キャロライナ・リーパー」などですね。
 この「キャロライナ・リーパー」は唐辛子で、2013年ごろには「世界一辛い唐辛子」に認定されたそうです。
 その後ギネスは更新されたようですが、とても辛そうですね。


追記3
 ちなみに冒頭で聞いた「キャロル」の話ですが。
 筆者はその音楽を聴いて「これは(現代ホラー)『クトゥルフ神話』関係の、『旧支配者のキャロル』では…!?」と思ったのですが、
 調べてみると元になった曲の『鐘のキャロル』(キャロル・オブ・ザ・ベル)というのがあるので、聞いたのはそちらっぽいです。
 ていうか『旧支配者のキャロル』の方が替え歌のようです。筆者はそちらから知ったので気づきませんでした。
 ごめんよ鐘のキャロル。


追記4
 ちなみに「キャロル」が名前に使われる場合もあります。
 例えば『不思議の国のアリス』の作者としても有名な「ルイス・キャロル」(チャールズ・ドジソン)という方もおられますね。
 また女性の名前で「キャロライン(Caroline)」というものもあります。
 あと「キャロル」自体が名前として使われることもあるようです。
 例えばゲーム『ARMORED CORE V』には「キャロル・ドーリー」さんというキャラクターがいたりしました。



◆用語集(※人名等、敬称略)
・キャロル(carol)【歌】:
 今では聖歌(せいか)や賛美歌(さんびか)などを指すことが多い。
 ちなみにWikipediaによれば、元々は踊りのための民謡(みんよう)だったとのこと。


・「クリスマス・キャロル」【歌、種類】:
 クリスマスのキャロル。
 ちなみに同名の小説もあり、それを元にしてディズニーが映像作品を作っていたりする。


・『クリスマス・キャロル』【小説】:
 イギリスの小説家「チャールズ・ディケンズ」の小説。
 登場人物の「スクルージ」は有名な印象。


・『聖しこの夜(きよしこのよる)』【楽曲】:
 有名なクリスマス・キャロル
 筆者は以前タイトルについて「『きよし』って誰だ…?」と思っていたが、そういう意味ではなかった。
 「清い」を「清い(きよい)」と読むように、「聖し(きよし)」ということである。
 ちなみに関係ないが、ネット上には「その女誰よ」とか「誰よその女」というネタが複数あったりする。
 だからこの場合は「そのきよし誰よ!」ということになるのかもしれない


・『もろびとこぞりて』:
 ひらがなで書いてしまうと分かりにくいが、文章としては「諸人(もろびと)*5挙(こぞ)りて」という意味だと思われる
 すごいざっくり言うと「みんな集まれー!」みたいな感じか。


・『旧支配者のキャロル』【楽曲・替え歌】:
 下記の曲『キャロル・オブ・ザ・ベル』の替え歌。
 内容は現代ホラーである『クトゥルフ神話』に関係するものとなっている。
 ちょっと怖い内容なので注意。


・『キャロル・オブ・ザ・ベル』(鐘のキャロル)【楽曲】:
 Wikipediaによればウクライナ*6の司祭であった「ミコラ・レオントヴィチ」によって1914年に作曲された楽曲、とのこと。
 ただし曲自体はウクライナ民謡である「シュチェドルィック」を基にしているらしい。
 その後、1936年にウクライナ人作曲家「ピーター・J・ウィルウフスキー」によって歌詞が作詞された。
 有名なクリスマス・キャロルであり、映画『ホーム・アローン』でも使用されたりしたらしい。


・『ホーム・アローン』【映画】:
 1990年のアメリカのコメディ映画。
 家族に置いて行かれた少年が、家の中の色んなものを使って強盗を撃退しようとする話。
 トラップの仕掛け方やコンボが見事。
 ちなみにトラップを仕掛けて敵を撃退するゲームに『刻命館』シリーズ、または『影牢』シリーズと言われるようなものが存在する(※内容はエグいので注意)のだが、筆者は映画『ホーム・アローン』を思い出すたびにこのゲームも思い出す。


ノースカロライナ州
 アメリカの州の一つ。
 ちなみに軍艦の「ノースカロライナ」というものも存在する。


ノースカロライナ【軍艦】:
 アメリカの軍艦。
 ゲーム『アズールレーン』にも(女性化して)出たりしているようだ。


サウスカロライナ州
 アメリカの州の一つ。
 ちなみに軍艦の「サウスカロライナ」というものも存在する。
 関連地名:「コロンビア」*7


・「ルイス・キャロルLewis Carroll )」(チャールズ・ドジソン): 1832 - 1898。
 イギリスの数学者、写真家、作家。
 「ルイス・キャロル」はペンネームであり、本名は「チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン (Charles Lutwidge Dodgson)」。
 『不思議の国のアリス』などの作者として有名。
 Wikipediaによれば後の作家「ルイス・ボルヘス」らにも影響を与えたらしい。
 ちなみに話はズレるが、にじさんじバーチャルライバーには「ルイス・キャミー」という名前の方もおられる。名前がかなり似ている。


