英語+理科の話ー。
実際はアサリやシジミはハマグリではないのですが、詳細は下記参照。
貝(かい)の「アサリ」や「シジミ」と、
英語の「clam(クラム)」などについての話です。
遅くなってしまったので簡単に。
(※過去記事の一部と重複、というか延長して調べたところがあります)
前置き。
この前見たテレビで、スープの「クラムチャウダー」を作っていたのですが。
その時に貝の「アサリ」を使っていたので、
それで「アサリ」や「クラム」について少し調べてみました。
※
改めて、「アサリ(浅蜊)」は貝の一種ですね。
おみそ汁などにも入っていたりします。
英語では手元の和英辞書では「asari clam(アサリ・クラム)」、
Wikipediaによれば「Japanese littleneck(ジャパニーズ・リトルネック)」、 「Manila clam(マニラ・クラム)」となっておりました。
で、似た貝として「シジミ(蜆)」もあります。
これの英訳は和英辞典では「sijimi clam(シジミ・クラム)」となっておりました。
ただネット上を見ると、もっと色々な呼び名もあるようです。
こうしてみると、「アサリ」や「シジミ」には「clam(クラム)」という語が入っていることがありますね。
この「clam(クラム)」には貝の「ハマグリ(蛤)」という意味もあるので、
「アサリもシジミもハマグリなのか?」という気分になるかもですが
以前の記事で書いたように、「clam」は「二枚貝(にまいがい)」全体を指すことだったりします。
なので別にアサリやシジミがハマグリである、ということにはならないと。
※
まあ日本語では「アサリ」、「シジミ」、「ハマグリ」はそれぞれ別ですが。
それを英語にしたときには、ちょっと名前が似ていたりする、という感じですね。
例えばあなたが海外でレストランや魚屋に行ったとして。
メニューにただ「clam」という語を目にしても、
それは「ハマグリ」とは限らないかもしれません。
それは「ハマグリ」なのか「アサリ」なのか「シジミ」なのか、
それともあるいは他の「二枚貝」なのか?
…ということは、ちょっと注意した方がいいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・シジミ(蜆)【貝】:
似てる言葉:「しみじみ」*1
*1:「しみじみ」については 4/3 国+こころ他:「染み」と「染み染み」は違いますか? ~「しみ(染み)」と「しみじみ(染み染み)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。