・『不思議の国のアリス』【童話・物語】:
 「ルイス・キャロル」の名前で書かれた児童小説。
 作中・または関連作品に出てくる「ジャバウォック」や「バンダースナッチ」などの怪物の名前も有名。
 ちなみにマンガ『ARMS』でこの作品中の名前がよく出てきたりする。
 関連用語:「シェイプシフター」*8、「マザー・グース*9、「ナーサリー・ライム」
 関連ゲーム:『SINoALICE(シノアリス)』*10
 関連人名等:「物述有栖(もののべ・ありす)」*11


・「ホルヘ・ルイス・ボルヘス」:
 アルゼンチン出身の作家、小説家、詩人。
 Wikipediaによれば本名は「ホルヘ・フランシスコ・イシドロ・ルイス・ボルヘス・アセベード(Jorge Francisco Isidoro Luis Borges Acevedo)」らしい。
 また20世紀後半の「ポストモダン文学」に大きな影響を与えたのだとか。
 著書は色々あるが、筆者としては『幻獣辞典(げんじゅうじてん)』のイメージが強い。


・『幻獣辞典(げんじゅうじてん)』【書籍】:
 Wikipediaによれば「ホルヘ・ルイス・ボルヘス」と「マルガリータ・ゲレロ」の共著による文学作品、とのこと。
 色んな神話などの怪物(かいぶつ)や幻獣(げんじゅう)について書かれており、例えば「ア・バオ・ア・クゥー」、「カーバンクル」、「バルトアンデルス」、「ペリュトン」など、ゲームやアニメで結構出てくる名前の怪物についても書かれていたりするようだ。
 関連作品:『博物誌(はくぶつし)』*12、『迷宮都市のアンティークショップ』*13


・「ア・バオ・ア・クゥー」【伝説の生物】、
 伝説の生物。
 「勝利の塔」という塔に住んでいるといわれる。
 ちなみにアニメ『機動戦士ガンダム 』シリーズには、この名前を持つ宇宙要塞(うちゅうようさい)があったようだ。


カーバンクル【伝説の生物】:
 伝説の生物。
 リスのような姿をしているといわれる。
 ゲーム『ぷよぷよ』や『ファイナルファンタジー』シリーズなどに出演していることでも有名。
 関連用語:「巴術士(はじゅつし)」*14FF14


バルトアンデルス【伝説・架空】:
 架空の生き物。
 いろんな動物が混ざったもの、あるいは変化の術が巧みなものとして描かれるようだ。
 Wikipediaによれば、元になったのはギリシャ神話の「プロテウス」という神様らしい。
 ゲームやマンガにその名前が出ることも多い。例えばマンガ『うしおととら』、ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズ、『カルドセプト*15シリーズなど。
 そしてゲーム『Fate/Grand Order』でこの名前を聞いたことがある方もいるかもしれない。


・ペリュトン【伝説の生物】:
Wikipediaによれば、アトランティス大陸*16に棲んでいたとされる怪鳥(かいちょう)の一種。
 本来の影を失っており、それを取り戻すために人間を殺しにかかってくるらしい。超迷惑。
 ちなみにカードゲーム『遊戯王』には《陽炎獣 ペリュトン》というモンスターカードがあったりする。


・「ルイス・キャミー」【バーチャル】:
 「にじさんじ」所属のバーチャルライバーバーチャルYoutuberのような存在)の方。
 怪盗(かいとう)*17をしておられるらしい。
 外見からクールな感じも受けるが、動画を拝見するに、お声の感じは優しい。
 関連人名等:「魔使マオ(まつかい・マオ)」【同期】*18、「シェリン・バーガンディ」*19、「フミ」*20


・「キャロル・ドーリー」【ACV】:
 ゲーム『ARMORED CORE V』の登場キャラクター。
 「企業(きぎょう)」と呼ばれる組織に属する。
 仲間的な存在に「主任(しゅにん)」がいる。
 担当声優は「たかはし智秋」さん。


・主任(しゅにん)【ACV】:
 ゲーム『ARMORED CORE V』の登場キャラクター。
 テンションが高く、はじけた感じのセリフが特徴的。
 担当声優は「藤原啓治(ふじわら・けいじ)」さん。
 関連人名等:「財団(ざいだん)」*21【ACVD】



藤原啓治(ふじわら・けいじ):
 男性声優さん。
 上記の「主任」の担当。
 また『クレヨンしんちゃん』の「野原ひろし」の声の担当であり、
 他にも『鋼の錬金術師』の「マース・ヒューズ」、『進撃の巨人』の「ハンネス」、『ジョジョの奇妙な冒険』の「エシディシ
 ゲーム『グランブルーファンタジー*22の「オイゲン」の声などを担当しておられる。
 関連楽曲:『三羽烏漢唄(さんばがらすおとこうた)』【グラブル*23







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*1:「クリスマス」については 11/20 英+歴:クリスマス/「Christmas」と「Xmas」の話 ~イエスと十字架~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「聖歌(せいか)」や「賛美歌(さんびか)」については 12/7 英語:「クリスマス」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:アメリカ」や「イギリス」については 6/11 地理:テストによく出る国名・都市名!?(仮) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「歌(うた)」については 6/22 英+音:「音楽(おんがく)」関係の英単語7つ! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「諸人(もろびと)」については 6/10 国+数:「2人」は「3人以上」ですか? ~「両人(りょうにん)/2人の人」、「諸人(もろびと)/多くの人」、「諸(もろ)/両」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:ウクライナ」については 12/28 地理:それぞれの「経度(けいど)」に近い都市メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:サウスカロライナ州にもある地名「コロンビア」については 9/21 歴+英:その住んでる国を「擬人化(ぎじんか)」する!? ~擬人化存在「コロンビア」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:自由に姿を変える存在「シェイプシフター」については 9/7 英語:色んな「shift(シフト)」の話! ~バイトの「シフト」、「タイムシフト」、「パラダイムシフト」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:マザー・グース」や「ナーサリー・ライム」については 1/28 国語+音楽:ライムとリズムと短歌(たんか)とラップ! ~韻(いん)、そして昔からの流れを踏む~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:ゲーム『SINoALICE(シノアリス)』については 8/8 ゲーム+社:色々気になった言葉メモ(ゲーム+歴史) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:にじさんじ所属のバーチャルライバー「物述有栖(もののべ・ありす)」さんについては 3/30 社会:「バーチャルYoutuber」の方たちの名前メモ(個人的) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:色んな怪物についても載っているプリニウスの『博物誌(はくぶつし)』については 2/21 学習:手持ちの本をつなげるゲーム! ~ブックリンカ―~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:『幻獣辞典』らしきものが作中に出てくるライトノベル『迷宮都市のアンティークショップ』については 12/16 英語:鑑定(かんてい)だー!単語をよこせ! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*14:「巴術士(はじゅつし)」については 5/9 中+英:「バス(bus)」の中国語訳についてのメモ =「巴士」、「公共汽车」、「公交车」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*15:ゲーム『カルドセプト』シリーズについては 11/14 歴+英:「関所(せきしょ)」は何を「チェック」しますか? ~「barrier(バリア)」と「checkpoint(チェックポイント)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*16:古代の「アトランティス大陸」については 4/3 歴+ゲーム他:「赤(あか)」だったり「青(あお)」だったりする「金属(きんぞく)」!? ~伝説の金属「ヒヒイロカネ」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*17:「怪盗(かいとう)」については 1/17 英+ゲーム他:「怪盗(かいとう)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*18:にじさんじ所属のバーチャルライバー「魔使マオ(まつかい・マオ)」さんについては 7/29 英語:「serve」/サーブ(serve)、サーバー(server)、サーヴァント(servant)! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*19:にじさんじ所属のバーチャルライバーシェリン・バーガンディ」さんについては 1/27 数学:方程式2/犯人を追い詰めろ! ~数学迷宮入り未遂事件~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*20:にじさんじ所属のバーチャルライバー「フミ」さんについては 2/12 英語:携帯電話(けいたいでんわ)は「素早い」電話!? ~「mobile(モバイル)」と「機動力」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*21:ゲーム『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』の登場人物「財団(ざいだん)」については 2/6 学習:調べもの/目次(もくじ)に隠された楽しみ~栽培(さいばい)・サイバー・バナナ帝国~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*22:グランブルーファンタジー』については 5/15 理+英:食物連鎖(しょくもつれんさ)/植物(しょくぶつ)さんはプロデューサーだった!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*23:ゲームグランブルーファンタジーの楽曲・『三羽烏漢唄(さんばがらすおとこうた)』については 4/16 音楽:音楽メモ(『グラブル』曲) - のっぽさんの勉強メモ を参照。